クレスウェル, ライル(1944-)
Search results:2 件 見つかりました。
ニュージーランド、エディンバラ生まれのクレスウェルは管弦楽曲から教会音楽まで、幅広い作品を書くことで広く注目されています。この「声の内部で」はソプラノとヴァイオリンそして管弦楽との刻一刻を移り変わる関係を音で描いた作品。注意深く聴くことで、その繊細な世界が見て取れる曲です。「私の声、あなたの声」のリフレインが強く心に残ります。カサンドラの歌は、スコットランドの詩人ロン・バトリンの詩を用いた歌曲集です。「カエア」はマオリ族の木製トランペットの名前。戦いの時に敵を恐れさせ、かつ戦士たちの士気を上げるために用いられる楽器です。曲名の通り心が浮き立つ音楽です。(2010/02/17 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.570824 |
ニュージーランドの作曲家ライル・クレスウェル(1944-)。以前リリースされた作品集(8.570824)では、声楽作品と「管楽器のための協奏曲」を聴くことができましたが、今回のアルバムには極めて興味深い「ピアノ協奏曲」を中心に、3つの作品が収録されています。7つの楽章からなる「ピアノ協奏曲」は彼の親友で2009年に亡くなった作曲家、エドワード・ハーパーの思い出のために書かれた作品。3楽章から6楽章までは、ハーパーの命が尽きる前に書かれていましたが、彼の死によって「葬送行進曲」とアダージョ、そして最終楽章が付け加えられ、完成形となりました。全体的に重苦しく激しい雰囲気に支配された音楽です。「魂の風景」はイタリアの画家マウリツィオ・ボッタレッリの絵画にインスパイアされた音楽。最後の協奏曲も、何人かの亡くなった友人たちのために書かれているといい、こちらも瞑想的で悲痛な表情を見せる音楽です。(2014/03/26 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.573199 |