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【ブゾーニの没後100年記念アルバム。フランチェスカ・デゴのヴァイオリン・ソナタ集】イタリアのヴァイオリニスト、フランチェスカ・デゴ。前作のブラームス/ブゾーニ:ヴァイオリン協奏曲(CHSA5333)に続き、ヴァイオリンとピアノのための2つのソナタと4つのバガテルを録音しました。どちらのヴァイオリン・ソナタもホ短調で書かれており、作品からはドイツ・ロマン派の影響が強く感じられます。第1番のソナタはブラームスのヴァイオリン・ソナタ第3番からインスパイアされたロマンティックな作品ですが、10年後に完成された第2番は内容が更に深まり、複雑な対位法が駆使されています。第3楽章にはJ.S.バッハのコラール「Wie wohl ist mir 幸いなるかな、おお魂の友」を主題とした長大な変奏曲が置かれています。2つのソナタよりも以前に書かれた4つのバガテルは、作曲家エゴン・ペトリのために書かれた作品で、ブゾーニはエゴン・ペトリの母親に恋をしていたとされており、それもあってか、ブゾーニの作品には珍しく軽快な音楽で、「生きる喜び」が感じられます。フランチェスカ・デゴは日本でも既にNHK交響楽団をはじめ様々なオーケストラと共演し、多くのファンを獲得、また室内楽でも活躍しており、ピアニスト、フランチェスカ・レオナルディとは定期的にリサイタルで共演を行っています。(2024/11/01 発売)
| レーベル名 | :Chandos |
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| カタログ番号 | :CHAN20304 |
ピーター・ドノホーによるブゾーニ作品集の第2集は、高い評価を受けた前作(CHAN20237)に続き、彼の高い技術と音楽性が遺憾なく発揮されています。今回のアルバムには、ブゾーニによるバッハの名作2曲の編曲、ブラームスに捧げられた「ショパンの前奏曲に基づく変奏曲」の他、ブゾーニのオリジナル作品のソナチネ第1・第2番やバッハの未完成フーガを基にした大作で、1921年に2台ピアノ版に編曲した「対位法的幻想曲」を収録。ドノホーは、ブゾーニの大作「ピアノ協奏曲」をBBCプロムスで演奏するなど、これまでにも彼の音楽を積極的に演奏しており、ここでも共感溢れる演奏を披露しました。「対位法的幻想曲」でドノホーと共演するカール・ラッチマイヤーは英国王立音楽大学で学び、数々の賞を受賞し、BBCやクラシックFMでの放送にも出演。特にロンドンで25年以上続けて開催する「カンバセーショナル・コンサート」シリーズが評価されています。彼もブゾーニ演奏の第一人者として知られ、最近ではロンドンでの3日間のブゾーニ音楽祭を企画・出演し、ソロや協奏曲の演奏が賞賛されました。(2025/01/24 発売)
| レーベル名 | :Chandos |
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| カタログ番号 | :CHAN20342 |
【ジョン・ウィルソン&SOLによる極上のプッチーニ・サウンド!】2024年が没後100年だったプッチーニ。そのスコアをかねてから研究していたジョン・ウィルソンが手兵シンフォニア・オヴ・ロンドンを指揮した管弦楽曲集は、ありがちな同種企画とは一味違って、オーケストラ・ファンが心から楽しめる出来栄えです。収録されている作品は初期のものが中心。ポンキエッリに就いて学んでいた時に書かれた交響的前奏曲は非常に息の長い起伏を持ち、ワーグナーの《ローエングリン》第1幕への前奏曲を思わせます。卒業制作である交響的奇想曲は、10年後に書かれる名作《ラ・ボエーム》の冒頭を先取りしているかのよう。3つのメヌエットと「菊」のテーマも、後に出世作《マノン・レスコー》の中に転用されます。プッチーニのオペラ第1作《妖精ヴィッリ》は作曲コンクールの応募作で、受賞こそ逃がしましたが大手出版社のリコルディ社がその出来栄えに目を留めて買い上げ、その後の長く豊かな協力関係の始まりとなりました。オペラ第2作《エドガール》は興行面での成功こそ逃したものの、そのオーケストラ・スコアは見事に書かれています。スケルツォ、トリオ、アダージェットといった小品にも「プッチーニらしさ」が横溢。ジョン・ウィルソンは、有名作品の前奏曲や間奏曲などを並べるというありがちな方法ではなく、管弦楽作品としてのレベルの高さが見いだせる若き日の作品を取り上げ、シンフォニックな作品として堂々と響かせることで、プッチーニの管弦楽法の真価を伝えます。