サッフォー
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「ペッタションの後継者」と言われるスウェーデンの現代作曲家エリアソン(1947-)の大規模な作品です。幼い頃から音楽に親しみ、9 歳でトランペットを手にして、10 歳でジャズ・バンドを組んだという早熟の天才でした。この作品のタイトル「クオ・ヴァディス」は、ラテン語で「どこへ行くのか?」の意味。ペトロが最後の晩餐でイエスに投げかけた言葉です。1998 年にマンフレッド・ホーネックが彼にレクイエムの作曲を依嘱するも、エリアソンはレクイエムではなく、この曲を書いたということです。自分自身があまりにも小さなキリスト教徒であったから。という理由で・・・。彼の作品は「無駄な音符が一つもない」と言われるほどに精緻で禁欲的なものですが、このような大規模な作品ですと、また印象が変わることでしょう。(2011/08/10 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777495-2 |
紀元前7世紀から5世紀のテキストより作られたコロス(合唱)のための音楽は、古代の音へのアプローチから誕生しました。これは楽器製作者ポール・J・ライヒリンと、スイス生まれでバーゼルのスコラ・カントルムでリコーダーを学んだシュタインマンによる、20年以上に及ぶ集中的なコラボレーションの成果でもあります。当時の楽器を復元するために、文献や、様々な博物館に収められている楽器や壺、花瓶画やレリーフを研究、また、古代ギリシャの音楽が当時はどのように響いたのかを、古代ギリシャ語の影響も考察したうえで、想像上の音楽を導き出しています。(2020/08/28 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM317 |
イギリス、ヨークシャーの音楽一家に生まれた作曲家ウィリアム・ベインズの作品集。幼い頃から楽才を発揮、18歳から音楽家として活動を始めましたが、繊細なピアノ曲を含む彼の作品は当時高く評価されたものの、演奏される機会は少なく、現代でもこれらはほとんど知られていません。このアルバムはベインズの没後100年を記念して製作されたもので、印象派の作品を思わせる美しいピアノ曲や、ベインズ作品の良き理解者の一人であるゴードン・プリンが歌う「5つの歌」(世界初録音)などが紹介されています。最後に置かれたのは、同じヨークシャー出身の作曲家ロビン・ウォーカーによる「At the Grave of William Baines」。アルバムの最後を飾るにふさわしいオマージュとなっています。(2022/11/25 発売)
レーベル名 | :Divine Art |
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カタログ番号 | :DDA25234 |