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伝承

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    ナット・キング・コール・トリオ「トランスクリプションズ 第1集」(1938)

    うーん。これ聴いて唸った。バド・パウエル・トリオ出現(pf、b、ds)以前のピアノトリオの『ひな形』であるナット・キング・コール・トリオ(pf、b、g)から60年後の現代。果たして我々はどれだけ「進化」しているのだろうか? 音量のバランス、小気味いいシングルトーンのイントロやフィルイン、そして粋なコーラス・アレンジ・・・。これで十分じゃないスか! 良く聴くとパウエルのルースト盤の「インディアナ」あたりにも影響しているし、フラナガンの歌伴に通ずるものもある。こういう「ショウ」を聴きたいですな。(2001/02/01 発売)

    レーベル名:Naxos Jazz Legends
    カタログ番号:8.120512

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    スタン・ケントン:「エチュード・フォー・サクソフォーンズ」ザ・コンプリート・マグレガー・トランスクリプションズ 第2集 (1941-1942)

    ケントン楽団の特徴。それはモダンな楽曲・アレンジとともに、メンバーの楽器演奏技術の高さにあると思う。ペットもサックスもタイトなリズムでキッチリと、かつこの時代にしては異色なほどピッチやアーティキュレーションの正確なリフが鳴っている(タイトル曲のサックス・ソリが見事!)。またそのヴォイシングも、今から見れば単純な4声の closed voicing 中心だが、半音階も多用し、なかなかにモダンです。しかし、ケントン楽団、人気もあったのですね。大衆性と音楽性の両立、というジャズ最大の課題もクリアしていたとは、ケントン恐るべし!(2002/02/01 発売)

    レーベル名:Naxos Jazz Legends
    カタログ番号:8.120518

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    ジョセフ・ロック:「ヒア・マイ・ソング、ヴィオレッタ」オリジナル・レコーディングス (1947-1950)

    僕、タマにはこういうのをダラダラ聴くのは嫌いでないです。「帰れソレントへ」とか「サンタ・ルチア」とか、気持ちイイですよね。ジョセフ・ロックという人、北アイルランドの生まれだそうで。何故か、音楽というのは「偏縁系」の人の方が上手いのだな。男らしい女、女々しい男、そして種々の民族的・文化的な背景。という訳で、こういう「美声」でストレートに歌い上げられると結構恥ずかしくも気持ちイイ。絶妙のポルタメントとフェルマータ。最近、こういう色気のある歌手って居なくなったよな、とお嘆きの貴殿にこの1枚。(2001/09/01 発売)

    レーベル名:Naxos Nostalgia
    カタログ番号:8.120549

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    ザット・クリスマス・フィーリング:オリジナル・レコーディング集 (1932-1950)

    “真冬のオールスター”、あるいは“聖夜のドリーム・チーム”と呼びたいコンピレーション・アルバムです。ロング・セラー中のロング・セラーとしてあまりにも名高いビング・クロスビーの<ホワイト・クリスマス>はもちろん、クリスマスをめぐる歌がこれでもかというほど、ぎっしり詰め込まれています。フランク・シナトラの<きよしこの夜>、スウィング時代にベニー・グッドマンと人気を二分したアーティ・ショウ楽団の<ジングル・ベル>をはじめ、ハートがあたたかくなる歌、賑やかで楽しいナンバー、敬虔な情感に満ちた楽曲など、全21曲を収録。ノスタルジー、そして色褪せることない古き良き時代の輝きと空気が実感できるディスクです。(2001/12/01 発売)

    レーベル名:Naxos Nostalgia
    カタログ番号:8.120564

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    マリアン・アンダーソン:アリア、歌曲、黒人霊歌集「あなたの声に心は開く」オリジナル・レコーディングス (1924-1944)

    「100年に1人のすばらしい美声」。そんな表現で1935年にマリアン・アンダーソンのことを大絶賛したのは、大指揮者のトスカニーニでした。包容力に富んだ深々とした歌声は、黒人霊歌はもちろん、オペラのアリアや宗教曲、歌曲の分野でも人々に大きな感銘をもたらしました。しかし、その道のりは決して平坦ではなく、人種差別のために音楽学校に入学を許可されず、コンクールで好成績を収めながらも差別のために活動は思うにまかせず、30年にヨーロッパで成功を収めたのを契機に、ようやく母国のアメリカでも認められるようになったのです。当盤には、<深い川>をはじめ、人間の魂に直接訴えかけるかのような渾身の名唱が収録されています。(2002/03/01 発売)

