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ロンドン交響楽団

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    ブリテン:ピアノ協奏曲/ヨルダンを渡ったジョンソン(ロンドン響/ヘッドフォード)

    ブリテンは、ピアニストとしても大変に優れた存在でしたが(リヒテルとのピアノ・デュオは有名)、ピアノ協奏曲は、彼のごく一部の有名作品以外と同様、演奏・録音の機会には恵まれていません。しかし20代半ばに、自身の腕前を発揮することを想定した作品だけあって、これ見よがしの名人芸はありませんが、ピアノ好きをうならせるような興味深いピアニズムを、随所で耳にすることができます。「ヨルダンを渡ったジョンソン」は劇のために書かれた機会音楽ですが、ナイトクラブの場面である「蜘蛛と蝿」の見事なダンス音楽などには、ブリテンの懐の深さを見る思いがします。コリンズ・レーベルの再発売盤です。(2005/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557197

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    ベスト・オブ・ブリテン

    ブリテンの音楽の魅力の一つはその多彩な表現と精緻な作曲語法でしょう。特に声楽の含まれた作品の見事さには思わず舌を巻く他ありません。それは、生涯の友であった歌手ビアーズとの愛の昇華とも言えるでしょうか。どの曲も愛と祈りに満ち溢れた、豊かな楽想が耳にのこります。もちろん、有名な「青少年のための音楽入門」のさわりも収録しています。(2008/08/06 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.556838

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    ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番、第2番/ベートーヴェン:ロマンス集/シュポア:ヴァイオリン協奏曲第8番(ハイフェッツ)(1951-1954)

    ブルッフのロマンティックな2曲の協奏曲を、ハイフェッツは完璧な技巧と絹のような美しい音色で表現します。1951年に録音された第1番は、彼の2つあるこの曲の録音の最初のもので、名指揮者サージェントと胸の熱くなるようなやりとりを聴かせてくれます。第2番とシュポアの協奏曲は同じ時期の録音で、ベートーヴェンとともに彼の唯一の記録となっています。息の長いメロディを抑制の効いた表現で端正に歌い上げています。(2011/11/16 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111371

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    プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番/束の間の幻影 Op. 22 (プロコフィエフ)(1932,1935)

    ピアノはもともと弦をハンマーで叩くことによって音を出す構造なのだから、打楽器として扱えばいい。プロコフィエフの提唱したこの理論は、まさに反ロマンティシズムの先鋒とでも言うものでした。胸のすくような推進力、当時としては斬新な不協和音、デジタル的リズム。これら新種のピアニズムを満たした作品を、プロコフィエフは苦労の跡も見せず、弾ききっています。しかし同時に小品に垣間見られる甘美なメロディーなどは19世紀的なアプローチで、とりわけ旋律線の絶妙な歌わせ方は、ピアニストとしての彼の力量の高さを物語っています。(2001/11/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110670

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    ブロッホ:交響曲 嬰ハ短調/海の詩(ロンドン響/アトラス)

    スイス出身のユダヤ人作曲家ブロッホ(1880-1959)と言えば「バール・シェム」や「ヘブライ組曲」などの民族色の濃い作品ばかりが思い起こされますが、このアルバムの2つの作品は、どちらかというとドイツ後期ロマン派、ブルックナー、マーラー、R.シュトラウスの伝統を汲むものです。それもそのはず、交響曲 嬰ハ短調は彼がドイツに留学していた20歳のころに書かれたもので、天才的な才能の萌芽と、後の深淵な思想が混在する力作であることは間違いありません。あのロマン・ロランが大絶賛したという素晴らしい作品です。もう1曲の「海の詩」はもともとピアノのために書かれた作品で、あのウォルト・ホイットマンの詩に触発されたものです。通常、ピアノのために書かれた版が演奏されますが、この作曲家自身による管弦楽版も、ドビュッシーの「海」と肩を並べる名作と言えるでしょう。刻々と表情を変える波、瞑想と静けさ、七色に光る水面…海からは驚くほど多くの表現が生まれます。イスラエル生まれの女性指揮者アトラスは、ブロッホのスコアを完全に再現し、その隠された魅力を顕わにします。(2013/10/23 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573241

