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イン, フィリップ

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    アメリカン・アンセム - ミュージック・オブ・サミュエル・バーバー・アンド・ハワード・ハンソン

    アメリカの精神を象徴するかのようなバーバーとハンソンの音楽集。バーバーは「アメリカの音楽」を書くことを目指していたわけではないのですが、結果的にその作品は「アメリカ」そのものの象徴として認識されています。なかでもあの有名な"弦楽のためのアダージョ"は、あのJ.F.Kの葬儀で用いられてからというものは、機会音楽としての役割も持たされ、合唱曲にも編曲されるなど、まさに「第2のアメリカ国歌」として認識している人も多いでしょう。この作品、もともとはこのアルバムに収録されている「弦楽四重奏曲 第1番」の第2楽章であり、彼の初期の作品で1935年にイタリアに留学している際に書かれたものだということは、あまり知られていないかもしれません。一方、ハンソンは好んで北欧文化を題材とした作品を書き「アメリカのシベリウス」の異名をとる人。指揮者としても素晴らしい才能を持ち、彼が設立した「イーストマン=ロチェスター交響楽団」は500名以上のアメリカ人作曲家の2000曲以上の作品を初演したことで評価を受けています。仮に、自身の作品がアメリカ的でないにせよ、この功績は讃えられることでしょう。ここでは彼の弦楽四重奏曲を収録。バーバーの作品と比較するのも一興です。(2013/06/19 発売)

    レーベル名:Dorian Sono Luminus
    カタログ番号:DSL-92166

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    シューマン/ベートーヴェン:チェロ四重奏のための編曲集(ベイリー/イン四重奏団)

    チェロ奏者と弦楽四重奏団の共演というと、大抵の人はボッケリーニの五重奏か、シューベルトのハ長調の弦楽五重奏曲を思い起こすことでしょう。しかしチェリスト、ズィル・ベイリーは既存の曲を編曲することで、新しいレパートリーを生み出すことに成功しました。このアルバムでもシューマンとベートーヴェンという意表をつく作品を取り上げ、納得の行く演奏を行っています。シューマンのチェロ協奏曲は作曲家であるフィリップ・ラッサーに助言を求めつつ、自身らで編曲を行うことで、シューマンの複雑な響きを余すことなくサイズダウン、緊密なアンサンブルを繰り広げています。かたやベートーヴェンの「クロイツェル」は1832年にアレンジされた(編曲者は不明)、いわばベートーヴェンと同時代の作品。こちらは原曲を拡大したもので、緊張が張り巡らされた原曲が幾分緩やかな曲調になっているところが面白いものです。(2016/09/21 発売)

    レーベル名:Dorian Sono Luminus
    カタログ番号:DSL-92204