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ブゾーニ, フェルッチョ(1866-1924)

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    ブゾーニ:弦楽四重奏曲第1番、第2番(ペッレグリーニ四重奏団)

    ブゾーニの2つの弦楽四重奏曲は、いずれも青年時代の作品です。ただ、ブゾーニは非常に早熟で、10代半ばから堂々たるロマン派作品を書いていた為、この2曲も「若書き」という感じはしません。特に第1番は、19世紀半ばに書かれた弦楽四重奏曲として聴けば、結構な傑作ではないかと思えてきます。第2番も基本的には似た感じの曲ですが、時折、アレアレという不思議な半音階的ズレを描く事があり、後年の作品に繋がる要素が見え隠れして来ています。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:999264-2

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    ブゾーニ/シューマン/リスト/スクリャービン/ベルク:ピアノ作品集(シュリースマン)

    ドイツ出身のピアニスト、ブルカルト・シュリースマン。フランクフルト音楽・舞台芸術大学で修士号を取得したのち、シューラ・チェルカスキーとブルーノ・レオナルド・ゲルバーのマスター・クラスに参加、1984年頃からピアニストとして活動をはじめました。プロのスキューバダイバーでもあり、水中で聴こえる音についての研究を行うことで知られています。彼はまた、21歳の時に全オルガン作品を暗譜演奏したほどJ.S.バッハを尊敬しているといい、2012年に録音されたバッハ・アルバム(DIVINE ART DDC25751)も思慮深く真摯な演奏が評価されています。そんな彼のこの3枚組アルバムには、今回は初出となるブゾーニ編のバッハ:シャコンヌ、ベルクのピアノ・ソナタと、1990年代から2000年にかけてBayer Recordsからリリースされた「スクリャービン・アルバム」などの名演をリマスターしたものを収録。完璧主義者として知られるシュリースマンならではの表現をじっくりと楽しめます。(2021/09/10 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA21373

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    ブゾーニ:初期ピアノ作品集 - 1877~1883年作曲・出版全作品(グロショップ)

    音楽家の両親のもとに生まれ、幼い頃から神童の名をほしいままにしたブゾーニ。8歳でピアニストとして演奏会デビューを果たすとともに、数多くのピアノ曲を書き始めました。後年になって「若い頃の作品の完成度はあまり高くない」と自作を否定したと言われますが、出版された作品からは、ブゾーニが既に高度な音楽性と作曲技法を身に着けていたことが伺われます。また、至るところに円熟期の作品との共通性も見出すことができるでしょう。この3枚組には、ブゾーニが11歳から17歳までに作曲し、出版された作品を全て収録。世界初録音も多く、ファンにとっては嬉しいアルバムです。演奏しているのは、すでにトランスクリプション集(C7015、C5198)を録音し、ブゾーニ作品の演奏に定評のあるホルガー・グロショップ。ブゾーニのオーソリティとして貫禄のある演奏を聴かせます。また、トランスクリプション集と同じく、今作にもボーナス・トラックとしてブゾーニの母アンナ=ヴァイスの作品が添えられています。(2020/08/07 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5416

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    ブゾーニ:チェロとピアノのための作品全集(デュオ・ペピチェッリ)

    まずはお約束のバッハ編曲、「半音階的幻想曲とフーガ」です。ブゾーニ先生には申し訳ないですが、数多くのピアノ独奏用編曲での恰幅のよさと比べると、やや珍なる仕上がりのようです。幻想曲での両楽器の掛け合い、フーガの最後の盛り上げなど、特にチェロが高音域で頑張るほどにナイスな脱力感が・・・。変奏曲はブゾーニが、「らしさ」を次第に発揮するようになった頃の作品、音楽的語彙が豊富で、素晴らしい演奏効果があります。もっと演奏されてよい作品といえましょう。「忘れられたワルツ」は名編曲、原曲のもつ浮遊感を、低音楽器を使って表現しているのは、素晴らしい逆転の発想です。(2004/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555691

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    ブゾーニ:トゥーランドット組曲 Op. 41/「ファウスト博士」のための2つの習作(香港フィル/サミュエル・ウォン)

    理知的にして情感豊か、熱狂的にして冷静といったように、ちょっと不可思議な感覚もある、ブゾーニの個性が遺憾なく発揮されているオーケストラ曲の数々です。後にオペラにも改作された「トゥーランドット組曲」は、ブゾーニ流に消化されたオリエンタルな響きが大変にユニークで、第5曲に有名な「グリーン・スリーヴス」の旋律が、(これまた徹頭徹尾にブゾーニ流の装いで)引用されているのも注目されます。また、母の死が影を落としているといわれる、「悲歌的子守歌」に聴く、透明感溢れる哀感がひそやかに醸し出す、儚いまでの美しさも絶品です。そう、ブゾーニは単なるバッハ編曲家ではないのです!!(2002/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555373

