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シューマン, クララ(1819-1896)

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    C. シューマン:声楽作品集(ワシンスキ/ベルリン・アウロス弦楽四重奏団)

    大作曲家ロベルト・シューマンの妻、クララは才能溢れるピアニストでしたが、シューマンと結婚することにより、また新たな道を見出したことでも知られます。彼女自身もいくつかの歌曲や室内楽曲を書いていますが、作曲家としての彼女の才能は夫の影に隠れてしまっていました。最近、ようやく「ロベルトの妻」ではなく「クララ」としての作品に光が当たるようになって来ましたが、まだまだ多くの人に愛されているわけではありません。彼女の歌曲は全てソプラノのために書かれていますが、ここでのこの倒錯的な響きには、まさに胸がぞくぞくするほどの興奮を覚えてしまいます。ここで何とも奥深い陰影に満ちた歌を聴かせるのは、男声ソプラノ歌手ワシンスキです。彼の声は決して刺激的でなく、適度に感傷的、それでいて強烈な表現力を有しています。この声の何とも魅力的なこと!このクララ・シューマンの歌曲集でも、第1曲から聴き手は激しく魅了されることでしょう。弦楽四重奏の伴奏は曲に柔らかい肌触りを添えています。(2010/04/21 発売)

    レーベル名:Phoenix Edition
    カタログ番号:Phoenix170

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    C. シューマン:ピアノ協奏曲イ短調/ピアノ三重奏曲ト短調(ニコロージ/リナルディ)

    ローベルト・シューマンの夫人であるクララ・シューマンは、音楽史上において非常に興味をそそられる存在ですが、その作品自体が演奏、録音されることはあまり多くなく、当盤は貴重な存在といえましょう。ピアノ協奏曲は14~16才の頃の作で、未成熟な部分もありますが、時代の空気を反映した名技的なパッセージがあっても、見世物的にはなっていないところに、後年リストの批判者となる予感を感じさせます。ピアノ三重奏曲はそれより10年ほど後の作で、より完成度も高く、確かなロマン派保守本流の流れを感じさせます。特に第3楽章の主題の美しさなど絶品といえましょう。なお、協奏曲の演奏家は、ピアニストのニコロージ以外、全員が女性です。(2005/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557552

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    C. シューマン:ピアノ作品集(岩井美子)

    ローベルト・シューマンの妻にして、作曲家・ピアニストでもあったクララの素敵なピアノ作品集をお届けします。絢爛たるリスト一派の音楽に批判的だった彼女らしい、清楚なロマンティシズムがとても爽やかな一枚です。中でもやはり、夫の作品「色とりどりの小品」第1曲(8.550680収録)を主題とした「シューマンの主題による変奏曲」が注目をひきますが、期待通り愛情溢れる曲想と洗練されたピアノ書法が光る逸品です。なおクララとは「友達以上恋人未満?」であったともいわれるブラームスも同じ主題による変奏曲(8.550350収録)を作曲しており、聴き比べるのも一興です。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553501

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    C. シューマン:ピアノ作品集(ルッソ)

    現在、ウィーンの美術史美術館にコレクションされているこのピアノは、1870年1月19日にムジークフェラインの室内楽ホール「ブラームス・ザール」のオープニングで演奏したものです。非常に美しい装飾が施された小ぶりのピアノからは、想像通りの、上品で奥ゆかしく表情豊かな音色が紡ぎ出されます。もちろん選ばれている曲も全て彼女自身の作品。作曲家としても素晴らしい才能を有していた彼女だけあって、どの曲も濃密な情感に満ちた美しく優しい風情を見せてくれます。(2014/02/05 発売)

    レーベル名:Paladino Music
    カタログ番号:PMR0028

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    C. シューマン:ピアノ作品全集(ベーンハウアー)

    ご存じシューマンのかみさんクララのピアノ曲です。しかも、全集(収録時間225分)というのだから、恐れ入ります。わずか9歳の時のポロネーズ(やはり天才少女だったんですね)から60歳の時の行進曲まで、多彩な曲が収められています。その大多数は夫の影響が感じられる小品ですが、変奏曲やフーガも立派にこなしています。バッハの主題に基づいてフーガを作るのは大した度胸ですし、夫の主題(色とりどりの小品第4曲)による変奏曲には麗しい夫婦愛を感じます。「海賊」による演奏会用変奏曲は、クララが名ピアニストであったことを示す華麗な曲(かなり弾きにくそう)ですし、「ウィーンの思い出」はワルツにあらず、何とハイドンの「皇帝賛歌」のパラフレーズです。それにしても、名ピアニストで作曲もこなし、しかも良妻賢母、いやはや実によくできた大した女性です。(2001/08/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:999758-2

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    シューマン/シューベルト/ディアベリ/ベートーヴェン:ピアノ作品集(ウィーンへのオマージュ)(ガポネンコ)

