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ビーチャム, トーマス(1879-1961)

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    シャブリエ/フランク/バラキレフ/R. シュトラウス/メユール/ディーリアス:管弦楽作品集(ロイヤル・フィル」/BBC響/ビーチャム)

    【ビーチャム得意のフランスものを中心とした第2弾】英国音楽の録音を積極的に行い、知られざる作曲家の発掘にも貢献した「Lyrita Recorded Edition」レーベル創立者、リチャード・イッター(1928-2014)。彼が当時最先端のプロ用機材を用い、1952年からエアチェックしていたというBBC放送の音源を集めた貴重なコレクションから、BBCの正規ライセンスを受けCD化するシリーズ。ディーリアスと親交を結ぶなど母国英国音楽のスペシャリストとして名高いビーチャムですが、フランス音楽へ傾ける情熱もよく知られたところで、中でもメユールとグレトリには強い思い入れがあったと伝えられており、ここではそれらを中心に聴くことが出来ます。グレトリの組曲では第3曲(Disc1、Track5)の後に拍手が沸き起こり、そこへビーチャムが「たいへん残念ですが、ここで終わりです」とジョークを飛ばして笑いを取る一幕もそのまま聴くことができます。3枚目には洒脱に洗練されたバラキレフとリヒャルト・シュトラウスも収録。状態の良いテープを用いて丁寧にリマスターされており、たいへん聴きやすい音質とモノラルながら広がりを感じる音場感、十分なダイナミックレンジで演奏を楽しむことができます。(2019/07/12 発売)

    レーベル名:ICA Classics
    カタログ番号:ICAC5158

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    ディーリアス:アパラチア/海流(編曲:T. ビーチャム)(ウィリアムズ/タンパベイ・マスター・コラール/フロリダ管/S. ザンデルリンク)

    「人生のミサ」では、イギリス精神とドイツ精神のどちらもを高らかに歌い上げたディーリアス(1862-1934)ですが、この「アパラチア」では彼が若い頃に過ごしたフロリダでの豊かな経験が反映されています。1880年代に「オレンジの栽培をする」と言ってアメリカに渡ったディーリアスは、そこで黒人たちの労働歌に触れ、帰国後にこの「アパラチア」を書き上げます。出来上がった音楽は、W.ホイットマンに触発された彼独特の自然崇拝と、アメリカの親しげな雰囲気が混在する神秘的で繊細なもの。あくまでも英国人の目を通した「アメリカ文化」が感じられる、あのドヴォルザークの曲にも似た郷愁たっぷりの音楽です。「海流」は、やはりホイットマンの詩集「草の葉」から取られた「ゆりかごの中から」という詩に基づいて書かれた曲で、つがいのカモメたちに自らの心を映し出す少年の物語を、時には激しく、時には優しく包み込むように描きだしたもの。少年のナイーヴな心に残された、小さな別離の悲しみは、やがて死へと繋がるであろうことを否応なく意識させられる感動的な作品です。(2012/11/21 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572764

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    ディーリアス:「村のロメオとジュリエット」(ロイヤル・フィル/ビーチャム)(1946-1952)

    早熟な天才でもなく、アカデミシャンでもなかったディーリアスは、大器晩成ながら、33歳で作曲した「丘を超えてはるかに」で既に円熟した技法を見せ、晩年に至るまで一貫した語法をもって自身の個性を確立した作品を世に送り出しました。イギリス人らしく、自国民が好む合唱・オペラを含む舞台音楽のジャンルの作品が多いのですが、不思議なことに彼の作品の根底に流れる音調が、日本人にはどこか懐かしく聴こえるという特長も持ち合わせています。ディーリアスに深い興味と理解を示したビーチャムが、これら傑作群を端正に仕上げています。(2004/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110982-83

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    ディーリアス:管弦楽作品集 1(ビーチャム)(1927-1934)

    「流麗に」。ディーリアスが作曲上の玉条として掲げていたのはこの一言でした。歌詞がなくとも、ふと口ずさめる自然な流れのメロディー、精妙な和声がおりなす洗練味。そして常にディーリアスの音楽の根底には、ヒステリックではない、諦観にも近い哀切が流れています。このCDに収められている「春、かっこうの・・・」や「セレナーデ」はまさにその代表です。彼の音楽は一聴にしてその精髄を捕らえるといった類のものではありませんが、虚心坦懐に耳を傾ければ、きっと魅了されることでしょう。彼の才能にいち早く注目し作品を広めることに貢献したビーチャムの、入魂のタクトさばきが甦るシリーズ第一弾です。(2000/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110904

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    ディーリアス:組曲「フロリダ」/幻想序曲「丘を越えて遥かに」(イングリッシュ・ノーザン・フィルハーモニア/ロイド=ジョーンズ)

    ディーリアスの音楽がまだ眠っていました!世界初録音の3曲は、ディーリアスの演奏史に名を残す指揮者ビーチャムの遺産から発見され、ディーリアス協会がこれらの演奏をロイド・ジョーンズに託したのです。作曲者自身もついに耳にしえなかった作品が今ここにナクソスで甦ります。ディーリアスを初めて聞く方は組曲「フロリダ」や「丘を越えて遥かに」を是非お聞きください。一聴、風景の香りと色が漂う音楽に魅了されること請け合いです。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553535

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    ベスト・オブ・ディーリアス

    ディーリアスといえば、誰もが思い浮かべるのが「春はじめてのかっこうを聞いて」の印象的な美しさでしょう。冬から春への季節の移ろいをさりげなく描いたこの小品こそがディーリアスの特質をそのまま具現化したもので、他のどの曲も決して声を荒立てることなく自分の思いをひっそりと告白しているかのような佇まい。そんな作品に心惹かれる人も多いことでしょう。(2008/08/06 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.556837

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    ビーチャム・コレクション - ヘンデル:オラトリオ「ソロモン」(編曲:T. ビーチャム)(キャメロン/ヤング/モリソン/マーシャル/ビーチャム・コーラル・ソサイエティ/ロイヤル・フィル)

    イギリスの名指揮者ビーチャムは、幅広いレパートリーを持つことで知られていますが、とりわけヘンデル作品に力を入れており、当時あまり演奏されることのなかったオラトリオや歌劇なども積極的に上演、作品の普及に力を尽くしました。この「ソロモン」もそんな作品の一つ。旧約聖書から題材を採った大作オラトリオですが、「シバの女王の到着」以外の全曲が演奏されることは現代でもほとんどありません。しかしビーチャムは、曲の中に息づく豊かな生命力と美しさを存分に引き出し、素晴らしい作品として全体をまとめ上げています。(2019/09/20 発売)

    レーベル名:SOMM Recordings
    カタログ番号:SOMM-BEECHAM17

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    プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」(ビョルリング/アンヘレス/ビーチャム)(1956)

    ロドルフォとミミ以外の登場人物にも重要な役割が担われる「ラ・ボエーム」。いずれ劣らぬ個性と力量の発揮が必要なため、すべてのサブ・キャスト達が充実した盤に出会うことはなかなかありません。この盤では、ビョルリンクは第1幕では輝かしいハイCを披露(ミミと連れだってカフェに行くエンディングでは、最近の慣習のユニゾンではなく楽譜通りのGを歌っています。)。そして彼以外の登場人物は千両役者が勢揃い。特筆すべきは、マルチェルロ役のメリルのすばらしい美声と、その滑脱な声の演技です。第2幕でのムゼッタのワルツを含んだシーンでの活躍ぶりは、主役の二人をくってしまいかねないほどの秀逸なもの。低声ファンなら聞き逃せません。(2007/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111249-50