バルビエ, ジュール(1825-1901)
Search results:102 件 見つかりました。
第2次世界大戦終結から1年後の46年、パリ・オペラ界のトップ歌手たちを集めてSP録音された《サムソンとデリラ》の全曲です。デリラを歌うエレーヌ・ブヴィエ(1905~78)は、39年から四半世紀にわたってパリ・オペラ座で活躍したメゾ・ソプラノで、その舞台での存在感は、後輩のオペラ歌手たちから目標とされました。サムソン役のジョゼ・ルッチオーニ(1903~78)はコルシカ島生まれのイタリア人ながら、パリのオペラ・コミークで活躍したテノール。そして指揮のルイ・フーレスティエ(1892~1976)は、パリ・オペラ座での活動に加え、パリ音楽院で後進の指導にあたったフランス・オペラ界の重鎮です。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
---|---|
カタログ番号 | :8.110063-64 |
ベニアミーノ・ジーリ(1890-1957)の第3集は、アコースティック録音の末期にあたる1923年から25年にアメリカのヴィクター(RCA)に遺された録音を集めたものです。当時ジーリは、カルーソーに代わる新世代のプリモ・ウォーモとして、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場で非常な人気を集めていました。この時代のジーリはオペラではまだ軽めの役柄に専念していたため、ここにもそうした声種の歌が収められています。さらに〈フニクリ・フニクラ〉など、いわゆるナポリ民謡が数多く録音されているのも、この第3集の魅力となっています。(山崎浩太郎)(2004/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
---|---|
カタログ番号 | :8.110264 |
イタリア・オペラ界において、カルーソーの後継とされたジーリ。カルーソーが天衣無縫の自然派の歌い手というならば、持ち前の甘い声と絶妙なコントロールによって、ジーリは絹糸のような旋律線を紡ぐことから、唸るようなフォルテッシモまで出すことが可能な技巧派でもありました。その幅広い表現方法は、とりわけオペラのドラマティックなシーンで聴衆に深いインパクトを与えたとされています。このCDに収められたのは主に重唱で、共演するのは同時代の重鎮の数々。当時、まだ歌手がスターであった頃を蘇らせる一枚でもあります。(2004/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
---|---|
カタログ番号 | :8.110266 |
両大戦間期に最高の人気を誇ったイタリアのテノール、ベニアミーノ・ジーリ(1890-1957)。このCDにはミラノ・スカラ座デビューから1年後の19年ミラノ録音と、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場へのデビューから6週間後の21年カムデン(フィラデルフィア近郊)での録音、そしてその後に行なわれた22年までのニューヨーク録音が収められています。デビュー直後からこれだけの録音が行なわれたことは、ジーリの人気の高さの証明でしょう。なお本CDはROMOPHONE盤の再発ですが、リマスタリングを施しています。(山崎浩太郎)(2003/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
---|---|
カタログ番号 | :8.110263 |
両大戦間の時代から50年代半ばまで、40年間近くもイタリア最高の人気歌手として名声をほしいままにしたテノール、ベニアミーノ・ジーリ(1890-1957)。澄んで無駄のない美声、漂うように軽く、しかし弱々しくない絶妙のソット・ヴォーチェ。彼の名を一躍知らしめたのは、18年にミラノ・スカラ座でトスカニーニの指揮のもとにボイトの《メフィストーフェレ》のファウスト役を歌ったことですが、このCDにはちょうどその年と翌年にかけての最初期の録音が収められています。なお本CDはROMOPHONE盤の再発ですが、一部リマスタリングを施しています。(山崎浩太郎)(2003/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
---|---|
カタログ番号 | :8.110262 |
1931~2年にロンドン、ニューヨーク、ミラノで録音された40代初めのジーリの録音が19曲。ジーリの明晰な響きと柔軟かつ生命力に満ちた歌い口はどれも絶品中の絶品ながら、白眉は間違いなく「真珠採り」のロマンス!吸い込まれんばかりのソットヴォーチェのなんと密度の高い、高貴な、そして胸に迫る哀しさ!録音から70年以上経っても誰もこの領域に近づきさえできていない、孤高の世界です。もちろんアリアでの豊かな歌、カンツォーネでのエンターテイメントぶりも天下のトップスターならでは。伴奏で巨匠バルビローリが指揮を取っているのも貴重です。(2005/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
---|---|
カタログ番号 | :8.110268 |
ロシアのバス歌手フョードル・シャリアピン(1873-1938)は、その力強く朗々とした歌声と、圧倒的な舞台での存在感により、バス歌手の概念を地味な脇役から主役へと一変させた、革命的な存在です。モスクワのボリショイ劇場で活躍したのち、1907年から西側へ進出、大人気を得ました。彼が外題役を歌う《ボリス・ゴドゥノフ》は、それまでまったく知られていない作品だったにもかかわらず、彼の登場によって一気に人気作品となりました。このCDは1902年から36年までの長い録音歴から、代表的な録音をあつめたもの。東京録音もあります。(山崎浩太郎)(2003/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
---|---|
カタログ番号 | :8.110748-49 |
ドゥソリーナ・ジャンニーニ(1902-86)はイタリア移民の両親の間に、アメリカのフィラデルフィアで生まれたドラマティック・ソプラノです。演奏会で活動したあとヨーロッパに渡り、1925年にハンブルクでアイーダを歌って正式なオペラ・デビューを飾りました。1928年にはミラノ・スカラ座のオーケストラをバックに《アイーダ》の全曲録音に参加しています。その後は第2次世界大戦までヨーロッパで、開戦後はアメリカのシカゴやサンフランシスコの歌劇場を主舞台に活動しました。ここではラジオ番組のライヴ録音が収められています。(山崎浩太郎)(2003/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
---|---|
カタログ番号 | :8.110145 |
20世紀前半、ドイツ系の「歌姫」といえば二人を指しました。一人はロッテ・レーマン、ひとりはエリーザベト・シューマン。奇しくも同じ年に生まれた二人は、キャリアも同じように積み、オペラとリートの世界においてそれぞれの個性を発揮した金字塔を打ち立てました。成熟した女性の趣のレーマンに対し、シューマンの声は常に「フレッシュ」と形容されるもので、高い声は愛らしく軽やかにさえずり、低い声は淑やかに愛を語りかける声という特長を備えていました。このCDに収録されているのは、彼女のキャリアの最も早い頃のもので、エジソン社及びポリドール社の録音すべてが納められています。音質的にも、原盤のニュアンスを損なうことなく向上されています。(2006/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
---|---|
カタログ番号 | :8.111098 |
アメリカを拠点に活躍するソプラノ歌手、デボラ・スターンバーグが歌う3つの「鳥」をテーマにした歌曲集。すべて彼女のために作曲されたもので、このプロジェクトの発端は、エリック・キッチンが自作の「オルニーの鳥の詩」を彼女に渡したことでした。この歌曲集に魅せられた彼女はすぐさま演奏の機会を持つとともに、シンプソンとティボドーにも「鳥」を主題にした歌曲集の作曲を依頼、出来上がった歌曲には、作曲家ごとの異なった技法によってさまざまな鳥の声や姿が映し出されており、スターンバーグはこれらを美しい声と巧みなテクニックを駆使して歌いあげています。(2020/02/21 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.579064 |