エルガー, エドワード(1857-1934)
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鳴かず飛ばずの作曲家だったエルガーが管弦楽曲「エニグマ変奏曲」で一気に注目されるようになった直後、一世を風靡したアルト歌手クララ・バットとの共演で初演されたのが「海の絵」です。このエルガー唯一の管弦楽付き歌曲は、感動的な楽想の連続で、今日まで演奏され続ける名曲です。同時期のオラトリオ「ゲロンティアスの夢」を想起させる、雄大かつ神秘的な声楽曲「音楽の作り手」は、知られざる名作と呼ぶに相応しい充実した内容を誇ります。「彼らは驚きを知らず」で「エニグマ変奏曲」の中でも最も有名な「ニムロッド」が引用される部分は、管弦楽曲ファンにも聴き逃せません。今やヘンデルから現代作品まで、ひっぱりだこの人気歌手サラ・コノリーの歌唱にご注目ください。(2007/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557710 |
エルガーの名声を確立した代表作である「威風堂々第1番」「エニグマ変奏曲」の評価は、生前の人気に比べ現在あまり芳しくありません。しかしこの盤の自演を聴くと、いずれも堅固な様式美、名人芸的な楽器書法、質感のどっしりとした響きに満たされており、それら要素と旋律とが相まって、抜きがたく「英国的」な音楽を作り出していることがわかります。この強烈な個性を確立したエルガーのスタイルを、さらに演奏様式を通じて再認識できる盤といえるでしょう。ボーナス・トラックとして、位置の違うマイクによって同時に収録された2盤によって合成され、ステレオ風にしたてた録音が含まれています。(2006/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111022 |
「威風堂々第1番」の中間部なら、誰もがどこかで聞いたことがある筈です。このイギリス紳士のイメージそのままの旋律をもっと聞いてみたいなら、この1枚が最適の名曲選になるでしょう。「エニグマ」(謎)は、作曲者の友人のイメージを音楽化するという凝りに凝った変わり種の変奏曲。特に『ニムロッド』の美しいメロディーはポピュラー名曲の仲間入りを果たしています。日本の結婚式の定番になった「愛のあいさつ」や、エルガーをもっと好きになるための忘れられない佳曲「セレナーデ」もどうぞ。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554161 |
コンドラシンの急逝に伴って、1983年に首席として就任したのは当時56歳のイギリスの指揮者コリン・デイヴィスでした。彼はイギリス音楽を積極的に取り上げ、9年間の就任期間にレパートリーを拡充させたことでも高く評価されています。就任当時の瑞々しい「エニグマ」です。 ( 発売)
レーベル名 | :BR-Klassik |
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カタログ番号 | :900705 |
1 ( 発売)
レーベル名 | : |
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カタログ番号 | :2010.11.24 |
1905年、自作を指揮するために初めてアメリカを訪問したエルガー。以降、その翌年1906年と1907年、そして1911年の合計4回アメリカを訪れています。彼の作品はアメリカでも人気を博し、とりわけ「威風堂々」はアメリカの高校、大学の卒業式に欠かせない作品となりました。このアルバムには1940年代のアメリカで録音された3つの作品を収録。1949年にトスカニーニとNBC交響楽団が演奏した「エニグマ」変奏曲、ピアティゴルスキーの唯一の録音となった「チェロ協奏曲」、ロジンスキの指揮による、イギリス国内ではなかなか認められることのなかった晩年の作品「ファルスタッフ」、どれもアメリカで着実に息づくエルガー人気を反映した熱演です。これらはどれもオーディオ・エンジニア、ラニ・スパーの入念なリマスタリングによって当時の音が鮮やかに蘇っています。(2019/07/19 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :ARIADNE5005 |
ORCHIDレーベルの新シリーズ「BBCウェールズ交響楽団」の録音集第1弾は、英国を代表する作曲家エルガーの「エニグマ」と、アメリカの近代作曲家チャドウイックの作品集。ほぼ同じ時期にイギリスとアメリカで活躍した2人は、何度も会う機会があったにもかかわらず、決して交友関係を持つことはありませんでした。しかし2人の作品を並べて聴いてみると、どちらも後期ロマン派風の重厚な響きを持つなど、数多くの共通点を見出すことができます。指揮者アンドリュー・コンスタンティンはイギリス全土のオーケストラで実績を重ね、現在フォートウェイン・フィルハーモニー管とレディング交響楽団の芸術監督を務めています。(2017/11/29 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100074 |
作曲者の友人の頭文字を各変奏曲につけて各人の性格を表現した「エニグマ変奏曲」は、英国近代の管弦楽曲の中でも特に名曲として親しまれているため、録音も多数発売されており、ナクソスにも既にあります。それでも敢えてこの新録音が出てきた理由は、指揮のハーストのエルガー解釈が素晴らしいためで、「交響曲第1番」のナクソス盤は同曲録音中ナンバーワンとの評判すらあるのです。イタリア滞在の経験を踏まえた太陽いっぱいの「南国にて」、行進曲得意のエルガーらしい「戴冠式行進曲」も合わせてどうぞ。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553564 |
エルガーにはピアノ作家というイメージはあまりなく、当盤においてもかなりのトラックは自作品の編曲(トランスクリプション)の範疇に属するものとなっています。そんな中では、こんな曲もあるのかと驚かされるのは、「エニグマ変奏曲」のピアノ版です。確かに音色の多彩さでは原曲には劣りますが、シンフォニックな分厚い響きを堂々と奏でていくあたりは、トランスクリプション・マニアの期待にも十分沿うものとなっているといえましょう。それにしても、オリジナルのピアノ曲である可憐な「ソナティナ」を聴いていると、エルガーにはもっとこの分野にも注力してもらいたかったものだと、残念に思われてなりません。(2006/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570166 |