オネゲル, アルテュール(1892-1955)
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(2018/05/25 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C7230 |
現在、シュトゥットガルト放送交響楽団の首席指揮者を務めるステファン・ドヌーヴによるオネゲル(1892-1955)の2曲の交響曲と、交響的運動を聴く1枚です。宗教的な雰囲気をそこはかとなく閉じ込めた「交響曲第3番」、戦争への思いをダイレクトに伝えた第2番(もちろんトランペットは入ってます)、そしてオネゲルの全作品の中でも最も有名な「パシフィック231」と、ちょっと一息と言った感のある「ラグビー」。ドヌーヴは、これらオネゲルの作品の持つ、新古典的な部分と描写的な部分のどちらもがじっくり楽しめる素晴らしい演奏を繰り広げています。文句なしの名演です。(2015/10/28 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
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カタログ番号 | :CD93.343 |
フォックストロットとはダンスのための音楽の1ジャンルで、もともとは19世紀末アメリカで生まれたラグタイムを前身とするスピーディーでアクションの激しい音楽です。第一次世界大戦後の1920~30年代、ヨーロッパでは人々の憧れであったアメリカ文化の象徴として流入してきたジャズやフォックストロットが大流行。観光名所であったスイスにもその流行は波及し、さる高級ホテルのオーナーが「本物のジャズが聴けるのは、こことロンドンのサヴォイ・ホテルだけだ」と自慢したほどでした。このアルバムにはスイスとフランスの二重国籍を持つオネゲルの映画音楽からのタンゴやブルースをはじめ、現代ではほとんど名前の知られていないスイスの作曲家たちの世界初録音を多数含むダンス音楽を収録。シリーズを通じて演奏を担当するゴットリープ・ヴァリッシュの華麗な演奏でお楽しみいただけます。(2023/06/09 発売)
レーベル名 | :Grand Piano |
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カタログ番号 | :GP922 |
1918年にジャン・コクトーが発表した評論「雄鶏とアルルカン」。これまで流行していたワーグナーやドビュッシーの色彩豊かな音楽を「アルルカン」に例え、シンプルなサティの音楽を「雄鶏」と呼び、装飾をそぎ落とした音楽を擁護するコクトーの意見は、第一次世界大戦後の荒廃したパリに新しい音楽美学をもたらしました。ちょうど同じ頃、目覚ましい発展を遂げていた木管楽器(特にフルート)のために、この美学に基づいた軽妙でシンプルな作品が多く作曲され、これらは現在でも奏者たちの大切なレパートリーになっています。このアルバムでは世界初録音を含む、多彩な作品を収録。プーランクやオーリックをはじめ、タンスマンやハルシャーニーなど、当時フランスで活動していた他国の作曲家たちまでが、この美学に影響を受けていたことがよくわかります。(2019/06/28 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.579045 |
フランスで生まれ、6人組の中心人物であったオネゲルは、専ら大規模なオラトリオや管弦楽作品などでその作品が知られますが。ここで聴くヴァイオリン・ソナタではかなり内省的な一面を見せてくれるかのようです。彼は生涯にヴァイオリン・ソナタを4曲(番号付きはそのうち2曲)作曲し、その時期はおよそ30年にまたがっています。最初に書かれた番号なしの二短調のソナタは、まだ調性を保っており、先人の影響下にあることが良くわかります。しかし、その4~6年後に書かれた第1番のソナタは調性も付されることなく、独自の道を歩み出したオネゲルの姿が見えてくるかのような仕上がりです。とは言え、やはり随所に見られるノスタルジックな味付けは、彼の心情を表しているかのようです。1919年に書かれた第2番も、流動的な旋律に織り込まれた感傷的な気分が耳に残ります。1940年の無伴奏ヴァイオリン・ソナタでも、身の引き締まるような厳しい音の中に、やはりどことなく懐かしげな感情が織り込まれています。1742年製のグァルネリを存分に歌わせるカヤレイの妙技にしばし心奪われてください。(2011/02/16 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572192 |
オネゲルの評価を確立した代表作として常に言及される「ダヴィデ王」ですが、手軽に入手できるCDが豊富とは言い難い現状を、ナクソスが打開します。しかも、狭い劇場で初演するために、小アンサンブルのために書かれたオリジナル版です(なお、朗読はオリジナル版には無く、後に付加)。ダヴィデ王の生涯を急ぎ足で描く内容。終結の合唱に向かう音楽の高まりは感動的です。フランスのいわゆる「六人組」の一人でありながら、軽妙洒脱といったイメージと異なる、特に真面目度の高いオネゲルの真骨頂をお楽しみください。(2000/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553649 |
オネゲル(1892-1955)は「ダヴィデ王」の題材で、最初は劇付随音楽を書き、後にオラトリオとして改編、現在ではこのヴァージョンが多く演奏されますが、このアルバムは最初のヴァージョンで演奏されています。もともとフランス語のテキストが用いられていますが、このドイツ語版はまた違った迫力を持っています。このヴァージョンは、小編成のオケによって伴奏されるのが特徴で、金管、木管を中心としたアンサンブルに、ピアノ、チェレスタ、ハルモニウムを加え、打楽器群と、チェロ、コントラバスが一人ずつという変則的な編成ですが、これがまた色彩豊かな音色であり、オネゲルのオーケストレーションの巧みさに驚く他ありません。語り手、魔女ともどもドイツの名優を配し、ここでも素晴らしい効果をあげています。(2014/06/25 発売)
レーベル名 | :Rondeau Production |
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カタログ番号 | :ROP6088 |