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パーセル, ヘンリー(1659-1695)

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    鏡 Kagami ~ヴィオール小曲集~(上村かおり/ミランダ/ジルベライヒ)

    【ヴィオールの名優、上村かおりのソロ第2作。人間の感情を伝える音楽の不思議へのオマージュ】日本語の固有語である「かがみ」は、「神(かみ)」が「我(が)」を囲んでいると読み解くこともできる。鏡を見ると、そこに映るのは神性に囲まれた我である、と。わたしは、音楽が内にある感情を鏡で見るように浮き上がらせ、その伴奏をしてくれることを思い、この物語のタイトルを「かがみ」とした。このCDはまた、バロック時代の作曲家たちが、音楽を、神による天地創造を映し出す鏡であるだけではなく、人間の感情を「フィグーラ」(音形の上行や下行、また跳躍、調性、フラット、シャープなど)によって表現し、「アフェクト」(特定の感情を喚起する作用)を生み出し得るものと考えていたことへのオマージュでもある。 ――上村かおり(解説より)ベルギーのブリュッセルを拠点に、リチェルカール・コンソートやレザール・フロリサン、ル・ポエム・アルモニークといった幅広い世代の第一線古楽アンサンブルで中心的なメンバーとして活躍を続けるヴィオール奏者の上村かおり。長く充実したキャリアを経て2021年に満を持してリリースされた初のソロ・アルバム『優 Yuu』(『レコード芸術』誌特選)は、ヴィオールという楽器ひとつで驚くほど豊かな世界が紡ぎ出される無伴奏作品集でしたが、今回新たに届けられたアルバムは世界中に共演者を持つフランスのチェンバロ奏者アリーン・ジルベライシュと、やはりベルギーやフランスで多忙な活躍を続けるリカルド・ロドリゲス・ミランダという頼もしい演奏仲間との室内楽。17~18世紀の英仏独さまざまな地域のヴィオール作品を自在かつ入念に配したプログラムは3幕仕立ての演劇風に編まれ、冒頭の無伴奏曲から静かに動き出すその音楽物語は起伏に富んで変幻自在、まさに数百年前のヨーロッパで、客席と親密な距離感の舞台に心を吸い寄せられるような静かな求心力に満ちています。18世紀半ばに活躍したドレの珍しい曲集やマレ、クープランなどフランス宮廷流音楽の見事な演奏もさることながら、美しい陰翳を感じさせる鍵盤の低音に続いて主旋律がヴィオールで描き出される「イタリア協奏曲」の緩徐楽章や、パーセルの傑作歌劇《ダイドーとイニーアス》の名場面から紡ぎ出された坂本龍右の編曲による思わぬ独奏など、知っていたはずの曲が思わぬ装いで登場するトラックも実に魅力的。演奏者の上村自身が書き下ろした日本語解題とともに、擦弦と撥弦の交錯に深く引き込まれるアルバムです。(2023/08/25 発売)

    レーベル名:Ramee
    カタログ番号:RAM2204

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    鐘 - ピアノ、チェンバロ、フォルテピアノ、フェンダー・ローズによる、古今東西鍵盤音楽の旅(ロマニウク)

    【話題のピアニストがその鬼才の片鱗を露わに!4つの時代の楽器を操る鍵盤音楽の旅】フォルテピアノやチェンバロなどの古楽系鍵盤奏者として各方面に出演するほか、同時代の作品解釈にも一家言あり、パトリツィア・コパチンスカヤのアルバム『TAKE TWO』(ALPHA211/NYCX-20002)ではチェンバロとトイ・ピアノで共演しているアンソニー・ロマニウク。生まれ育ったオーストラリアでジャズにどっぷりとはまった後、アメリカへ渡りクラシック・ピアノを学習、数年後から古楽を学んだ彼は、当地でロックや電子音楽にも深く熱中していきました。そんな彼が思い描く鍵盤楽器の音楽を存分にやり遂げた、目の覚めるような構成によるソロ・デビュー・アルバムが登場です。バードからチック・コリアまでの作品を、モダン・ピアノを中心としながらも、フォルテピアノ、チェンバロ、そしてフェンダー・ローズ(金属音叉を使用したフェンダー社製の電子ピアノで、ジャズからソウル、ロックまで幅広いポピュラー音楽に1970年代を中心に使用され、現在も多くのファンが存在)までを縦横無尽に駆使して演奏しています。その楽曲解釈は、確固たるアカデミックな基礎の上にロックやヒップホップを吸収した世代ならではの小気味よい風通しの良さが感じられ、彼がどの作品からもそれぞれが持つ美しさを聴く者に示してくれる抜群の才気の持ち主であることを知らしめています。フェンダー・ローズによるバッハの面白さなど意外性も相まって、最後まで一気に聴かせるアルバムです。(2020/08/28 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA631

