トレッリ, ジュゼッペ(1658-1709)
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映画「ハウルの動く城」のサウンドトラックで、素晴らしいフリューゲルホルンのソロを聴かせたことで日本でもおなじみのトランペット奏者ミロスラフ・ケイマル。1970年から2008年までチェコ・フィルハーモニー管弦楽団に在籍、数多くの来日公演を行うとともに、多数のアルバムをリリース、天才奏者の名を欲しいままにしている名手です。現在は様々なアンサンブルとコラボレーションを行い室内楽の演奏を楽しんでいます。この1998年の録音はバロックの名曲を集めたもの。彼の息子たち(トランペット奏者のヤンと、パーカッション奏者のミロスラフJr.)も参加。親密でありながら迫力あるアンサンブルを繰り広げています。(2019/09/20 発売)
レーベル名 | :ArcoDiva |
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カタログ番号 | :UP0006-2 |
18世紀に入る頃、イタリアのクリスマス協奏曲に特別の伝統が生まれました。これはイエスが生まれ、飼い葉桶に寝かされる時、幼子を見守る動物や羊飼いを描いた牧歌(6/8拍子か12/8拍子によるパストラーレ)を組み込むことで、コレッリのいくつかの協奏曲が知られていますが、他の作曲家もこの様式による作品を数多く書いています。このアルバムには、そのようなクリスマス協奏曲を収録。デンマークを代表する演奏家モルテンセン率いるコンチェルト・コペンハーゲンの演奏は、落ち着いた響きを存分に生かした美しいものです。演奏家が拠点とする北欧のクリスマスのお祝いは、ヴァイキングが冬至の頃に行った「ユール」祭りが起源とされています。人々は貯蔵していた食べ物を料理し、大きな薪を燃やして悪霊をなだめ、太陽の復活を祝うものですが、クリスマスの喜びは世界共通です。(2020/11/27 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.574264 |
日本人ならみんな大好きのイタリアバロック。弦楽合奏もいいけれど、トランペットでイタリアのとびっきりの美味しさをお届けする一枚です。どうですか、冒頭の2本のトランペットの大活躍!また、バロック・トランペット(しかしこの楽器の音色、ただ輝かしいだけじゃなく、まろやかで、何て心地よいんでしょう!)の名手エクルンドによる当シリーズでは既にお馴染みですが、ソプラノ歌手とトランペットの絶妙の取り合わせには、思わず唸ってしまいます。声楽曲は知られていないアルビノーニの16など、これはいいもの聴かせてもらいました。スウェーデン人ソプラノの透明な声にもご注目下さい。(2001/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555099 |
まずはパッヘルベルの「カノン」を御紹介。いわゆる耳タコ名曲の一つですが、ここでは演奏の素晴らしさに注目です。飾り気が控えめなところと、息の長いクレシェンドによるじっくりとした盛り上げがよくマッチして、意外なほどフレッシュな魅力を醸し出しています。ややマイナーな名曲としてチャイコフスキーの「メロディー」とゴダールの「子守歌」が必聴です。両曲ともオーケストラ伴奏のヴァイオリン独奏により、美しいメロディーが心ゆくまで歌われます。前者のむせびかえるように甘く切ない懐かしさ、後者の洒落っ気たっぷりな寂寥感と優しさ、ともに心暖まる安らぎを与えてくれます。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.556601 |
この盤では二人のチェコの作曲家に注目しましょう。シブくてしかも感傷的という難しい路線を貫徹したのは、チェコ作曲界の第一人者、ドヴォルザークの「アメリカ」の第2楽章です。一貫して奏でられる簡素な伴奏にのって歌い上げられる土臭い旋律は、何と耳に懐かしく響くことでしょうか。そしてもう一人は、優れたヴァイオリニストでもあったドルドラです。比較的マイナーな存在の彼ですが、ここではピアノ・ソロで演奏されている彼の代表作「思い出」に聴く、ほどよく甘いサロン音楽風の味わいは、古き良き時代を感じさせてくれます。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.556607 |