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    ブゾーニ:トランスクリプション集(グロショップ)

    すでにリリースされている、グロショップのブゾーニ(1866-1924):ピアノ作品集(C7015…4枚組)には、バッハを始めとした17人の作曲家たちの作品のトランスクリプションが収録されていますが、実はそこには、ブゾーニがバッハ作品を編曲したものの全てが含まれていたわけではありません。この2枚組はそんな不足分を補うものと言えるでしょう。この録音の中には、グロショップ自身のバッハ作品の編曲や、優れたピアニストであったブゾーニの母アンナ=ヴァイスの作品までをも収録。グロショップのブゾーニ:ピアノ作品への傾倒ぶりが感じられる納得の演奏でお楽しみください。(2014/06/25 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5198

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    ブゾーニ:ピアノ・トランスクリプションズ(グロショップ)

    (2009/04/01 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C10896

  • ブゾーニ:ピアノ協奏曲 Op. 39 (ゲルシュタイン/ボストン響/オラモ)

    【名手ゲルシュタインがオラモと共に挑む、ピアノ協奏曲史に残る問題作】ロシア生まれ、アメリカで活躍するゲルシュタインによる大作ブゾーニのピアノ協奏曲。技術的に困難で、イタリア的な歌謡性、ドイツ的な重厚さを併せ持ち、終楽章には「アラジン」による男声合唱(ドイツ語歌詞)まで登場するという、多種多様な要素が組み込まれた長大かつ掴みづらい作品ですが、ゲルシュタインは持ち前の技術と柔軟さで作品の面白さを表出しています。サカリ・オラモの明確な棒さばきに名手揃いのボストン響が俊敏な反応を聴かせ、作品の輪郭をくっきりと浮かび上がることに大きく貢献しています。(2019/04/26 発売)

    レーベル名:Myrios Classics
    カタログ番号:MYR024

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    ブゾーニ:ピアノ協奏曲(カッペッロ/ルカ・マレンツィオ合唱団/ローマ響/ラ・ヴァッキア)

    イタリアの作曲家、フェルッチョ・ブゾーニが書いた唯一のピアノ協奏曲は、史上稀に見る破天荒なものでした。全5楽章、演奏時間は約80分、そして終楽章には男声合唱が入るというこの曲、もちろんピアノ・パートは演奏困難を極め、その上、曲もイマイチまとまりがなく、初演時ドイツの批評家からは「イタリア的な要素が入ってる」と言われ、イタリアの批評家からは、「ワーグナー風であり、終楽章もドイツ語だ」と批判される始末。歌詞はなんとアラーの神を讃えていたりしますし・・・。日本では、その存在は知られていたものの、なかなか演奏される機会がなく、ようやく2001年になって、あの超絶技巧で知られるアムランがようやく全曲初演を行ったというまさに珍曲中の珍曲ですが、この多種多様なものが流布する現在では、とりわけ奇異な存在と位置づける必要もありませんね。1976年、ブゾーニ国際ピアノコンクールで優勝した真のブゾーニ弾き、カッペッロの納得の演奏でどうぞ。(2011/12/14 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572523

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    ブゾーニ:ピアノ協奏曲(ライヴリー/フライブルク・ヴォーカル・アンサンブル/バーデン=バーデン南西ドイツ放送響/ギーレン)

    フェルッチョ・ブゾーニの没後100年記念リリース。1902年から1904年に作曲された彼唯一のピアノ協奏曲は、全5楽章、演奏時間は約80分近く、そして終楽章には男声合唱が入るという長大で大規模な曲。ピアノ・パートの難度は高いものの、決して派手な技巧を追うわけではなく、ブラームスの協奏曲のようにオーケストラの一部として機能します。終楽章の男声合唱はデンマークの劇作家アダム・エーレンスレーヤーの戯曲「アラジン」の終幕の部分をブゾーニ自身がドイツ語に翻訳したものを高らかに歌いますが、こちらも決して劇内容を表現しているわけではありません。破天荒な内容の上、合唱も必要とする編成のためか、それほど実演の機会が多い作品ではありませんが、20世紀音楽と大編成作品を得意とするミヒャエル・ギーレンが見事な演奏を聴かせます(ギーレンによるこの作品の録音は、これが唯一のものとなります)ピアノを演奏するフランス系アメリカ人のデイヴィッド・ライヴリーは、過去にエリザベート王妃コンクール、ジュネーブ国際音楽コンクール、チャイコフスキー国際コンクールなどの入賞歴を誇るピアニスト。現代作品も積極的に手掛け、多くの作曲家たちの新作の演奏も行い高い評価を受けています。(2024/03/08 発売)

    レーベル名:SWR Classic
    カタログ番号:SWR19141CD