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シェリー, パーシー・ビッシュ(1792-1822)

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    ハウ:歌曲と二重唱曲(マイナ/リーチ/ディバーン)

    アメリカ合衆国の女性作曲家メアリー・ハウの歌曲集。幼い頃からピアノを学び、ピーボディ音楽院に入学。ここで出会ったピアニスト、アン・ハルとデュオを結成し1920年から1935年までリサイタル・ツアーを行いピアニストとして活躍しました。しかし、女性としては当時稀であった作曲の学位を取得していた彼女の関心は、作曲へと移っていきます。初期には専らピアノ曲を書いていましたが、次第に管弦楽作品も手掛けるようになり、ドビュッシー、マーラー、リヒャルト・シュトラウスを思わせる後期ロマン派のスタイルによる作品を発表。自然をモティーフにした『砂』や『星』はレオポルド・ストコフスキーの指揮によって演奏され、高い評価を得ています。彼女は音楽のパトロンとして知られるエリザベス・スプレイグ・クーリッジと室内楽協会を設立するとともに、ワシントンではエイミー・ビーチと協力し、全米女性作曲家協会を組織しました。1933年にはフランスに行き、短期間とは言えナディア・ブーランジェに作曲を師事、最先端の音楽を吸収して腕を磨いています。このアルバムには円熟期の歌曲と二重唱曲を収録。英語、フランス語、ドイツ語を自在に駆使し、時には詩の内容に合わせ、積極的に不協和音を使用するなど心のままに書かれた歌曲は、どれも魅力的です。(2022/02/18 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0634

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    バターワース:シュロップシャーの若者より6つの歌/サセックスの民謡(英国歌曲集第20集)(ウィリアムズ/バーンサイド)

    NAXOSが精力的にリリースを続ける「イギリス歌曲集シリーズ」は今作で20を数えます。フィンジやブリテンなど珠玉の作品を耳にして、イギリス音楽の魅力に取りつかれた人も多いことでしょう。このバターワースの作品も聴けば聴くほどに味わい深いものです。彼は最初、弁護士になるべく勉強を始めますが、イートン・カレッジからオックスフォード大学トリニティ・カレッジに進む中で、ヴォーン・ウィリアムスと出会い音楽の道を志します。残念なことに、第1次世界大戦で若き命を散らしてしまい、また気に入らない作品は破棄してしまったため、残された作品は本当に少ないのですが、どれも清々しい青春の息吹のようなものが漂う穏健で美しいものばかり。名バリトン、ロデリック・ウィリアムズの伸びやかな声は聴き手の胸を熱い感傷で満たすことでしょう。(2010/09/15 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572426

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    バックリー:合唱作品集(モーニントン・シンガーズ/フラナガン)

    アイルランド出身の現代作曲家バックリー。イングランド民謡を素材にした「複雑でありながらも聴きやすい音楽」を作り出すことで知られています。彼の作品には歌を用いたものが多く、とりわけ合唱曲はカタログの大部分を占めています。曲調は牧歌的なものから機知に富んだものまで幅広く、時には言葉遊びを駆使したりと多彩な作曲技法を用いています。また「5つの子供のための二部の歌」では今では話す人が少なくなってしまった「ゲール語」が用いられており、そのユニークな響きも楽しめます。オルラ・フラナガンが指揮するモーニントン・シンガーズは作曲家の意図を丁寧に汲み、表現力豊かにその世界を構築しています。(2019/05/17 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA25187

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    パリー/エルガー/ピアサル/サリヴァン/スタンフォード/ウェズリー:イギリスのロマンティク・パートソング集(ザ・ロング・デイ・クローゼズ)(カンツォネッタ/デイヴィス)

    ほとんど名前も知られていない作曲家たちによる21曲のパートソング集。小さなアンサンブルによる気軽な合唱作品は、19世紀初頭ににメンデルスゾーンが広めた壮大な宗教作品とは違い、人々が気軽に楽しめるものとして愛されることとなり、数多くの作曲家たちが民謡風の素朴な旋律を用いてこの分野の作品を書いています。このアルバムに収録されているのも、そのような作品であり、恋人に捧げる歌や、日常のふとした光景が映し出された親密で楽しい曲ばかりです。(2019/11/22 発売)

    レーベル名:SOMM Recordings
    カタログ番号:SOMMCD204

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    パリー/サマヴェル/スタンフォード:歌曲集(サラ&ポール・レナード/マルティノー)

    SOMM RECORDINGSによる「イギリス歌曲」のアンソロジー第2集。このアルバムの中心をなすのはサマヴェルの歌曲集「シュロップシャーの若者」で、このA.E.ハウスマン(1859-1936)による詩には他にもバターワースが曲を付けていることで知られています。若者の苦悩や不安、愛がモティーフとなった抒情的な詩に寄り添う柔らかい旋律は、聴き手に感傷的な気分と秘められた情熱をあますことなく伝えます。パリーの抒情詩集でのサラ・レナードの澄み切った声も、英国の田園風景を想起させる美しさを備えています。(2019/01/18 発売)

