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バイエルン放送交響楽団

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    ショスタコーヴィチ:交響曲第5番(バイエルン放送響/ヤンソンス)

    2014年4月から5月にかけて収録されたヤンソンスの指揮によるショスタコーヴィチの交響曲第5番。大成功を収めたミュンヘンでのこのコンサートの直後、ヤンソンスは同曲を携えアメリカ大陸ツアーに出発。ブエノスアイレスを皮切りに行われたコンサートは、各地で大絶賛されました。ショスタコーヴィチの交響曲第5番は、ヤンソンスにとって強い思い入れがある作品。彼が長く助手を務めたエフゲニー・ムラヴィンスキーの代役としてレニングラード・フィルの来日公演の指揮を担ったエピソードも知られています。「ショスタコーヴィチの音楽はますます世界中の人々を魅了し、聴き手の感情の最も深い部分にアピールしています。他には見られない実存する人間の感情と時代を超越した表現力は、心的外傷を伴う政治的な証人にもなります」とヤンソンスは語り、重ねて「ショスタコーヴィチは同時代の中で、最も誠実な作曲家の一人です」と称えるほど作曲家に対して共感を抱いていた彼らしい、熱い演奏が繰り広げられています。この演奏は、有名な1997年のウィーン・フィルハーモニーの演奏に比べると、全体的に、少しだけゆったりとしたテンポになっているのも興味深いところです。(2020/09/04 発売)

    レーベル名:BR-Klassik
    カタログ番号:900191

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    ショスタコーヴィチ:交響曲第6番/チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」(バイエルン放送響/ヤンソンス)

    奇しくも同じ「ロ短調」という調性が付された2つの「第6番」の交響曲。書かれた年代は、ショスタコーヴィチが1939年、チャイコフスキーが1893年と、46年もの開きがあるものの、どちらの作品もメロディは深淵であり、至る所にため息が聴かれる闇を纏ったものです。ショスタコーヴィチの6番には、標題は付けられていないものの、第1楽章は重く暗く、また曲の終結部のチェレスタは神秘的かつ不気味なもの。かのバーンスタインも、この曲とチャイコフスキーの悲愴との共通点に目を付けていたことが知られています。当時の不安な世界情勢を反映した楽章ですが、第2楽章と第3楽章のからっとした明るさには、当時のショスタコーヴィチの皮肉な感情が込められていると言えるでしょう。かたや、チャイコフスキーの交響曲における副題「悲愴」は作曲家自身によるもので、曲自体の雰囲気が良く捉えられています。ヤンソンスの指揮は、この2つの曲の関連性を見事に引き出しつつ、どちらも決して重苦しさを引き摺ることなく、バイエルン放送響の実力を極限まで使って、極めて壮快に、かつ推進力ある音楽を引きだしています。どちらの作品も第1楽章が聴きもので、これまでなかったかのような「鮮やかな暗さ」を堪能できる名演です。(2014/05/28 発売)

    レーベル名:BR-Klassik
    カタログ番号:900123

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    ショスタコーヴィチ:交響曲第7番「レニングラード」(バイエルン放送響/ヤンソンス)

    ショスタコーヴィチの交響曲第7番は、1942年3月29日のプラウダ紙上で「私は自分の第七交響曲を我々のファシズムに対する戦いと我々の宿命的勝利、そして我が故郷レニングラードに捧げる」とショスタコーヴィチが宣言したことにより「レニングラード」と呼ばれています。人々を鼓舞するかのような力強い主題、金管の咆哮、悲痛なアダージョ、勝利を宣言するかのようなフィナーレなど楽章は起伏に富み、指揮者、オーケストラの見せ場も多い名曲中の名曲です。今回、リリースされるこのアルバムは、2016年2月11日と12日にミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイクで録音されました。ヤンソンスの指揮は、この曲が書かれた“破滅的な時代”を鮮烈に描きだすと同時に、彼自身の深い共感も込めることで、作品に20世紀の最も重要な交響曲としての新たな命を吹き込んでいます。(2019/10/25 発売)

    レーベル名:BR-Klassik
    カタログ番号:900184

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    ショスタコーヴィチ:交響曲第8番(バイエルン放送響/ハイティンク)

