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ツェムリンスキー, アレクサンダー・フォン(1871-1942)

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    ツェムリンスキー:弦楽四重奏曲集 1 - 第3番、第4番(エッシャー弦楽四重奏団)

    ウィーン世紀末を代表する音楽家の一人ツェムリンスキー(1871-1942)。マーラーを(とりわけ妻のアルマについて)語る際には、避けて通れない人物としても知られています。彼は作曲をローベルト・フックスに師事し、ブラームスからも後押しを受けていたものの、結果的には「世紀末の雰囲気」にどっぷり浸かった音楽を書き、またシェーンベルクとは義理の兄弟でもあったため(彼の妹がシェーンベルクの妻となった)1924年にはオペラ「期待」の初演を行うなど、かなり先進的な活動を行ったことで知られています。そんなツェムリンスキーは生涯4曲の弦楽四重奏曲を書いていますが、その書かれた年代には40年ほどの開きがあり、第1番の若々しくブラームス風の作風と、第4番の爛熟した作風には驚くほどの違いが見られるのが面白いところです。この第1集では後期の第3番と第4番を収録。名作「抒情交響曲」を初演し、10年ぶりにとりかかった第3番は、それまでのロマンティックな作風から一転、表現主義的で厳格なものとなりました。第4番は更に鎮痛な面持ちを持つもので、アルバン・ベルクをはじめとした親しい友人たちの次々の死を反映したかのような重々しい音楽。"ブルレスケ(おどけた)"と題された第2楽章ですら、痛々しく荒々しい音が充満しています。しかし、音楽の端々に浮き上がるメロディは何と美しいことでしょう。(2013/09/25 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572813

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    ツェムリンスキー:弦楽四重奏曲集 2 - 第1番、第2番(エッシャー弦楽四重奏団)

    25歳の若き才能溢れる作曲家ツェムリンスキー(1871-1942)は、ブラームスの後押しを受けて「クラリネット三重奏曲」の出版を行い、また最初のオペラ「ザレマ」が賞を獲得するなど、順風満帆たる人生を歩み始めたところでした。その年に書かれた弦楽四重奏曲第1番は、若々しい活力と流麗なメロディが漲る、叙情的で輪郭のはっきりした音楽であり、若さゆえの冒険心や遊び心が感じられる瑞々しいものです。しかし、その17年後に書かれた第2番の弦楽四重奏曲は、まるで別人の作品?とも思えるほどにその表情が変化しています。確かにその間に彼の身の回りに起こった様々な出来事は、野心溢れる青年から幾多の希望を奪っていったに違いありません。曲は調性感を保ちながらも、第1楽章は無調とも思えるやるせなさが支配していたり、第2楽章も薄い美しさの中にのたうちまわるような苦しみが感じられます。第3楽章は特徴的なリズムが支配する忙しないもの、そして第4楽章には先の見えることのない薄暮が覆っています。最終楽章は一層混沌が激しくなり、取り留めのない不安感の中に取り残されるかのようです。とは言え、この時期の彼はまだ、指揮者としては名声を獲得しており、曲の中にも、若干の明るい光が宿っています。以降のツェムリンスキーの生涯は転落の一途を辿り、書かれる曲調も暗く変化していきます。彼の3番と4番の四重奏曲は8.572813で聴くことができます。(2014/07/23 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573088

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    ツェムリンスキー:交響曲第1番/森の対話/春の埋葬/五月の花(マティス/ヘルマン/北ドイツ放送響/ボーモン)

    (2009/04/01 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C10740

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    ツェムリンスキー:交響曲第1番、第2番(ライテル/ザイペンブッシュ)

    ツェムリンスキーは、マーラーとシェーンベルクをつなぐ存在(彼はシェーンベルクの師にして義兄)とされ、後期濃密系ロマン派というイメージが強いですが、この2曲の交響曲は若書きの作ということもあり、そういったイメージよりも先達の影響の強い、保守的な作風のものといってよいでしょう。どちらも堂々たるシンフォニックな大作ですが、若者らしく清々しい抒情とともに、マーラーやワーグナー、さらにはブラームスやブルックナーのような響きを随所に聴くことができるものとなっています。ドイツ・オーストリア交響曲史の重みがひしひしと感じられるかのような一枚、といったところでしょうか。*8.220391と8.223166 からの再発売品(2003/04/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557008