    レーベル名:Naxos Nostalgia
    カタログ番号:8.120566

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    グラモフォン録音傑作集 第1集 (1907-1945)

    これ、いわゆる「名人」の「当たり芸」の集大成! エジソンの発明のおかげで、伝説の名人達のヒット曲が味わえます。ここでは録音状態の悪さ(スクラッチノイズや恐ろしく狭いダイナミックレンジ)も味のうち。パデレフスキーの「月光ソナタ」、ハイフェッツの「ホラ・スタッカート」、ラフマニノフの自作自演「前奏曲・鐘」、ストコフスキーの「小フーガ・ト短調」など、芸の「基本」がみっちり。こういうのを最近の若い人は軽視しがちであることは大変由々しき事態であると思う。正座して聴こう。(2001/09/01 発売)

    レーベル名:Naxos Nostalgia
    カタログ番号:8.120569

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    グレン・ミラー:「オー・ソー・グッド」レアリティーズ 1939-1943

    グレン・ミラーって、いわゆる一般人の考える(受け入れられる)ジャズの典型、って感じですなあ。だって、TVCMに使われるジャズって、せいぜいグレン・ミラー、ベニー・グッドマンですからねえ(フュージョン除けば)。だから、ジャズを聴いている人って、グレン・ミラーのCDは持ってないよね。いわば『盲点』ってところ。ここでは、初登場の珍しい音源が大部分ですが、典型的なグレン・ミラー・サウンドをこれでもか、と展開してます。タキシード・ジャンクション、スターダスト、ファイブ・オクロック・ホイッスル等、これは「基本中の基本」ですよ。(2001/11/01 発売)

    レーベル名:Naxos Jazz Legends
    カタログ番号:8.120573

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    キッド・オリー「クレオール・クラシックス」オリジナル・レコーディングス (1944-1947)

    キッド・オリーといえば、"Muskrat Ramble" 書いた人、という認識しかなかった。ダンモしか聴かない耳には新鮮なプレイ。そもそも1940年代にディキシーランド・ジャズのリバイバルがあった頃の録音。おん歳60才近く。第一世代はやっぱ違うわ。いい意味での「昔のまま」の芸風。10才の頃からバンジョーの伴奏で道端で吹いてた奴は鍛え方が違うわな。一生涯の相棒、マット・キャリーのtpもいいアジ出してます。それにしても、今は無くなったtp、tb、clという3管って、なかなかよいアンサンブルだと思わない?(2002/03/01 発売)

    レーベル名:Naxos Jazz Legends
    カタログ番号:8.120587

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    ローレンス・ティベット:「ザ・ホワイト・ダヴ」映画とオペレッタからのバラードとソング集Vol.1(1926-1931)

    SP時代を代表するアメリカの名バリトン歌手といえば、ローレンス・ティベットです。第一次世界大戦中、米海軍に従軍し、それからニューヨークで高名なラ・フォルジュに師事したという経歴に加え、魅力的な渋いルックスの持ち主でもあり、オペラの世界の枠を飛び越え、映画にも多数出演して、その演技と声で大人気を博しました。当アルバムでも、マクダウェル、フォスターといったアメリカ産の歌から、フォーレ、オッフェンバック、アイルランド民謡、そして映画やオペレッタに至るまで、幅広い曲調を男っぽい色香を漂わせながら歌い上げています。なかでも、大ヒットを記録したMGM映画『悪漢の歌』からの4曲のナンバーが聴きものです。(2002/01/01 発売)

    レーベル名:Naxos Nostalgia
    カタログ番号:8.120593

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    ティノ・ロッシ:「聞けマンドリンの調べを」オリジナル・レコーディングス1933-1950

    “ロマンスのナポレオン”、“歌のヴァレンティノ”とも称されたティノ・ロッシは、コルシカ島で1907年に生まれました。甘く感傷的な恋の歌を美しい声で歌い上げる「魅惑のシャンソン(シャンソン・ド・シャルム)」と呼ばれるジャンルの代表選手でもあり、その切ない歌声がなんとも魅力的です。快適なリズムを伴い、常春の風情が漂う《マリネラ》は、シャンソンというよりは、ノスタルジックなラテン・ナンバーの趣に満ちていますし、往年のヒット・ナンバー《アマポーラ》なども、ムーディーな歌い口が広くポップス・ファンにアピールすることでしょう。もちろん、ロッシの代表作《小雨降る径》や《聞けマンドリンの調べを》も収録されています。(2002/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos Nostalgia
    カタログ番号:8.120594