    【バイエルン放送響創設75周年、ハイティンク生誕95周年。重厚なショスタコーヴィチ8番が初CD化!】2024年に創設75周年を迎えるバイエルン放送響のアーカイヴから貴重な初出音源が登場。オケよりも20歳先輩と言えるハイティンクは1958年にバイエルン放送響に初登場し、以後極めて長期にわたり共演を続けました。ここにリリースされるのは2006年9月に行われたショスタコーヴィチの第8番のライヴ。レパートリーの広いハイティンクにあってもショスタコーヴィチは特別な作曲家だったようで、西側の指揮者として初めてショスタコーヴィチの交響曲全集の録音を完成(Decca)させ、マーラーに通じる重層的かつ多面的な表現を秘めた交響曲作家としての真価を明かしました。その中でも第8番はコンサートでも定期的にとりあげていたようですが、CDとなると前述の全集に含まれている1982年のコンセルトヘボウ管とのものしかありません。当盤の楽章毎の演奏時間は26:08/6:39/6:59/9:09/15:52(total 64:47)と、コンセルトヘボウ盤の26:02/6:16/5:58/8:49/14:49(total 61:54)に比べると第2楽章以降は全般的に少し長めとなっています。近年ライヴ音源のCD化が進むハイティンクですが、ショスタコーヴィチに関しては同曲異演盤が極めて少ない状況なので、コンセルトヘボウ盤から24年後の解釈を聴ける当盤の意義は大きいものがあります。(2024/03/08 発売)

    レーベル名:BR-Klassik
    カタログ番号:900214

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    ショスタコーヴィチ:交響曲第10番(バイエルン放送響/ヤンソンス)

    「交響曲第7番」(900184)に続くマリス・ヤンソンスとバイエルン放送交響楽団によるショスタコーヴィチの交響曲リリース、今作は2010年にライヴ収録された「交響曲第10番」です。1948年に完成された「交響曲第9番」での軽妙な作風が元で「ジダーノフ批判」を受けたショスタコーヴィチ、スターリンとの関係を慮ってか、交響曲第10番を発表したのはスターリンの没後である1953年、前作から8年を経過してのことでした。1953年に一気に書き上げたという説もあるものの、ショスタコーヴィチ自身を示す「DSCH音形」が多用されていたり、他の作品と同じ旋律が現れたりするため、やはり完成が棚上げされていたのではと考えられています。様々な解釈が可能な交響曲ですが、ヤンソンスは、ショスタコーヴィチを「真面目で誠実な作曲家の一人」とみなしており、この作品においても、実在する人間の感情と暗黒政治へのトラウマをストレートに表現しています。オーケストラの機動力をフルに用いたパワフルな演奏もヤンソンスならではの聴きどころです。(2019/11/29 発売)

    レーベル名:BR-Klassik
    カタログ番号:900185

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    ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番/交響曲第9番(ブロンフマン/ロイビン/バイエルン放送響/ヤンソンス)

    2021年に発売された『マリス・ヤンソンス・エディション』(900200)からの分売。「ショスタコーヴィチの音楽に心を奪われ、心の一番奥深いところまで揺さぶられる人が世界中で増えている。ショスタコーヴィチの音楽は独特だ。それは政治がもたらした痛ましい時代の証言であると同時に、人間存在にかかわる根本的な感覚と経験が生み出す、時代を越えた表現となっている。私にとっては特に。」と語った名指揮者マリス・ヤンソンス。このアルバムには2011年と2012年に開催されたコンサートから、2曲のショスタコーヴィチ作品のライヴ録音が収録されています。ショスタコーヴィチの「ピアノ協奏曲第1番」は、正式には「ピアノとトランペット、弦楽合奏のための協奏曲」といい、トランペットにもソリストとしてのテクニックが要求される作品。ショスタコーヴィチは、歌劇《ムツェンスクのマクベス夫人》の完成からわずか数週間後の1933年夏にこの作品を書き上げており、26歳の若き作曲家の計り知れないほどの優れた才能が存分に感じられる逸品です。ピアノを卓越した技巧で知られるイェフィム・ブロンフマン、トランペットをNDRエルプ・フィル(旧名称ハンブルク北ドイツ放送交響楽団)の首席奏者を務め、現在もソリストとして活躍するベテラン、ハンネス・ロイビンが演奏、さまざまな風刺や引用なども含め、ヤンソンスの機敏な指揮が全体をまとめています。交響曲第9番は1945年11月3日にエフゲニー・ムラヴィンスキー指揮、レニングラード・フィルハーモニー交響楽団によって初演された「戦争三部作」の最後の作品。勝利の交響曲と期待されましたが、実際には風刺と皮肉に満ちており、この軽妙な作品はベートーヴェンの第九のような作品を求めていた政府関係者の意向に沿うことはありませんでした。ヤンソンスは機知と皮肉に満ちたこの作品をスタイリッシュに仕上げています。(2022/03/11 発売)