    レーベル名:SOMM Recordings
    カタログ番号:SOMMCD214

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    ビーチ:歌曲集(ブリンゲルド/ケルトン)

    20世紀末になって再評価が著しいアメリカの女性作曲家エイミー・ビーチ。彼女はコンサートピアニストとして活躍する一方、ほぼ独学でピアノ曲や室内楽曲などを多く作曲。その個性は、実は歌曲で最高に発揮されています。ぜひ先入観無しで接してみてください!ショパンの夜想曲を思わせるような美しい旋律の連続に魅了されてしまいます。当盤では、12歳で作曲した「雨の日」(ベートーヴェンのピアノ・ソナタ「悲愴」第3楽章を引用)に始まり、ほぼ作曲順に収録し、作曲家としての進歩がわかる構成となっています。ビーチを得意とするメゾ・ソプラノ歌手ケルトンを起用した理想的な演奏でお届けします。(2004/09/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559191

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    キャスリーン・フェリア― - 英国諸島の歌(1949-1952)

    41歳で早世してしまった英国の伝説的アルト歌手、キャスリーン・フェリア。彼女の深く柔らかい声で歌われる英国民謡は、子供を見つめる若い母親の眼差しのような優しさのこもったもの、ただ聞いているだけで、心の奥の軋んだ扉が開放されるような感動が広がってきます。かのDECCAのカリスマ・プロデューサー、ジョン・カルショーもその著で「単純さと正直さこそが本質であるこの歌に、キャスリーンは苦もなく生命を吹き込むことができたのだった」と大絶賛しています。良質な英国LPからマーク・オバート=ソーンが新たに復刻したバランスの良い音質もうれしい限り。(2005/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111081

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    プッチーニ/ヴェルディ/カタラーニ/レスピーギ:ソプラノのためのオペラ・アリア集(ボルシ)

    そんな疑問を感じた方ぜひ聴いてみてください。恐らくこの作品は、ソプラノ歌手マリア・ルイジア・ボルシが自身の真価を問うものなのだと思うのです。あまりにも美しくあまりにも切ない歌。本来は弦楽四重奏とメゾ・ソプラノのための作品ですが、ここではオーケストラの伴奏に載って切々と歌われます。音の一つ一つに意味があるようなこの静かな叫びの意味を知りたくて、テキストを読み込んでみたくなりました。元々は英語の詩をイタリア語に翻訳した文章…最初はよくある男女の物語だと思いました。気の弱い男が憧れの女性に思いを告げ、嬉しい返事をもらい、そのまま夕暮れの道を歩み、一夜を共にする…なるほど、タイトルの「日没」はそこから来ているのだな。しかし物語は一転します。その内容を知った時、この曲をもう一度繰り返して聴いてみたくなりました。そんな強い訴求力を持つ歌を歌うこの歌手。日本にも度々来日して、聴衆を魅了している若手です。本当に素晴らしい歌い手の登場です。もちろん全ての曲が極上です。(2014/10/22 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573412

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    ブリテン:セレナード Op. 31/夜想曲 Op. 60/カンタータ「フェドーラ」 Op. 93 (ラングリッジ/ロイド/マレイ/イギリス室内管/ベッドフォード)

    ブリテンに声楽曲の名曲は数あれど、聴き逃すことはできない二大名曲を収録しました。「セレナード」と「ノクターン」がそれで、共にテノールがソロを歌います。両作とも決してとっつきやすい作品ではありませんが、聴き込むほどに、ブリテンの才能の奥深さに魅了されていくから不思議。楽器編成の妙には感嘆するよりありません。「パイドラ」はメゾ・ソプラノのためのドラマティック・カンタータで、作曲家の死の前年に完成され、名歌手ジャネット・ベイカーが当盤と同じくベッドフォードの棒の下で初演しました。コリンズ・レーベルの再発売盤です。(2005/02/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557199

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    ブリテン:セレナード/イルミナシオン/夜想曲(トンプソン/ボーンマス・シンフォニエッタ/ロイド=ジョーンズ)

    ブリテンの真価は声楽曲で発揮されますが、その秘密は20歳台前半で出会ったテノール歌手ピアーズとの生涯にわたる愛のある関係にあったのです。また、ブリテンは詩の描く世界を音楽に変える能力に桁はずれに長けていました。ここに聞く3曲は、いずれもピアーズの存在とブリテンの才能が融合した最高の成果で、とっかかりは難しいかもしれませんが、聞けば聞くほど味が出てきます。伴奏楽器の使い方にも凄みが感じられます。「イリュミナシオン」はランボーのフランス語の詩に作曲、他2曲は様々な詩人による英語詩です。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553834