ミルトン, ジョン(1608-1674)
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ヴォーン・ウィリアムズが1921年から22年にかけて作曲したト短調ミサは彼の宗教作品の中でもとりわけ有名です。英国後期ルネッサンスの様式と、彼自身の対位法への興味が融合した大作で、無伴奏の合唱のみで歌われます。しかし、このアルバムで興味深いのは、今までほとんど顧みられることのなかったいくつかの作品です。本来はオーケストラと合唱のために書かれた「3つの合唱による讃歌」(今回はオルガン伴奏による)や、オルガンと混声合唱のために書かれた「飛行体の車輪のヴィジョン」はほとんど耳にする機会がありません。この作品は彼の友人であった聖マイケル教会のオルガニスト、ハロルド・ダークのために書かれたもので、オルガン・パートには超絶技巧が要求されています。出所は旧約聖書のエゼキエル書で、そこに書き記された謎の飛行物体についての音楽です。この物体の謎は現代でも解明されておらず、もしかしたらUFOでは?とも言われている不思議なものです。(2010/04/21 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572465 |
厳しいオーディションを通過した24人の学生たちをメンバーとするバーミンガム音楽院室内合唱団によるスタンフォードのパートソング集。パートソングとは、無伴奏の合唱作品で、気の置けない家族や仲間で、つつましく歌う合唱曲です。しかしスタンフォードのパートソングには、複雑なアンサンブルの手法が用いられており、決して気楽に歌える曲ではないためか、録音はあまり多くありません。しかし、どの曲も宗教音楽作曲家として知られるスタンフォードらしい美しいハーモニーと精緻なテクスチャーを備えており、優れたアンサンブルにとっては歌い甲斐のある曲ばかりです。このアルバムではアイルランド民謡由来の曲や、宗教的な曲、少し古風な作風による曲と、バラエティに富んだ作品を楽しめます。作曲家としても活躍するポール・スパイサーが全体を丁寧にまとめています。(2019/07/26 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD0128 |
荘厳で華麗な合唱曲を聴きたかったら、まずこのアルバムを手にしてみてください。英国の伝統を受け継いだ聖歌の数々を、国内人気№1のヴァサーリ・シンガーズが熱き共感を持って歌いあげています。バリーの美しい抒情詩から始まり、19世紀から20世紀のイギリスを代表する7人の作曲家たちの「思い思いの神への賛辞」が並べられています。スタンフォードの華麗すぎる「マニフィカト」、オルガニスト、スタイナーの荘厳な「私は主を見た」、イギリスのオペラ作曲家ネイラーの力強い無伴奏合唱、「ベルシャザルの饗宴」で知られるウォルトンの「十二使徒」、シンプルな響きが魅力的なホルスト、そして最後は日本でも人気急上昇、フィンジの感動的な曲で締めくくるという、何とも贅を尽くした1枚です。(2011/04/13 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572504 |
あまり耳にする機会はないけれど、一度でも聴いたら心が囚われてしまう・・・そんな作品を「隠れた名作」を聴きたければ、このフィンジの一連の音楽をどうぞ。白く輝く光を帯びたように美しい「ディエス・ナタリス」。これはラテン語で「誕生の日」を意味し、イエス・キリストの誕生を祝したもので「クリスマス」とも訳されます。17世紀の詩人トラハーンの詩を用いた、汚れ無きみどりごを讃える歌は静かに心に染み入ります。ミルトンの詩による「2つのソネット」、そして「武器よさらば」も深い祈りの音楽と言えるでしょう。(2008/06/11 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570417 |