ベルリオーズ, エクトル(1803-1869)
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ゼーヴェンの「自動演奏楽器博物館」所蔵のブリタニック・オルガンを蘇らせるシリーズの第2弾です。第1弾(OC840)では総合的な音の紹介に終始したのですが、今回はクリスマスの音楽に絞ってご紹介します。本来、クリスマスは一家で静かに過ごすのが昔からの習慣ですが、もし旅の途中でクリスマスを迎えることになったら、旅人は少々寂しくなってしまうかもしれません。そんな時のために、ブリタニック号はクリスマス音楽のロール紙をあらかじめ用意して出航しました。もちろん演奏は当時最高のオルガニストたちによるものです。船上で彼らの演奏を再現しながら旅人達は静かにクリスマスを祝ったのです。彼らの華やいだざわめきもこのアルバムから感じ取れるかもしれません。 ( 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC842 |
( 発売)
レーベル名 | :予想以上に力強いオルガンの音は、1世紀以上も前の空気をありありと伝えてくれます。 |
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カタログ番号 | : |
1 ( 発売)
レーベル名 | : |
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カタログ番号 | :2012.01.11 |
トスカニーニとBBCの数少ない競演の第二弾は、ベートーヴェン作品の中では珍しく、各楽章に標題が付された「田園」。曲の持つ、描写的音楽としてのドラマツルギー的要素と、交響曲としての古典的構成要素のバランスが秀逸なトスカニーニは、ベートーヴェン自身の述べた「絵画というよりも感情の表現に重きを置いた。」という意図を体現することに成功しています。とりわけ第3楽章からフィナーレにいたる一連の流れは、過剰な感情表出を抑えつつも、絶妙なクライマックスを構築。彼のもっとも脂の乗り切っていた時期の音源として、歴史的に意義深い録音としても重要な位置を占めるでしょう。(2004/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110877 |
イギリスの名詩人、第6代パイロン男爵ジョージ・ゴードン・バイロンが1812年に出版した「チャイルド・ハロルドの巡礼」は当時大ベストセラーになりました。彼は当時の偽善と偏見に果敢に立ち向かい、また恋多き男でもあり、そんなところもベルリオーズ(1803-1869)がこの物語に音楽を付けるモチベーションになったのではないでしょうか。この作品は当初、パガニーニが演奏することを想定して書かれましたが、パガニーニが曲の出来に不満を漏らしたという説や、ベルリオーズが途中で書く気を失ったという説など様々な原因があったようで、結局のところ、第1楽章でふんだんに使われたヴィオラは、楽章が進むにしたがって姿を潜めてしまいます。しかしながら、曲全体の物語はとても面白く、まだベルリオーズ特有の「イデー・フィクス(固定観念)」もふんだんに登場し、特に第4楽章での楽器たちの喧騒と狂乱は幻想交響曲を超えるほどの熱狂を呼ぶものです。ヴィオラのリーズ・ベルトーは1982年生まれの才能あるヴィオラ奏者。この難曲を容易く手中に収めています。残りの3曲は、全て歌劇「ベンヴェヌート・チェッリーニ」に関係する作品で、有名な「ローマの謝肉祭」も元々はこの歌劇の間奏曲として作曲されたものです。「夢とカプリース」はテレサのアリアを編曲したもの(このアリア自体は初演前に削除されてしまった)で、現在では独立した曲とされています。(2014/07/23 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573297 |
1980年代の終わりから、優れたバロック・ソプラノとして独特の存在感を見せていたヴェロニク・ジャンス。バロック・オペラや声楽曲の録音にもしばしばフィーチャーされ、澄み切った歌声を聞かせていました。しかし、2000年頃になって立て続けにフランス歌曲、とりわけベルリオーズの歌曲を積極的に録音し、清冽かつドラマティックな側面を見せてくれたことは、今でも鮮烈な記憶として脳裏へと焼き付けている人も多いのではないでしょうか? ( 発売)
レーベル名 | :Ondine |
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カタログ番号 | :ODE1200-2 |
( 発売)
レーベル名 | :さて、そんな彼女はこの度ONDINEと正式契約を結び、最初にリリースするのが、ベルリオーズとラヴェルの歌曲集。とりわけ「夏の夜」については、およそ12年ぶりの再録音となり、その表現の深まりについても興味深いところです。当時、あれほど熱望して手に入れた愛妻ハリエットとの間に亀裂が生じ、心が揺れ動いていたベルリオーズの、ちょっぴり悩ましい心情を、テオフィル・ゴーティエの詩を借りて歌い上げたもので、ここでのジャンスは美しく流麗なフランス語、そしてまるで呼吸するかのような自然な歌い口で表現します。優しさと情熱を併せ持つ6曲の歌曲は、まさに珠玉の美しさを備えています。 |
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カタログ番号 | : |
( 発売)
レーベル名 | :抒情的情景「エルミニー」は、ベルリオーズが1828年(ハリエットに一目ぼれした年)に書かれた作品で、すでに幻想交響曲の「イデー-フィクス(固定楽想)」が随所に表れています。彼はこの曲でローマ賞に挑戦、惜しくも2票差で1位を逃してしまいますが、彼は大いなる自信を得て、そのまま「幻想交響曲」の作曲にいそしむのです。 |
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カタログ番号 | : |
( 発売)
レーベル名 | :ラヴェルの「シェエラザード」はトリスタン・クリングゾールの詩につけられた3つの歌曲。色彩豊かな管弦楽法はいかにもラヴェルであり、ほのかなオリエンタリズムも感じられます。 |
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カタログ番号 | : |
( 発売)
レーベル名 | :類い稀なるカリスマ性を発揮する指揮者ジョン・アクセルロッドによるフランス国立ペイ・ドゥ・ラ・ロワール管弦楽団の絶妙な伴奏も、この零れ落ちそうな歌唱に彩りを添えています。 |
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カタログ番号 | : |
1 ( 発売)
レーベル名 | : |
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カタログ番号 | :2012.07.11 |
冒頭から驚かされます、これはあの、「幻想交響曲」のテーマ(かの有名な"固定楽想")ではありませんか。ナポレオンが創設した、当時の若手作曲家たちが世に認められるための登竜門となった作曲賞「ローマ賞」に、ベルリオーズが4年間にわたって出品した声楽曲が一堂に会しただけでも価値があるアルバムですが、この「エルミニ」のような興味深い、そしてテーマの美しさだけでも感銘を受けてしまう曲が含まれているのです!他3曲も、ベルリオーズならではの情熱が、はちきれんばかりに詰め込まれた力作。カザドシュの棒の見事さもあいまって、劇的な音空間の創造に成功しています。(2003/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555810 |
日本では知名度は高くありませんが、欧米では「羊飼いたちの別れ」(当盤のCD110)はクリスマスの定番曲になっています。それを含む「キリストの幼時」は、ベルリオーズのクリスマス・オラトリオと言える大作だけに、既に多くの名演奏家が取り組んでいますが、ナクソスからのドビュッシーの歌劇が好評を博した指揮者と管弦楽団に加え、フランス人歌手を揃えた(意外に珍しい)点で、当盤の存在価値は価格メリットだけではありません。ご存知なければ是非鑑賞していただきたい、革命児ベルリオーズにしか無い音楽美を発見できる作品です。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553650-51 |