メイ, レフ・アレクサンドロヴィチ(1822-1862)
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マーストンの覆刻によるエンリコ・カルーソー(1873-1921)の録音全集、第10集は第1次世界大戦中の1916年3月から17年4月までの録音を収めています。自作や〈サンタ・ルチア〉などの歌曲、それに《サムソンとデリラ》や《真珠採り》などカルーソーが当時メトロポリタン歌劇場の舞台で歌っていたオペラのアリアが録音されています。また《リゴレット》四重唱と《ランメルモールのルチア》六重唱では、カルーソーの死後にメトロポリタン歌劇場のプリマ・ドンナとして活躍することになるアメリータ・ガッリ=クルチ(1882-1963)との共演が聴けます。(山崎浩太郎)(2003/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110751 |
これを聴けば、聴き手はもはやチャイコフスキーを器楽作品だけで語ることができなくなる歌曲を、カラヤンに見出された名ソプラノが歌いあげる全集の第3弾です。当盤には、チャイコ歌曲芸術の真髄を示す、飛びぬけて有名な名曲6が含まれていますが、その他の曲にも注意深く耳を傾けてみましょう。チャイコらしい美しく息の長い、憂愁たっぷりの旋律の楽しみはもちろんのこと、ごく短い時間に盛り込まれたドラマティックな音楽表現が心を突き刺します。劇的なピアノ・パートも聴き逃せません。なお2はモスクワ音楽院入学前の作品である点が興味を惹きます。(2001/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555371 |
ロシアの歌手がチャイコフスキーとラフマニノフの歌曲に挑むことは、常に彼らにおける母国の偉大な作品への理解度と、芸術的成熟度が問われることになります。今作でこの難題に挑むのは若き歌手レナ・ベルキナとピアニスト、ナタリア・シドレンコ。彼女たちは、2人の作曲家による数多くの歌曲の中から、柔らかい緑の葉とライラックの花、ナイチンゲールの歌声や小川のせせらぎに託して描かれる温かく優しい「春」、時には息苦しく憂鬱をもたらしながらも夢を見せる「夜」、そして永遠に繰り返され、時には嘆きと苦しみをもたらす「愛」、この3つをテーマとする歌曲を選び、表情豊かに聴かせます。(2021/12/17 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM381 |
1987年ロシア出身のメゾ・ソプラノ、マルガリータ・グリツコヴァが歌う3人のロシア作曲家による歌曲集。サンクトペテルブルク州立音楽院で学び、いくつかの国際コンクールに入賞した彼女を最初に見出したのは、大指揮者マリス・ヤンソンスでした。2008年に彼の指揮の下、サンクトペテルブルク音楽院のオペラ劇場でビゼーの《カルメン》で主役を演じ一躍脚光を浴び、その後世界中の歌劇場でその美しい声を響かせています。2015年にはザルツブルク音楽祭でモーツァルトの《フィガロの結婚》のケルビーノを歌った他、ペーザロのロッシーニ音楽祭にも出演。更に活動の幅を広げています。このアルバムではチャイコフスキー、リムスキー=コルサコフ、ラフマニノフの歌曲を熱唱、各々の作曲家の特色を生かし、歌詞に生命を吹き込んでいます。(2019/03/29 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573908 |
「ボリス・ゴドゥノフ」に次いで書かれ、ピアノ譜のままに終わった「ホヴァンシチーナ」ですが、ムソルグスキーが生涯かけて理想として追求した、「ロシアの人民が生き生きと活動し、ロシアの言葉がそのまま音楽となったオペラ」であることは、異論の余地がありません。リムスキー=コルサコフは、管弦楽化するに当たり和声的な面に於いてもかなりの手を加えていますが、彼が「まとも」にしたにも関わらず、このオペラの語法は、ムソルグスキーのオリジナリティに溢れています。このCDは共産政権下においても「人民のオペラ」として取り上げられていた当時の録音で、ボリスともどもドシフェイ役を得意としていたレイゼンの絶頂期の記録です。(2005/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111124-26 |