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    イヴォナ・カラシンスカ=シュレア - ピアノ作品集(メロディーズ)

    ポーランド生まれ、オーストリア在住のイヴォナ・カラシンスカ=シュレア。6歳でピアノを始め、カトヴィツェの「カルロ・シマノフスキ」音楽大学に入学。ピアノを集中的に学びました。しかし卒業後にはハープシコード、オルガンなど歴史的な楽器に興味を抱き、現在ではピアノとオルガン、ハープシコードを自在に操る演奏家として活躍しています。この2枚組では、様々な作曲家によるバロック期から現代までの多彩な小品を取り上げ、曲に合わせて、ピアノとオルガンを弾き分けることで生き生きとした曲調が生まれています。共演のバウマンは1963年生まれ、ストラスブールのオルガニスト、息のあった演奏が繰り広げられています。(2018/03/23 発売)

    レーベル名:Austrian Gramophone
    カタログ番号:AG0002

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    キャンピオン/ダニエル/ダウランド/フォード/リュリ:カウンターテナーのための作品集(チャンス)

    【かの名歌手の息子が瑞々しく聴かせる英国のメランコリー】古楽復興の重要な拠点である英国で、20世紀後半の古楽復興の牽引役の一人として、みごとな美声で数々の名演を紡ぎ出してきたカウンターテナー歌手マイケル・チャンス。その息子アレクサンダー・チャンス初の本格的なソロ・アルバムは、父と同じく英国音楽への深い愛と抜群の適性を実感させてくれる、輝かしい未来も予感できる上質なリュート・ソング集です。エリザベス朝時代から活躍をみせたメランコリーの音楽家ダウランドや同時代のキャンピオンの作品を中心に「英国のオルフェウス」と称えられた17世紀後半のヘンリー・パーセルの名曲に至るまで、有名曲をほどよく交えつつ、当時の英国人たちを陶然とさせたフランス宮廷音楽も選曲。ある時は静謐な悲痛さをもって、またある時は皮肉っぽさを交えた晴朗さで、高音域まで伸びやかな美声の味わいが引き立つさまざまな作品の面白みをじっくり引き出してゆく名歌唱がたまりません。LINNならではの秀逸な録音技術により、デュオ・パートナーのトビー・カーが聴かせる玄妙な撥弦も克明に楽しめ、400年以上前の英国ではシンプルな響きの中でいかに変幻自在の多様な音楽が楽しまれていたか再認識させられることでしょう。(2023/04/28 発売)

    レーベル名:Linn Records
    カタログ番号:CKD711

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    金管七重奏のための音楽集 2 - ヘンデル/パーセル/ラモー/ブロウ(セプトゥーラ)

    金管アンサンブル「セプトゥーラ」によるシリーズ第2集は、17世紀のバロック・オペラの名曲を中心にセレクトしたものです。この当時の金管楽器は、未だ発展途上であり、ヘンデルの作品にしても楽器の使い方は現在とは全く異なるものと言ってもよいでしょう。当然、ここで演奏している曲は本来の姿と違うかもしれませんが、この試みは極めて興味深いものであり、また楽器の可能性を探るものとして、何より完璧な音楽として仕上がっていることは高く評価できるのではないでしょうか?トラック30は有名な「私を泣かせてください」で、この美しい旋律がどれほどに神々しく奏されているか…を実際に聴いてみてください。この演奏、第1集(8.573314)とは若干のメンバー変更がありますが、そのアンサンブルは全く乱れがありません。とにかくスゴイです。(2015/05/27 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573386

