カステリャーノス, エベンシオ(1915-1984)
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冒頭から高らかに響き渡るファンファーレ!これを聴いて「おおっ」と思わない人はいないのでは。20世紀前半に活躍したベネズエラの作曲家、カステリャーノスの刺激的なこの作品「パカイリグアの聖なる十字架」は、人気のダンスのリズムやメロディーだけでなく、ベネズエラの中世のキャロルを引用するなど、まさに国家主義的なスタイルの音楽です。豊富なメロディ、厚みのあるハーモニー、そして見事な管弦楽法に彩られた曲は、ある意味、マーラーの第7番の終楽章の喧騒にも似た混沌たるエネルギーを感じさせてくれることでしょう。オリノコ川についての詩に触発されたという「セブンスターの川」、ベネズエラの流行歌や、マラカスなどを配した極めて楽しい「アビレーニャ組曲」も心地良い気分を誘います。とにかく気分良くなりたい人にうってつけの1枚です。(2012/02/15 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572681 |
名ギタリスト、ジョン・ウィリアムズは「ベネズエラでは“先住民族たちの伝統音楽”と“国を侵略したスペイン人の音楽”そして“ベネズエラに奴隷として持ち込まれたアフリカ人たちの音楽”、この3つが融合して独特の活気ある音楽が生まれた」と言いました。中でも、スペインの人々が持ち込んだビウエラは強い人気を誇り、そのままギターの人気にもつながっています。19世紀後半から20世紀中ごろにかけて、ベネズエラの作曲家たちは軽やかなリズムと民族的要素に彩られた、特色豊かな楽想を持つ数多くのギター音楽を作曲、これらは広く人気を博しました。1981年ベネズエラ生まれのギタリスト、ゴンザレスの共感溢れる演奏です。(2018/02/23 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573631 |
「人の一生」を舞曲に例え、振付師、パフォーマー、観客、それぞれの心を想像しながら演奏していくというピアニスト、エディス・ペーニャによるコンセプト・アルバム。1枚目のアルバムにはヘンデルから、ベートーヴェン、ショパンのワルツを並べストーリーを構築、2枚目のアルバムではスペインの作品を中心に、より一層彼女の心の深層に迫るという内容。躍動的なリズムは聴き手の心を沸き立たせます。2016年の「ラテン・グラミー賞」ベスト・クラシック部門にノミネートされた注目盤!(2020/02/21 発売)
レーベル名 | :IBS Classical |
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カタログ番号 | :IBS-42016 |