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イェイイェル, エーリク・グスタフ(1783-1847)

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    エストルンド:ヴァイオリン協奏曲/アクアレル/モルフェウス・メタモルフォーセス/パガニーニ・ファンタジア/忘れられた庭/海の伝説(ビアード/ブラフマン/グラインズ)

    スウェーデン出身、ロンドンを経て、近年ルーマニアに拠点を移した作曲家、エストルンドの作品集。若い頃から音楽を志し、スウェーデンの大学でヤン・サンドストレムらに師事。これまでに100曲近くの作品を書き上げています。このアルバムには前作「ルナリス」(DDA-21226)と同様に、彼の作品の特徴である“謎めいた美しさ”や自然への憧憬、詩的な世界観を持つ多彩な作品を収録。ヨーロッパの若き演奏家たちが、見事な表現力で耳を傾けずにはいられない音楽に仕上げています。アルバム・タイトルの「ミストラル」は、フランス南東部に吹く強い風を意味し、タイトル通り、聴き手を美しい音で包みこみ、予想外の緊張感をもたらす瞬間を交えながら、永遠の宇宙の神秘へと誘います。(2020/02/14 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA25199

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    クルーセル:最後の戦士(スクーゴ/スンナルボリ/アウディ青年合唱アカデミー/ヘルシンキ・バロック管/ハッキネン)

    【クラリネット作品でお馴染み、フィンランドの作曲家クルーセルの『最後の戦士』世界初録音!】フィンランドの製本業者の息子として生まれ、幼い頃から才能を発揮。軍楽隊を経て宮廷楽団の首席クラリネット奏者から指揮者へと登り詰めたクルーセル。G.J.フォーグラーに作曲を師事し、クラリネットのための作品を多数書き上げ、なかでも協奏曲はモーツァルトに並ぶ、この楽器のための重要なレパートリーになっています。このアルバムには世界初録音となる朗読、合唱、オーケストラのための『最後の戦士』を中心に、クルーセル晩年の3作品が収録されています。『最後の戦士』はスウェーデンの詩人、評論家エリック・グスタフ・イェイイエル(1783-1847)の詩に触発された曲。古代の英雄オーディンを称え、ヴァイキングを偶像化したこの詩を用いて書かれた大規模な作品で、作曲家が亡くなる前年の1837年12月9日にストックホルム歌劇場で初演されましたが、評価はまちまちであり、その後演奏されることはありませんでした。《小さな奴隷の少女》はクルーセル唯一の歌劇。娘を失った彼自身の悲痛な思いが込められたという作品で、この序曲も冒頭は重苦しい雰囲気を漂わせていますが、すぐに明るく清澄な旋律が表れます。ファゴット協奏曲はクルーセル最後の器楽作品で、3オクターブ半の音域を誇ったという彼の娘婿でファゴット奏者フランス・プロイメイエルのために書かれたもの。曲中には、当時ストックホルムで40年ぶりに演奏されたボワエルデューの歌劇《村の新しい領主》の旋律が引用されています。プロイメイエルは宮廷楽団の奏者で同僚たちとしばしばアンサンブルを行い、クルーセルは彼らのために多くの作品を書いています。アーポ・ハッキネンが指揮するヘルシンキ・バロック・オーケストラがピリオド楽器を用いて未知の作品に光をあてています。(2023/08/11 発売)

    レーベル名:Ondine
    カタログ番号:ODE1424-2

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    ユッシ・ビョルリング:スウェーデン・ナショナル・ロマンティック歌曲集(1929-1953)

    ナクソスの大人気シリーズ、名歌手ビョルリンクの歌唱集第7集です。ここに収録されているのは、彼の全経歴の中でも最も重要な位置を占めるスウェーデンの愛国的でロマンティックな歌曲ばかりです。中でも「Tonerna」はアンコールとしてしばしば歌われた曲で、「海へ向かって」もストックホルム群島で魚釣りをするのが好きであったという彼のお気に入りの曲だったに違いありません。(2009/02/11 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110791

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    ユッシ・ビョルリング:歌曲集(1939-1952)

    オペラから歌曲、ときにはポップスにまで手を広げたビョルリンク。Vol. 5は、北欧出身の後輩ニコライ・ゲッダと同じく多国語に通じていたビョルリンクが、5ヶ国語で歌っている歌曲集です。彼の魅力の源がその美声にあることはいうまでもありませんが、聴衆の心を揺さぶったのは、微妙な発声の揺らぎによる陰影付けにもありました。録音状態のよいこのCDを精査に聞くと、発声する直前の「溜め」、楽譜にはない、フレージングを作る際のディミヌエンドとクレッシェンドがバランスよくコントロールされているのが、はっきりとわかります。この絶妙な技巧を駆使した、芳醇な響きを持つリヒャルト・シュトラウスは、録音史上まれなる名唱でしょう。(2005/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110789

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    ロッテ・レーマン:リート録音集 - 2 (1937-1940)

    レーマンがいかに深い心象風景を表現していたか、まずヴォルフの10曲を聴いただけで得心されることでしょう。オペラはもとより、朗読の才能もあったレーマンは、単に歌詞が表す内容だけではなく、その背後に潜まされた精神的なアトモスフェールをきわめて自然に表出することができたのでした。シューマンの二重唱は、メルヒオールと組むという豪奢な顔ぶれ。オペラの時とは違い丁々発止とはならず、相調和する喜ばしい、とびきりの愛の歌。そしてシューベルトは抜粋ながら、「冬の旅」では絶望に至る苦悩を。レーマンがこのような様々な表現技法を持って、ドイツ・リートの世界にいかなる貢献をしたか、この一枚でその一側面を検証することも可能といえるでしょう。(2006/09/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111094