Home > CD & DVD > Comporsers

 CD & DVD/BD



リルバーン, ダグラス(1915-2001)

Search results:5 件 見つかりました。

  • 詳細

    グレインジャー/ リルバーン:管弦楽小曲集(ティントナー・エディション 12)(シンフォニー・ノヴァ・スコシア・ティントナー)

    ティントナーの古典派からロマン派の演奏に慣れ親しんだ人には相当に意外な選曲ですが、作曲者の生没年をよくご覧ください。指揮者のそれと重なる部分の多さに気づかされます。つまりこれはティントナーの同時代の作曲家たちへのオマージュで、しかも聴いて楽しい20世紀音楽ばかりというのが、嬉しい限りではありませんか!ここでは最も有名なグレインジャーの郷愁、リルバーンの軽妙さ、ドライフースの可愛らしさとユーモア、アメリカとカナダの旋律を盛り込んだベンジャミンの底抜けの陽気さ、クルサードのピアノを効果的に使用したモダンな響き。「聴いて得した」感の非常に高いアルバムです。(2004/08/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557244

  • 詳細

    フォーカー:プロスペロ・ドリーミング/組曲/リルバーン:ギターのための小品/4つの歌(ヘルビッヒ)

    ニュージーランドで最初にクラシック・ギターへの関心が高まったのは 1950 年代の終わり頃。画家でもありギタリストでもあったR.バーン(1928-2007)が英国から移住しウェリントンでギターを教え始めた頃から人々はギターに対する大いなる憧憬を抱いたのです。バーンの影響はものすごかったのでリルバーン(1915-2001)やフォーカー(1928-2007)をはじめとする数人のニュージーランドの作曲家は彼に自作を捧げました。1960 年代にE.ビボービ(国際的名手、教師)もオークランドに定住。さらにこの国のギター界に活気がもたらされました。以降J.ブリームやこのアルバムの奏者G.ヘルビッヒもニュージーランドをとりわけ大切にしています。(2009/07/29 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572185

  • 詳細

    リルバーン:管弦楽作品集(ニュージーランド響/ジャッド)

    西欧生まれのクラシック音楽も、もはや世界の共通語。南半球の彼方、ニュージーランドにもすっかり根を下ろしています。リルバーンは、その美しき国土にインスピレーションを得た作品を多数遺しましたが(例えば、「アオテアロア」=マオリ語でニュージーランド北南島の意味、など)、そのいずれもが、雄大かつ爽やかな味わいを持っています。師匠のヴォーン・ウィリアムズや北欧系の作曲家を思わせる作風ともいえましょう。「行列のファンファーレ」は大学の式典を意識した機会音楽ですが、ブラームスの「大学祝典序曲」にも登場する学生歌「いざ楽しまん」が引用され、リルバーン版大学祝典序曲ともいえる、楽しい楽曲となっています。(2006/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557697

  • 詳細

    リルバーン:弦楽四重奏曲 ホ短調/幻想曲/カンツォネッタ/二重奏曲/弦楽三重奏曲(ニュージーランド弦楽四重奏団)

    ダグラス・リルバーン(1915-2001)はニュージーランドの現代作曲家です。創作の初期ではヨーロッパの後期ロマン派の作風に影響された音楽を書いていましたが、1950年代以降は、その作品に十二音音楽やセリエル音楽(十二音を更に発展させた形式で複雑なもの)を取り込み、1960年代以降は電子音楽を好んで作曲したという、興味深い人です。このアルバムには1940年代の作品が中心に収録されていて、比較的聴きやすい音楽という印象を受けるかもしれません。例えば「2台のヴァイオリンのための二重奏曲」は、民謡風であり、弦楽三重奏曲はシューベルトの影響を受けているとされています。「3つのカンツォネッタ」の第1番と第2番はシェークスピア劇のための音楽で、エリザベス朝の響きが回顧されています。第3番だけは書かれた時期が違いますが、こちらも郷愁にみちたゆるやかな音楽です。リルバーンが学生時代に書いた「幻想曲」はコンクールに参加するための作品で、中世イングランドの俗謡「西風」からの詩が添えれらた描写的な作品です。(2015/03/25 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573079

  • 詳細

    リルバーン:交響曲第1番、第2番、第3番(ニュージーランド響/ジャッド)

    クラシックの新興国だからといって侮るべからず! ニュージーランド生まれの交響曲と聞けば、ちょっと意表を突かれる感がありますが、リルバーンの交響曲はいずれも、透明感のある響きとさわやかな詩情に貫かれた、なかなかの佳品です。第3番はやや抽象的な内容を持ちますが、特に山々の風景に対するオマージュといわれる第1、2番は、雄大なメロディーとオーケストレーションが耳に大変快く、後期ロマン派や近代イギリス系あたりの交響曲ファンの方には、親しみが湧き易いかもしれません。ニュージーランド交響楽団の繰り広げる熱演も、この盤に一層の華を添えています。(2002/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555862