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    ベートーヴェン:交響曲第1番、第2番/序曲「フィデリオ」/序曲「レオノーレ」第2番(ウィーン・フィル/ロンドン響/ワインガルトナー)(1935、1938)

    リストの元でピアノの薫陶を受け、ビューローの影響下で音楽家として歩み始めたワインガルトナーですが、ひとたび指揮者としてデビューするや、彼らと袂を分かつことになります。古典主義的な彼は「過剰」というものを嫌いました。中庸なテンポ・表現が重要であると主張しましたが、それはなによりも音楽が内在する自然な流れを取り戻そうと振るった、改革の鉈だったのでした。トスカニーニ、フルトヴェングラーと同じベートーヴェン作品を聴き比べた場合、ワインガルトナーの目指していたものが音楽として反映されていることがはっきりとわかることでしょう。(2003/01/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110856

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    ベートーヴェン:交響曲第1番、第4番/ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲(パブロ・カザルス管/カザルス)(1927、1929)

    既出のベートーヴェン"コリオラン序曲"(パブロ・カザルス:アンコールと編曲 2 8.110976に収録)と今回のアルバムで、カザルスの戦前の指揮活動の全貌が見渡せます。このブラームスは戦前後期のVICTOR黒レーベルのセットから復刻されました。オリジナルの録音は、最高のコピーですら最初からノイズが多く、バルセロナでの録音に至っては時々爆発のようなノイズが入っています。ロンドンの原盤にも全体に渡って高いレベルのチリチリ音が入っていたり、比較的ノイズが目立たないアメリカプレス盤でも満足のいく音質は得られませんでした。今回は最良のリマスターで彼の芸術をお届けいたします。(2007/11/14 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111262

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    ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」/序曲集(ウィーン・フィル/ワルター)(1930-1938)

    直観主義者にしてロマン主義指揮者の最後の一人であるワルター。過度の緊張や誇張を避け、同時に機械的な拍節打ちも遠ざけ、自然な流れと音楽を唄わせることに心を砕いた彼の演奏は、つねに生命の脈動を感じさせるものでした。このCDに収められた「田園」こそ、ベートーヴェンが歌い上げた自然の中に置かれた人間の魂の喜びを、もっとも高らかに歌い上げた録音に数えることが出来るでしょう。祭り上げられた巨人ではなく、鋭敏な感受性を持った一人間として楽聖の等身大の姿を描いた音楽、それこそワルターが意図したところかもしれません。(2006/03/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111032

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    ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番、第2番(シュナーベル/ロンドン響/ロンドン・フィル/サージェント)(1932、1935)

    19世紀ロマンティシズムの流れの中、リストと並び賞される名教師レシュテツキー門下に出現した異端児にして、知的なピアニストはベートーヴェンに魅入られ、後半生をその作品解釈と演奏にささげました。そのピアニストの名はシュナーベル。このCD〈特に2番の協奏曲の2楽章〉を聴くと、現代の演奏よりもロマンティックに聞こえるかもしれませんが、当時としては過剰な感傷や独善的な解釈を排した、革命的とも言えるものでした。現代につながる演奏史上の転換期の証拠ともいうべきCDです。(2001/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110638

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    ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」/チェロ・ソナタ第2番(シュナーベル/ロンドン響/サージェント/ピアティゴルスキー)(1932)

    アルトゥール・シュナーベル(1882~1951)はポーランド南部に生まれ、オーストリア、ドイツ、アメリカでの活動を経てスイスで亡くなったピアニストです。史上初のベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集、ピアノ協奏曲全集の録音を完成、戦前にはベートーヴェン弾きとして、絶対的な評価を得ました。この《皇帝》はその代表盤です。組み合わせはグレゴール・ピアティゴルスキー(1903~76)とのチェロ・ソナタの第二番。ピアティゴルスキーはロシア出身ですがベルリンで活動、両大戦間にはシュナーベル、カール・フレッシュと三重奏団を結成していました。(山崎浩太郎)(2001/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110640