アリギエーリ, ダンテ(1265-1321)
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ヴェルディ(1813-1901)というと、誰もがあの壮大なオペラを思い浮かべることでしょうが、彼にもピアノ伴奏だけで歌われるいくつかの歌曲があります。しかしそこはヴェルディ、歌曲と言ってもオペラのアリアに勝るとも劣らないドラマティックな作品ばかりです。小さい器のなかに、溢れる情熱と運命を盛り込んだこれらの歌曲を、現代最高のテノール、ラモン・ヴァルガスが見事に歌い上げます。名ピアニスト、チャールズ・スペンサーの劇的で壮麗な伴奏、そしていくつかの曲では、こちらも注目のソプラノ、ジョアンナ・パリシが見事な彩りを添えています。(2014/09/24 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C5170 |
時は21世紀、オペラがますますもてはやされる中、たまには歌曲にも目を向けたいもの。イタリアオペラの大家、あのヴェルディにもピアノ伴奏だけで歌われる歌曲があります。そして歌曲になってもヴェルディはヴェルディ、ドラマチックな音楽は、正にミニチュア・オペラとも呼べる内容です。初期の「6つのロマンス」から、その性格は明らかです。冒頭1は、名曲「レクィエム」と近い時期に書かれた事実に思わず納得の名作に仕上がっています。楽しさでは最高の「石だたみの道(小さな煙突掃除屋)」など、当盤は名作の宝庫と言えるでしょう。イギリスが誇るヴェルディのスペシャリスト、オニールによる名唱でお届けします。コリンズ・レーベルの再発売盤です。(2006/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557778 |
スペインの作曲家、グラナドス(1867-1916)の管弦楽作品集第2集。彼の没後100年を記念して制作されたこのシリーズ、第1集(8.573263)に続き、今回もいくつかの作品は世界初録音という珍しい作品ばかりを収録、スペイン音楽ファンにとっても嬉しいアルバムとなっています。彼の代表作である歌劇「ゴイェスカス」からの間奏曲は、スペイン音楽の全てを象徴するような名作。通常はピアノ編曲版を聴く機会が多い曲ですが、管弦楽版はより一層鮮やかな色彩を有しています。著名なフラメンコ・ダンサー、アントニア・メルセに捧げられた「緑の瞳の踊り」、別のダンサー、トルトラ・バレンシアに捧げられた「ジプシーの踊り」。この2つもかなり特徴的な作風で書かれた激しいリズムの応酬が聴きものです。また、フランクやドビュッシーの影響が感じられる交響詩「死んだ男の夜」、このアルバム中最も大きな規模を持つ交響詩「ダンテ」は、グラナドスの最も野心的な作品であり、彼の死生観も垣間見える壮大な世界が表出されています。(2016/07/27 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573264 |
永遠の美しさ、普遍の輝き・・・。パイプオルガンの荘厳な響きに包まれて
凛として透き通る歌声が捧げる聖母への祈り!
現在ニューヨークに在住、世界中のオペラハウスでその清冽な歌唱を聴かせるソプラノ、田村麻子。
NAXOSレーベル初となる、今回の彼女のアルバムは16人の様々な作曲家による「アヴェ・マリア」です。
時代、地域を分け隔てなく、全ての人類に愛を注ぐ聖母マリアを巡っては、数多くの作曲家が思い思いの美しい歌を捧げています。田村は、その感情を丁寧に読み取り、全身全霊を込め、ひたすら美しい声で「祈りを捧げるように」歌っていきます。また、今回は彼女自身の希望により、全てをオルガン伴奏で歌っていますが、その共演者として、2012年武蔵野市国際オルガンコンクールの日本人初の優勝者、福本茉莉が共感溢れる見事な演奏で、田村の歌に天国的な響きとドラマティックさを添えています。
この心からの真摯な祈りをどうぞ受け止めてください。
(2015/07/26 発売)
レーベル名 | :Naxos Japan |
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カタログ番号 | :NYCC-27290 |
エストニアの作曲家トイヴォ・トゥレフの合唱作品集。彼は宗教的な神秘主義を貫いており、その作品にはグレゴリオ聖歌から連なる伝承と表現主義の融合が見られます。若い頃から様々な国を巡っており、なかでも“イスタンブールの町から受けた印象が作品に強く影響を及ぼしている”と彼自身が考えています。神秘主義でありながらも、ペルトのようなシンプルな和声を好むのではなく、どれも難解なハーモニーで書かれており、美しい和声に思える響きにも複雑な音が組み込まれ、聴く者にある種の混乱を与えます。なかでもTrack2に置かれた「レガーッティシモ」(世界初録音)は激しいパーカッションのみの作品ですが、この響きは最後の「マニフィカト」の静謐な音と統合され、トゥレフの求めるカラフルな世界が完結します。ラトヴィア放送合唱団の素晴らしいアンサンブルが聴きどころです。(2018/09/28 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573735 |
若きイタリアのソプラノ、ロザ・フェオーラは2010年のプラシド・ドミンゴ国際オペラ・コンクールで第2位を獲得、国際的な注目を集めています。同時に「聴衆賞」と「サルスエラ賞」も獲得していますから、いかにコンクールの場でも光る存在であったのかは想像に難くありません。2008年にサンタ・チェチーリアで開催されたマスター・クラスでレナータ・スコット、アンナ・ヴァンディ、チェーザレ・スカルトンの薫陶を受け、ケント・ナガノが指揮する「ランスへの旅」のコリーナ役でオペラ・デビューを飾った彼女は、モーツァルトやヴェルディなど着々とレパートリーを増やしながらキャリアを積んでいます。このアルバムはそんな彼女が歌うレスピーギやリストを中心とした、ダンテ、ペトラルカのソネットを題材にした歌曲を収録したもの。言葉の響きを大切にした集中力溢れる見事な歌唱を披露してます。(2016/01/27 発売)
レーベル名 | :Opus Arte |
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カタログ番号 | :OACD9039D |
【フォクルールが描くダンテの「煉獄篇」】グスタフ・レオンハルトに師事した名オルガニスト、ベルナール・フォクルールはバッハやブクステフーデのオルガン曲全集の録音で有名ですが、1992年から2007年までベルギーの王立モネ劇場の総裁としてアントニオ・パッパーノや大野和士を迎えて黄金時代を築き、2007年から18年までエクサンプロヴァンス音楽祭の総裁を務めたという異色のキャリアの持ち主。そのフォクルールの長年の夢は作曲で、ここに収められたのはダンテ『神曲』中の「煉獄篇」のテキストによる声楽作品。バリトンとソプラノの独唱、電子制御付きのオルガン、ハープと管楽器による演奏で、コルネットとトロンボーン(サックバット)には古楽器を使用しています。フォクルール自身は演奏に参加しておりませんが、ソプラノは愛娘のアリス、アンサンブルは彼女と共演を重ねるインアルトが担当。浄化の苦しみと喜びを神秘的に描いた音楽を、切々と歌い上げています。(2020/08/14 発売)
レーベル名 | :Fuga Libera |
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カタログ番号 | :FUG762 |