同時にプッチーニ作品ならではの甘美なメロディとドラマティックな雰囲気への目配りも万全。収録曲の中では最も有名な《マノン・レスコー》第3幕間奏曲での、甘美から悲劇の予感へと移り変わりつつクライマックスを築く場面の高揚感は、オーケストラの力量もあってたいへんな迫力です。CHANDOS定評の優秀録音を生み出すプロデューサー:ブライアン・ピジョンとエンジニア:ラルフ・カズンズのコンビがオケの実質的な本拠地キルバーンのセント・オーガスティン教会で収録したサウンドは、繊細でメロウ、緻密にして雄大。プッチーニは「誰も寝てはならぬ」くらいしか知らない、というオーケストラ・ファンにもぜひ聞いて頂きたい1枚です。(2026/02/27 発売)
| レーベル名 | :Chandos |
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| カタログ番号 | :CHSA5385 |
洗練された演奏とサウンドが光るガードナー&ベルゲン・フィルのブラームス:交響曲全集、6年の年月を経て完結!2015年から24年までベルゲン・フィルの首席指揮者を務め、2025年のGramophone Awardsでオーケストラ・オヴ・ザ・イヤーに輝くまでに導いたガードナー。2018年に録音、翌年リリースされた第1番&第3番(CHSA5236)以来、長く待ち望まれていた交響曲全集完結編の登場。2023/24シーズンで首席指揮者を退任したガードナーとオーケストラにとって、当シーズンの最後に録音された第4番の演奏には特に深い思いがあったものと思われます。バランスよく整えられたサウンドから生まれる透明感、誇張やテンポの揺れを抑えた流れの良さなど、作品の良さをそのままに届けようとする演奏で、2025年秋に読響を指揮したブラームスの第1番に通じます。ガードナーは在任中の功績が評価されてベルゲン・フィルから名誉指揮者の称号が贈られました。これからも共演が続くであろうこの名コンビの、記念碑の一つとなる録音です。(2026/01/16 発売)
| レーベル名 | :Chandos |
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| カタログ番号 | :CHSA5248 |
トム・ポスターとエレーナ・ユリオステによって2017年に結成されたカレイドスコープ・チェンバー・コレクティヴによる「ブラームス&コンテンポラリーズ」シリーズの完結編。本作では、クロアチアの作曲家ペヤチェヴィチの作品が取り上げられています。ブラームスとは50歳以上の年齢差があるペヤチェヴィチですが、彼女の初期作品には、ロマン派の系譜に連なる情熱と優しさが色濃く息づいています。彼女のピアノ四重奏曲に宿る高揚感に魅了されたアンサンブルは、彼らが学生時代から親しんできたブラームスのピアノ四重奏曲第1番とのカップリングが理想的だと考えました。モダニズムに席巻される前の伝統的な美意識が、時代を超えて響き合う――そんな魅力に満ちたアルバムです。(2026/05/15 発売)
| レーベル名 | :Chandos |
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| カタログ番号 | :CHAN20364 |
1865年から1868年にかけて作曲されたブラームスの「ドイツ・レクイエム」は、ラテン語によるレクイエムのテキストではなく、ルター派の聖書から自ら選んだ言葉を用いており、死者のための祈りよりもこの世に残されて生きる者に慰めを与えることを意図した構成になっています。エドワード・ガードナー指揮のベルゲン・フィルと合唱団は、透明度の高い澄んだ響きで、穏やかに温かく、この曲の世界を音にしてゆきます。ヨハンナ・ヴァルロートは、ウィーン音楽芸術大学卒業後、2019年のミリアム・ヘリン国際歌唱コンクール優勝で国際的な注目を集め、2021年にはビルギット・ニルソン奨学金を受賞、2023年にはカーディフ世界歌手コンクールにスウェーデン代表として出場した期待の若手ソプラノ。すでにグラインドボーン音楽祭やウィーン国立歌劇場の舞台に立ち、その歌声は人々を魅了しています。ブライアン・マリガンは、アイルランド系アメリカ人のドラマティック・バリトン。メトロポリタン歌劇場やサンフランシスコ歌劇場をはじめ、欧米や日本の主要な歌劇場や音楽祭に定期的に出演、録音でも高い評価を受けています。美麗な音色を高音質録音で伝えるSACDハイブリッド盤での発売です。(2025/02/14 発売)
| レーベル名 | :Chandos |
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| カタログ番号 | :CHSA5271 |