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    ツェムリンスキー:交響詩「人魚姫」/シンフォニエッタ(ヘルシンキ・フィル/ストルゴーズ)

    20世紀の初頭、ウィーンで活躍した作曲家ツェムリンスキー(1871-1942)の代表作として知られる交響詩「人魚姫」ですが、実は通常演奏されている版は、彼がもともとのスコアから14ページも削除してしまったもので、なぜこのような過激なカットを施したのかについての言及もないばかりか、以降のツェムリンスキーはこの作品について触れることもなかったという、何とも不可解な経緯を辿った作品なのです。しかし現在でも、濃厚でロマンティックな響きが愛されているこの曲を、何とか元の状態に戻したいと試みたA.ボーモントの手に拠って新しい版ができあがりました。1934年に作曲された「シンフォニエッタ」の室内オーケストラ版と併せて、名手ストゥールゴールズとヘルシンキ・フィルのしなやかな演奏で、この色彩美をお楽しみください。(2015/05/27 発売)

    レーベル名:Ondine
    カタログ番号:ODE1237-5

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    ツェムリンスキー:交響的歌曲/「時の勝利」からの3つのバレエ音楽/歌劇「カンダウレス王」(抜粋)(ハンブルク国立フィル/アルブレヒト)

    (2009/04/01 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C10448

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    ツェムリンスキー:室内楽作品集(ミュラー/ヒンターフーバー)

    最近じわじわと人気が高まるツェムリンスキーの音楽は、その粘りつくような半音階手法と狂おしいほどの官能性が印象的です。しかしここに収録された3つの作品は彼の若き日に書かれたもので多少ブラームスの影響も感じられる、躍動的でさわやかな曲想に魅了されます。特にクラリネット三重奏曲はブラームスが出版社ジムロックに推薦したという作品で、彼の作品の中でも最も愛されるものの一つです。(2008/06/11 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570540

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    ツェムリンスキー:抒情交響曲(ゲルネ/シェーファー/パリ管/エッシェンバッハ)

    (2009/04/01 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C71081

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    ツェムリンスキー:抒情交響曲/シュレーカー:あるドラマへの前奏曲(K. アームストロング/ヘルマン/ウィーン放送響/ギーレン)

    ミヒャエル・ギーレンが得意とするドイツ後期ロマン派の2作品。ツェムリンスキーの「抒情交響曲」はマーラーの「大地の歌」を思わせる歌とオーケストラのための連作歌曲の形式を持つ曲。インドの詩人ラビンドラナート・タゴールの詩(英語からドイツ語に翻訳された歌詞)は、愛を主題として書かれており、ツェムリンスキーの音楽語法の全てが用いられた意欲的な作品です。全体に官能的な旋律が横溢していますが、ギーレンは音楽に没入することはなく、淡々と理知的に表現しています。ソリストにはワーグナー歌手として知られるカラン・アームストロングと、モーツァルトやワーグナーの歌唱で知られるローランド・ヘルマンが起用されており、オーケストラの厚みのある響きに負けることのない素晴らしい歌を楽しめます。アルバムにはツェムリンスキーと同世代の作曲家シュレーカーの「あるドラマへの前奏曲」も収録されています。(2021/11/05 発売)

    レーベル名:Orfeo
    カタログ番号:C210241

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    ツェムリンスキー:抒情交響曲/ベルク:抒情組曲より3つの小品(ロビンソン/トレーケル/ヒューストン響/グラーフ)

    愛しい人を奪われたマーラーに対して、終生尊敬と恨みの思いを抱き続けたであろうツェムリンスキー(1871-1942)の代表作であるこの曲は、テキストこそインドの詩を用いてはいるものの、明らかに「大地の歌」の影の中にあるのは周知の事実です。2 人の独唱者によって歌われる狂おしい愛の世界を彩る管弦楽の響きは、爛れた果物の甘さと香りそのもの。爛熟した時代を克明に映し出した「大人のための童話」です。そして、この曲から生まれたベルク(1885-1935)の抒情組曲の頃、世界は暗黒の時代を迎えていくことになります。牛肉も果物も腐る前が一番美味しいとは良く言ったものですね。名バリトン、トレーケルの名唱が光ります。(2009/07/29 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572048