ムッファト, ゲオルク(1653-1704)
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(2014/03/26 発売)
レーベル名 | :Cedille |
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カタログ番号 | :CDRBOX1002 |
もともとはイタリア人であったリュリですが、フランスでの活躍を機に、ジョヴァンニ・バッティスタから「ジャン=バティスト」とフランス風の名前に変え、1661年には国籍も取得。ルイ14世の宮廷楽長としてフランスの貴族社会を席捲しました。彼はダンサーとしても優れた才能があり、やはり踊り手であったルイ14世としばしば同じ舞台に立つために、数多くのバレエ=バレ音楽を作曲し聴衆を魅了、王と密接な関係を保つとともに自身の発言力も強めていったのです。王の寵愛を一身に受けたリュリは自らのオーケストラを結成し、ヴェルサイユ宮殿で行われる舞踏会での演奏を行うなど、17世紀の宮廷音楽に大革命を起こしました。代表作の一つである《ロラン》はリュリが確立した「抒情悲劇」の1曲であり、初演時から高い人気を獲得するとともに、周辺の作曲家たちに強い影響を与えた作品です。このアルバムで聴くことのできるムッファトとマレの組曲からも影響は感じられます。バルトルト・クイケンは各々の曲の特徴を捉え、華やかな解釈を施しています。(2018/11/28 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573868 |
1960年チェコ生まれのオルガニスト、アレシュ・バールタ。度々来日するとともに、バッハ作品を始めとした多数のアルバムをリリース。日本でもお馴染みのオルガニストです。このアルバムはボヘミア中部の歴史的な街、ムニェルニークの聖ペーター&パウル大聖堂に収められた新しいオルガンでの演奏を収録した1枚。17世紀の歴史的楽器を複製したオルガンは、荘厳さと柔和さを併せ持つ響きで聴き手を魅了します。バールタはチェコの作曲家の作品に始まり、ムッファトやブクステフーデ、バッハ作品を自在に演奏、磨き抜かれた技巧を披露しています。(2019/04/26 発売)
レーベル名 | :ArcoDiva |
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カタログ番号 | :UP0169-2 |
ちょっと我慢して音楽史のお勉強をしておきましょう。ムファットはドイツ音楽発展の歴史において、シュッツとバッハの時代を結びつけた偉人たちの一人。十歳頃にパリへ渡り、あのリュリに師事して音楽の基礎を習得、その後イタリアでも学ぶ(コレルリの合奏協奏曲も聴いた筈)。ザルツブルクやパッサウで活躍、私生活では9人の息子の父親。彼の経歴の成果が最も発揮されたのが、ここで聴く合奏協奏曲集。全5楽章のうち最初の2つはイタリア風、続く3つはフランス舞曲風と、見事に両国の音楽趣味を統合。各曲のタイトルは初演の状況に関連するとされ、音楽自身の性格ではありません。(2001/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555096 |
ドイツの名匠ムファットはスコットランド人を父に、フランス人を母に持つという生まれながらのコスモポリタン。彼の合奏協奏曲は前半がイタリア風で後半がフランス風と、音を聴いただけでは作曲家の国籍がわからないのですが、リュリに学びコレルリの音楽に感動した体験が生きた、贅沢な楽しみが可能なバロック音楽なのです。特にお薦めしたいのは荘重な部分で、短調作品のしんみりしっとりの魅力はたまりません。各曲のタイトルは初演時の情勢を示すものとされ、音楽との直接の関わりはありません。第1集(8.555096)と共にお楽しみください。(2002/04/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555743 |