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    古楽の世界

    クラシックをかなり好きになっても、バッハより古い音楽など聴いたことが無いという方は多いことでしょう。それは勿体無い!そこには、バッハ以降の音楽よりヒトのカラダに近い、理屈など一切抜きで、作曲者や曲名も忘れて純粋に楽しめる音楽の森があるのです。ナクソスは、そんなアーリー・ミュージックも、いつの間にか、たーくさん揃えてしまいました。この2枚組は既発売のアルバムから全51トラックも厳選した、ホントに凄いハイライト盤。貴方のお気に入りが、きっと見つかります。英文ですが、音楽史の勉強になる解説と、ナクソスの古楽CDのラインナップ付き。(2000/03/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554770-71

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    アルフレッド・コルトー - HMVレコーディングス(1929-1937)

    稀代のショパン弾きとして知られるコルトーですが、彼のレパートリーは実に多彩です。このアルバムには、メンデルスゾーンとフランクが中心に収録されており、その才能の一端を遺憾なく知ることができるでしょう。例えば、コルトーは「フランクの第1人者」として知られていたことをご存知ですか?フランクのピアノ曲は作品自体が地味で、あまり演奏される機会も多くないのですが、コルトーほどの名手の手にかかると、複雑な対位法や、きっちり構築された和声の素晴らしさと、味のあるメロディを心から楽しむことができるでしょう。(2010/12/15 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111381

  • コレット/ダンドリュー/マルシャン/ラモー:オルガン作品集(ジャリー)

    【ヴェルサイユ宮殿旧王立礼拝堂の大オルガン・シリーズ、ガエタン・ジャリによる名曲集!】1710年に完成したヴェルサイユ旧王室礼拝堂の大オルガン。二度の大改修を含む度重なる改造で、当初の姿から大きく変化したオルガンも1995年には可能な限り建造当時の形へと復元されました。ヴェルサイユ宮殿のレーベルで続くそのオルガンの素晴らしさを伝えるシリーズに、自ら主宰するアンサンブル、マルグリット・ルイーズと共に素晴らしい声楽作品をこれまでリリースしてきたガエタン・ジャリが登場。オルガンのためのオリジナルから管弦楽や声楽曲の編曲まで、フランス・バロックの名曲をたっぷりと聴かせています。ラストにはパーセルとヘンデルの作品も収録し、伝えきらなかったオルガンの特性を引き出しました。礼拝堂全体を派手に鳴らすものから、繊細な綾を表現する作品まで、バロック音楽の多様さとヴェルサイユの歴史あるオルガンの魅力が詰め込まれたアルバムです。(2020/08/28 発売)

    レーベル名:Château de Versailles Spectacles
    カタログ番号:CVS024

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    失楽園~様々な地域と時代における、楽園と追放の歌(プロハスカ)

    特に近・現代音楽の解釈と歌唱で高い評価を得ながら、持ち前の高い感性で古楽の世界にまで鋭く切り込むアンナ・プロハスカが描く『失楽園』。楽園でのアダムとイヴ、その堕落と追放の物語、あるいはそれに触発された歌曲を収録しています。ロマン派から近代、そして20世紀に至る各時代から独自の選曲を行っており、歌詞も仏・独・英・露と4ヵ国語に及ぶもの。圧倒的な充実度で、プロハスカの企画力、歌唱力、言語力と、現在の彼女が持てる実力が余すところなく発揮された、聴き応え十分のアルバムです。(2020/04/10 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA581

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    シュッツ/プーランク/ラッソ:合唱作品集(キングズ・シンガーズ)

    「われらが父よ・・・」この2つの言葉は、キリスト教の最も知られた祈りの言葉であり、イエスが弟子たちに教えた言葉でもあります。その弟子たちは数え切れないほど多くの人々にこの言葉を伝え、何世紀にも渡って祈られ続けています。このアルバムは父であり、また神である「主への祈り」が25編収録されています。その時代は様々ですが、人々の深い思いは何時の時代も変わることがありません。2009年度のグラミー賞を受賞したキングス・シンガーズによる、えも言われぬ美しい響きは心の底に溜まったいろいろなものを全て洗い流してくれるでしょう。(2012/12/19 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572987