リゲティ, ジョルジ(1923-2006)
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よく「猟奇的」と評されるリゲティの音楽。しかし彼の多彩な音楽を表現するにはこんな言葉で足りるはずがありません。例えば「2001年宇宙の旅」で使われたいくつかの彼の音楽は、作曲家の名前を知らずとも、映画を見た人には強烈なインパクトを与えているはずです。ここに収録された弦楽四重奏曲はリゲティの作品の中では、あまり知名度の高いものではありませんが、作曲家の特性を存分に伝えてくれることでしょう。初期に書かれた「アンダンテとアレグレット」はシェーンベルクを思わせる驚くほどメロディアスな作品です。(2010/02/17 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570781 |
「左手と右手で、それぞれに異なった複雑で不規則なリズムを演奏しろ!」と言われたら、手や指だけでなく脳や神経がどうかしてしまいそうですが、リゲティの練習曲はまさに、その難行苦行が要求される練習曲です。その恐るべきリズム構造が産み出す、とてつもなく猛烈、かつ精妙で美しい音の渦は、もはや成熟しきったと思われがちなピアノ演奏芸術に、全く新しい地平を切り開くものといえましょう。21世紀のスタンダード名曲の地位を確立しつつあるこの曲集に、お馴染みのビレットが「スピードの追及よりも、楽譜上の様々なニュアンスの表出に努めた」と自ら語るユニークなアプローチで迫ります。(2003/04/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555777 |
ロシア生まれのエレナ・ガポネンコは4歳ですでに「チェロとピアノの神童」として知られていました。すぐさま最高の訓練を受け、9歳でオーケストラと共演を果たし、モスクワ音楽院の中央音楽学校を経て、ドイツとオランダに留学。ピアノとチェロの両方で賞を獲得し、2014年にはGENUINレーベルに2つの楽器を操った演奏を録音。こちらも驚きを持って迎えられています。今回のアルバムは2枚組の構成となっており、CD1はピアノ、CD2はチェロの演奏で、基本的に作曲家の「作品番号8」が選ばれているという凝った選曲。様々な要素が盛り込まれた興味深い2枚組です。(2017/12/22 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC1884 |
19世紀~21世紀の様々な音楽から「チェロ・アンサンブル」に編曲した作品を収録したユニークな1枚。選ばれた8曲の作品では、チェロという楽器からインスピレーションを引き出し、その力強さと、人間の声にも例えられる「神秘的な音色」が余すことなく表現されています。ノースウェスタン大学チェロ・アンサンブルは、大学に属するビーネン音楽院の在学生と卒業生によって構成されており、その強烈な表現力によってニューヨーク・タイムズ紙の「2015年クラシカル・レコーディング」のTOP25、ニューヨーカー誌では同じく「2015年クラシカル・レコーディング」のトップ10に選ばれるほど、高い人気を獲得しています。(2017/01/25 発売)
レーベル名 | :Dorian Sono Luminus |
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カタログ番号 | :SLE-70004 |