ブローウェル, レオ(1939-)
Search results:51 件 見つかりました。
ギリシャ生まれで欧米で活躍するギタリスト・ゴーニは、ジャケットでご覧の通りの個性的な美貌を誇りますが、数々のコンクールで優勝した大型新人です。待望のナクソス・デビュー盤は、20世紀のちょっといい小品で固めた選曲がミソ。特にイタリア生まれのドメニコーニの作品は、作曲者名を知らないからといって見逃すと損する抒情的な一品。バリオスの幻想的な題名のトレモロのエチュードもいいし、知る人ぞ知る抒情作曲家モンポウ唯一のギター作品も聞けるし、技巧的難曲として有名なロドリーゴや、硬派なブローウェルまで、全て聞き手を楽しませます。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.553774 |
イタリア出身の若手プラティーノ(ホームページもご覧あれ!)のリサイタルは、知的なプログラミングが魅力。スカルラッティの鍵盤ソナタのギター版(これが実にロマンティック)に続いては、バイオリンのための至高のバッハ作品「シャコンヌ」を、過去の巨匠に倣って演奏者自ら編曲し、トータルの才能を見せつけます。以下、19世紀のメルツや、20世紀の名曲として有名なバリオス「大聖堂」、定番のポンセ、ロドリーゴの録音僅少作品まで。コンクールで上位入賞するなら何でもできなくちゃ、というあたりのアピールが絶妙なのです。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.554344 |
日本でも才能ある若者達が活躍中ですが、20世紀末になって、ギター音楽の世界もイケてきましたね。かっこいい作品も増えました。当盤でもキューバ出身の作曲家による2や14のように、弾き終わって「決まった…」と思わずつぶやきたくなるような。武満徹の名作が聴けるのも日本人には嬉しいところ。「フォリオス」の10ではバッハの「マタイ受難曲」が、その武満と親交のあったギタリスト、ブローウェルの「ソナタ」の4ではベートーヴェンの交響曲「田園」が引用されるのも、大事なチェックポイント。前途洋々たる若手奏者の眩いばかりの才能をご堪能ください。(2001/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.554832 |
キューバが生んだ作曲家と言えば、まずはブローウェルに指を折らなくてはなりません。60年代以降、ペンデレツキやブゾッティらの前衛音楽にも影響を受け、自国音楽と融合させて独自の作曲技法を身につけた彼のギター音楽は、今や世界中のギタリストたちが愛奏。当盤で聴ける3曲にも、大作曲家の音楽ならではのオーラが漂います。ブローウェルのような人物を育んだキューバは、スペインによる植民地支配、北米文化、アフリカのリズム、ジャズ、民謡などといった、様々な歴史的・文化的背景を持っています。ギターという楽器こそ、キューバならではの芸術を表現するのに最適であることを証明する一枚です。(2004/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.555887 |
アメリカ出身のチェリスト、ジョン=ヘンリー・クロフォード。前作「DIALOGO」(ORC100166)ではブラームス、リゲティ、ショスタコーヴィチのチェロ・ソナタを披露しましたが、今作では趣向をがらりと変えたラテン・アメリカの音楽集で魅力的な演奏を聴かせます。2019年の夏、第9回カルロス・プリエト国際チェロ・コンクールに出場するためにメキシコへ赴いたクロフォード。コンクールでは首尾よく第1位を獲得し、公演のため何度もメキシコを行き来した彼は、すっかりラテン・アメリカの音楽、文化、歴史に魅せられてしまいました。この「CORAZON=心」と題されたアルバムでクロフォードはマヌエル・ポンセの「エストレリータ」をはじめ、ジスモンチの「水とワイン」、ピアソラの「ル・グラン・タンゴ」「オブリビオン」などよく耳にする曲をはじめ、メキシコのみならずブラジルやアルゼンチンの作品を紹介。この音楽は聴き手の心の琴線に触れ、ロマンスと情熱を呼び起こします。(2022/06/24 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
---|---|
カタログ番号 | :ORC100198 |
2015年に開催されたハインスベルク国際ギター・コンクールの優勝者、パヴェル・クフタのリサイタル・アルバムは、彼の故郷であるベラルーシを始め、キューバ、スペイン、カタルーニャ、ブラジル、フランスの作品がバランス良く配された、この若きギタリストの可能性を探る興味深い1枚です。1984年に生まれ、ミンスクの音楽アカデミーで学び、ベラルーシ政府から奨学金を得た後、ミケーレ・ピッタルガ国際コンクールで第3位、アンドレス・セゴビア国際コンクールで第2位など、数多くのコンクールに入賞、着々と実力をつけてきたクフタ、現在、最も将来を嘱望されているギタリストの一人です。どの曲も技巧と表現力を駆使した素晴らしい演奏ですが、とりわけ冒頭に置かれたベラルーシの女性作曲家、ゴレローヴァの「ミールの城」は、当地の有名な16世紀の要塞を音で表現したアルバムの冒頭を飾るにふさわしい1曲です。(2016/07/27 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.573577 |
スペイン、ベニカシムで開催された「2016年フランシスコ・タルレガ国際ギター・コンクール」で優勝した中国のギタリスト、リウ・シャンイの優勝記念リサイタル・アルバムです。これまでにも数多くの国際コンクールで賞を獲得し、ヨーロッパ、アメリカをはじめとした音楽祭に招かれるとともに、世界各国でリサイタルを行い好評を博しているシャンイ。「北京ギターカルテット」のメンバーとしてアンサンブル活動も積極的に行っています。ここではスカルラッティからピアソラまで国もスタイルも違う小品を次々と披露。その才能を余すことなく見せつけています。●(2017/08/30 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.573813 |
世界で最も有名なギタリストの登竜門である「GFA(全米ギター協会)国際ギター・コンクール」2017年度ICAC(International Concert Artist Competition)部門の優勝者ツァン・テンユエのデビュー・アルバム。中国、河北省に生まれ、父の手ほどきで5歳からギターを始めたというテンユエ、7歳で北京音楽院付属校に入学、その後はジュリアード音楽院に留学し、在学中に前述のコンクールで優勝を獲得。すでに日本でもファンを獲得している逸材です。このアルバムでは、自身の編曲によるスカルラッティのソナタやバッハのシャコンヌなどの古典的な作品から、タンスマン、カステルヌオーヴォ=テデスコ、ブローウェル、アサドなど多彩な作品を演奏。どんな曲でも完璧に分析することで定評があるテンユエ、ここでも熟考の上での素晴らしい演奏を披露しています。(2018/06/27 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.573905 |