    ピアノ、チェロの2つの楽器を弾きこなすエレナ・ガポレンコ。ロシア生まれの彼女の目を通して描かれる1815年から1840年頃のウィーンの音楽集は、ウィーンという都市が音楽の首都であり、世界中の音楽家の憧れの街であることを教えてくれます。アルバムはクララ・シューマンの夢見るようなスケルツォとロマンスで始まり、ウィーンを象徴するシューベルトの作品から、出版業者ディアベリがとりまとめた「当時、ウィーンで活躍していた音楽家たち」の作品を経て、ベートーヴェンの珍しいポロネーズをはさみ、最後はシューマンの「ウィーンの謝肉祭の道化」で幕を閉じるというストーリー性豊かな選曲になっています。(2019/06/21 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC1707

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    シューマン:アダージョとアレグロ/幻想小曲集/C. シューマン:3つのロマンス(マルトス/ソテロ)

    1848年にドイツで起きた三月革命は、ドレスデンに住んでいたシューマン夫妻にも多大な影響を与えました。二人は喧噪を離れ田舎に移り住み、シューマンは落ち着いた環境でいくつかの室内楽作品に取り組んだのです。このアルバムに収録された作品はその前後の時期に一気に書かれたもので、どれも豊かなインスピレーションを感じさせます。それぞれの曲の楽器指定はホルン、オーボエ、クラリネットとなっているものの変更が可能で、チェロや他の楽器で演奏されることもあります。アルバムではスペイン出身のチェロ奏者アルベルト・マルトスとピアニスト、ミリアム・ソテロが薫り高い作品を演奏。冒頭にはクララの作品も添えられています。(2024/05/03 発売)

    レーベル名:IBS Classical
    カタログ番号:IBS-12024

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    ロベルト&クララ・シューマン:ヴァイオリン作品集(孤独)(バール/キム)

    【ニーク・バールのセカンド・アルバムは、ベン・キムとの共演!】オランダのヴァイオリニスト、ニーク・バールは、デン・ハーグの王立音楽院でフィリップ・グラファン、ペーター・ブラントらに学んだ後、ベルリンにてシュテファン・ピカールやクリストフ・ポッペンの元でさらなる研鑽を積みました。オランダ国内はもとより各国のコンクールで入賞を重ねており、今回がセカンド・アルバムとなります。方やアメリカ出身のピアニスト、ベン・キムは、2006年のミュンヘン国際コンクールで優勝後世界各地で活躍しており、SONYとDECCAからソロ・アルバムもリリースしています。2022/23年シーズンに共演を重ねている2人がここで聴かせるのはシューマン夫妻による作品。最初の1音から、彼らがこれらの作品に傾ける深い情熱が伝わってくるような力演で、両者ともよく歌いながら振幅の大きな表現もぴったりと息の合った、素晴らしいパフォーマンスを聴かせています。(2023/09/08 発売)

    レーベル名:Channel Classics
    カタログ番号:CCS45123

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    シューマン:詩人の恋/リーダークライス/C. シューマン:6つのリート(シュミット)

    若きテノール、マクシミリアン・シュミットによる瑞々しいシューマン夫妻の歌曲集です。ドイツで人気急上昇中(特に古楽演奏ではひっぱりだこ)の彼は、レーゲンスブルクの少年合唱団で最初の音楽トレーニングをうけ、1999年にはベルリン芸術大学でアンケ・エッガース教授の下で声楽を学びました。2005年と2006年にはバイエルンの国立オペラのマスタークラスでアン・マレーとロベルト・D・スミスに師事し、オペラにも出演するようになります。コンサート歌手としてもレパートリーを深め、ハーディングやマンゼを始めとした大指揮者と共演を果たしています。ここではシューマンの溢れるようなロマンティシズムを極めつけの美声で朗々と歌いこなし、新たな可能性を示唆します。伴奏はゲルハーエルとの共演で世界的名声を獲得したフーバーです。(2011/03/16 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC819

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    シューマン/シューベルト/ブラームス/ワーグナー:声楽とピアノのための作品集(ペーターゼン/ラーデマン)

    「Dimensions」とは、通常、長さや幅などの「寸法」の意味で使われますが、数学などの世界では「次元」の意味でも使われます。このアルバムでは「Dimensions」の言葉の中に私たちを取り巻く全てが内包されており、この第1部「世界」では自然や人間の営み、感情の起伏などがロマン派の歌曲を使って描かれています。大地への愛おしさ、自然への憧れ、大切なものを失う痛み、希望など様々な要素が散りばめられたこのアルバム、歌っているのは実力派ソプラノ、マーリス・ペーターゼン。ベルクの《ルル》での個性的な歌唱で知られる彼女ですが、「リート」にも高い関心を持っており、ここでも極めて抒情的な歌唱による確かな内面描写と表現力を伺わせます。(2018/01/26 発売)

    レーベル名:Solo Musica
    カタログ番号:SM274