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ムリニエ, エティエンヌ(1599-1676)

Search results:4 件 見つかりました。

  • 『エール・ド・クール』[2CD+BOOK]

    (2019/09/27 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA462

  • 『頼もしき名手』 ~ ルイ13世と、17世紀前半のフランス・クラヴサン音楽

    【クープラン一族以前の、フランス鍵盤芸術のルーツを解き明かす本場直送の好企画】太陽王ルイ14世がフランス王として君臨した17世紀後半、その文化政策でリュリやマレなど才能ある作曲家たちが活躍し、国際的に注目されたフランス様式の音楽が花開いたことは広く知られていますが、その発展は「無」から生まれたわけではありません。フランスの宮廷文化は先代のルイ13世の時代に新たな躍進を遂げていたのです。音楽面では、王室に弦楽合奏団「王の24のヴァイオリン」を創設させたのもルイ13世ですし、それまでリュートとオルガンが圧倒的に重要だった独奏器楽の世界にクラヴサンが参入、前二者の音楽様式を模倣しながら発展し始めたのもこの時期。その背景として、ルイ13世が自らクラヴサンを愛奏し、王室に楽器を置いていたことは見逃せません。近年フランス古楽界で通奏低音奏者として広範な活躍をみせているアルノー・ド・パスクアルがここで紹介するのは、そうした音楽文化振興者でもあった「頼れる名手」ルイ13世時代の作例を中心としたフランス・クラヴサン音楽の数々。声楽曲のアレンジのほか、リュート曲・オルガン曲の翻案も巧みで、同時代のイタリア初期バロックや英国の末期ルネサンスとも趣きがやや異なる、フランス特有の洗練のありようをつぶさに確かめられます。ルイ13世も一部作曲に加わったという、その治世下で演奏された宮廷舞踏のための合奏音楽は、後世の採譜をもとに演奏者ド・パスクアル自身が当時流に編曲。16世紀生まれのルジュヌやボエセーの歌曲の編曲からシャンボニエールやルイ・クープランの独奏曲に至るまで、広く知られたクラヴサン楽派の「前史」を、フランス式の楽器が発展する前であるこの時代に重宝されていたイタリア型やフランドル型のチェンバロを使った精妙な演奏でお楽しみ下さい。(2021/09/24 発売)

    レーベル名:Château de Versailles Spectacles
    カタログ番号:CVS047

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    スペインとラテンアメリカからの流浪と情熱の歌(ヤニフ・ドール)

    このアルバムの主人公は、迫害され故郷を追われた少数民族セファルディ…15世紀前後、スペイン、ポルトガル周辺に定住したユダヤ人たち…です。彼らは放浪しながらも、伝統を棄てることなく独自の音楽、文化を伝承しながら、定住先の地域に溶け込んでいきました。そんなセファルディの歌に込められた愛、喜び、哀しみの表出は、賑やかさの中にもどこか哀愁漂う美しいものばかり。自らもセファルディの血をひくヤニフ・ドールの声は、どんな境遇にあってもたくましく生きていく人間の強さを思い起こさせるものです。(2016/07/27 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573566

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    ラ・フォンテーヌの「寓話」とフランス・バロックの宮廷音楽(シャピュイ/ペトー/トゥルネ)

    【演技力豊かな朗読はまるで音楽。17世紀のサロンを思わせる、フランス最前線の名手たちによる小編成音楽】バッハの声楽曲やラモーのオペラなど大がかりなプロジェクトを次々と成功させ、彗星のごとく登場した当時からインパクトのあった存在感に、近年ますます輝きが増しつつあるフランス新世代の古楽指揮者ヴァランタン・トゥルネ。ヴィオール(ガンバ)の演奏家でもある彼は自ら指揮するラ・シャペル・アルモニークで、大規模作品での評判に安んじることなく、自身も楽器を手に取って小編成の注目すべきプログラムも提案しつづけています。その最先端でライヴ録音されたこのアルバムは、劇作家モリエールやラシーヌ、大画家ルブランやミニャール、音楽家リュリやシャンボニエールらと同じように、ルイ14世の宮廷を虜にした詩人ラ・フォンテーヌ(1621-1695)の名高い『寓話』がテーマ。日本でも良く知られている「蟻とキリギリス(蟻とセミ)」や「牛より大きくなりたがる蛙」などの詩を、バロック歌手でもあるティエリー・ペトーが数トラックごとに演技力たっぷり明瞭な朗読で詠み上げています。これに関連する17~18世紀のフランス宮廷音楽が、声楽・器楽を織り交ぜ精妙な古楽器演奏で織り上げられてゆくのですが、通して聴いているとペトーの声の美しさと味わいもあり、さながら朗読も音楽の一部のよう。ライヴ収録で客席のほどよい笑い声も時折漏れ聴こえてくる中、さながら17世紀の機知に富んだフランス宮廷人たちのサロンに居合わせてしまったかのような臨場感を味わうことが出来ます。本場直送だからこそのこの気配、バロック・ファンならずとも虜になってしまうのではないでしょうか。思わずワインを開けたくなる1枚です。(2022/10/14 発売)

    レーベル名:B Records
    カタログ番号:LBM046