マクダウェル, エドワード(1860-1908)
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華やかなピアノ技巧、爽やかな詩情、そして哀愁味を巧みにブレンドしたマクダウェルのピアノ協奏曲は、ロマン派大好き、ピアノ大好き人間にとってはたまらない魅力を持っています。後期ロマン派のドロドロ路線の手前に位置し、ピアノ技巧も華麗ではあるものの凝り過ぎてはいないといった点で、グリーグやサン=サーンスのピアノ協奏曲に近いものがあるといってよいでしょう。特にイ短調で巨匠・リストに認められるという、グリーグのピアノ協奏曲と共通の調性とエピソードを持つ第1番は、かなり似ているといっても過言ではなく、そっくりポイント探しをしても面白いかもしれません。なお独奏者プルッツマンの鮮やかな指捌きにも要注目!です。(2001/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559049 |
愛らしい小品集「森のスケッチ」で知られるアメリカの作曲家マクダウェル。ヨーロッパ生活が長く、とりわけグリーグを尊敬していたという彼の作品は、アメリカ民謡の影響を受けつつ、抒情的な雰囲気に満たされています。このアルバムで一連の作品を演奏しているカーロックは、ノルウェーのベルゲンにあるグリーグの家で初めてマクダウェルを弾いたピアニスト。このアルバムでは「森のスケッチ」の代表作“野ばらに寄す”での優しい曲調とは全く違った激しさを持つ「演奏会用練習曲」を含む興味深いプログラムを披露しています。(2019/03/29 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD043 |