    レーベル名:BR-Klassik
    カタログ番号:900202

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    スーク:アスラエル交響曲(バイエルン放送響/フルシャ)

    チェコの気鋭指揮者ヤクブ・フルシャが振る、ヨーゼフ・スークの代表作「アスラエル」!ドヴォルザークの娘婿で、才能ある弟子でもあった作曲家ヨーゼフ・スーク。彼は義父ドヴォルザークやブラームスの作風を継承しながら、後期ロマン派特有の半音階的な和声を作品に導入し、個性的で複雑な様式を生み出した人として評価されています。この交響曲「アスラエル」は1906年に完成されたスーク2番目の交響曲で、作曲の動機となったのは、1904年、彼が敬愛していた義父ドヴォルザークがこの世を去った上、その翌年には最愛の妻オティリエも亡くすという悲劇でした。しかし、彼はその悲しみを克服するためにこの交響曲「アスラエル」(死を司る天使の名)を作曲、自身の心境を描き出したこの交響曲は彼の代表作の一つになりました。演奏機会は少なかったものの、最近、録音や演奏会が続き、この悲しくも美しい作品が多くの人に知られるようになりました。作品全体は大きく2つに分かれており、悲痛な叫びで始まる第1楽章、やるせない気持ちを慰めるかのような第2楽章、嘲笑的な第3楽章までが第1部。オティリエへの追悼である美しい第4楽章を経て、終楽章では苦しみを乗り越えた彼の姿が描かれています。スークの同郷である指揮者ヤクブ・フルシャはこの作品を最も得意としており、プラハ芸術アカデミーの卒業コンサートの演目でもこの曲を選択したほど。作品を完全に掌握した上で愛情と共感に満ちた表現を施した演奏は、スークの想いを聴き手に届けるにふさわしい風格を有しています。(2020/03/27 発売)

    レーベル名:BR-Klassik
    カタログ番号:900188

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    ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」/バレエ音楽「火の鳥」組曲(バイエルン放送響/ヤンソンス)

    マリス・ヤンソンス&バイエルン放送交響楽団 2018年日本ツアー
    (ピアノ:エフゲニー・キーシン)

    2018年11月22日(木) 東京芸術劇場 コンサートホール (東京都)
    マーラー:交響曲第7番『夜の歌』
    2018年11月23日(金・祝日) 兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール (兵庫県)
    マーラー:交響曲第7番 『夜の歌』
    2018年11月25日(日) ミューザ川崎シンフォニーホール (神奈川県)
                 ストラヴィンスキー:春の祭典/ドヴォルザーク:交響曲第7番ニ短調
    2018年11月26日(月) サントリーホール 大ホール (東京都) 
                 リスト:ピアノ協奏曲第1番変ホ長調/R・シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」
    2018年11月27日(火) サントリーホール 大ホール (東京都)
                 リスト:ピアノ協奏曲第1番変ホ長調/ストラヴィンスキー:春の祭典
    (2018/11/16 発売)

    レーベル名:BR-Klassik
    カタログ番号:900168

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    ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」/「春の祭典」(バイエルン放送響/マゼール)

    (2010/10/27 発売)

    レーベル名:BR-Klassik
    カタログ番号:900706

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    ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1947年版)/ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」(ラヴェル編)(バイエルン放送響/ヤンソンス)

    ロシアの良く知られた2つの傑作を1枚に収録した、ロシア音楽ファン垂涎の1枚の登場です。演奏するのはもちろんヤンソンス指揮のバイエルン放送交響楽団。ベートーヴェンやリヒャルト・シュトラウスも良いのですが、やはりヤンソンスの本領が発揮されるのはロシアの音楽なのではないでしょうか?以前リリースされたショスタコーヴィチとチャイコフスキーの「第6番」のアルバム(900123)や、そして最近発売された「スペードの女王」、EMIに録音されたショスタコーヴィチのいくつかの交響曲など、どれも背筋がぞくぞくするほどの素晴らしさでしたが、今回の「ペトルーシュカ」と「展覧会の絵」はカラフルな色彩と、激しい音響が交錯するオーケストラ好きにはたまらない曲であり、指揮者とオーケストラの能力がとことん試されるものでもあります。複雑なリズムを易々と処理し、的確なアプローチによるストラヴィンスキー、重厚な低音をふんだんに用いた迫力あるムソルグスキーと、これまでこの曲を数多く聴いてきた人でも満足できる素晴らしい演奏をお楽しみください。(2015/11/25 発売)

    レーベル名:BR-Klassik
    カタログ番号:900141