スーパー・オーケストラと超優秀録音によるフランス管弦楽の名曲集。定番名曲あり、意外性ありでオーケストラを聴く楽しみを満喫!ジョン・ウィルソンの下、腕達者で知られるイギリスのオーケストラの首席奏者たち、室内楽団員、ソリストなどを選りすぐってプロジェクトごとに結成されるシンフォニア・オヴ・ロンドン。今回はフランス音楽の名曲集を発表します。メンバーにとって大半の曲は数知れず演奏してきたであろうレパートリー。そんな彼らが、録音に残すと決めたからには一切の妥協なく完璧・最高を目指すジョン・ウィルソンの指揮の下、超絶的なテクニックとサウンドを究極的に磨き上げたアンサンブルとバランスで演奏してゆきます。オーケストラ全体が生み出すハーモニーを美しくとらえつつ、細部までの解像度を実現したラルフ・カズンズの優秀録音とあいまって心地よく音楽に浸れるアルバムとなっています。充実したシンフォニックなサウンドで描かれる「魔法使いの弟子」は、この作品が「交響詩」と銘打たれていることをあらためて納得させます。「月の光」はウィルソン自身が1994年に作った管弦楽版で、弱音による様々な楽器の重ね合わせが生み出す繊細な響きの移ろいが絶妙。続く「楽しい行進曲」は弾けるような活気と明るさ...とアルバムを通して起伏をもたせた構成も巧みです。「カルメン」組曲は、ギロー/ホフマン版をもとにウィルソンが考え抜いた順番で演奏。「セギディーリャ」のオーケストレーションを参考に「ハバネラ」の旋律を途中で一瞬トランペットに委ねるのはウィルソンのアイディアとのこと。「アルカラの竜騎兵」での遠近に離して配置されたトランペットが呼び交わすような効果はセッション録音のたまもので、こうした細部に至る作り込みも聴く楽しみを更に増しています。広いダイナミックレンジを持つSACDハイブリッド・ディスクでのリリース。(2026/05/01 発売)
| レーベル名 | :Chandos |
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| カタログ番号 | :CHSA5379 |
アーサー・ブリスは、第二次世界大戦中にBBCの音楽監督を務めましたが、作曲に専念するため1944年に退職。その後、ここに収録された『ゴーバルズの奇跡』で大きな成功を収めました。シナリオは戯曲家ジェローム・K・ジェロームやドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』から着想を得たもので、グラスゴーのスラムに現れた謎の異邦人が投身自殺した娘を蘇らせる奇跡を起こし、人々を喜ばせる一方、聖職者を思わせる役人が嫉妬心から彼を陥れ、暴漢に襲わせるという劇的な展開を持ちます。1944年10月に完成、同月26日にロンドンで初演され、以後1950年まで継続して上演されるほどの人気を獲得しました。「メタモルフォーゼ変奏曲」はブリス晩年の1972年にクロイドン芸術祭の委嘱で書かれた作品。友人の抽象画家ジョージ・ダナットの三連画“タントリス”にインスパイアされ、主題が変容してゆく構想を音楽に移し替えたものです。当初は「管弦楽のための変奏曲」と題された16楽章で構成されていましたが、ブリスは作品が長すぎると考え、1973年の初演時には2つの楽章を削除しました。このCDは削除された2つの楽章を復活させた初稿全曲版の初録音となります。(2025/10/17 発売)
| レーベル名 | :Chandos |
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| カタログ番号 | :CHSA5370 |
【ブラック・ダイク・バンド&ジョン・ウィルソン!ブリティッシュ・ブラスによるブリリアントなブリス!】イギリスの作曲家アーサー・ブリスは、第二次世界大戦中にBBCの音楽監督を務め、大戦後には3つの放送局で音楽番組を担当、1953年にはアーノルド・バックスの後任の「Master of the Queen's Music 国王の音楽師範」に就任しました。本アルバムには、ブラスバンド(金管バンド)のレパートリーにおける重要な2作品、1936年の全英ブラスバンド選手権の課題曲「ケニルワース」と1962年の「ベルモント変奏曲」を中心に収録。また別の作曲家がブラス用に編曲した「チェックメイト」のバレエからの「4つの舞曲」や、映画『来るべき世界』からの組曲の他、ロバート・チャイルズとマイケル・ハルステンソンによるこのアルバムのための新たな編曲作品も含まれています。これらの編曲作品は民謡に根差した英国音楽の伝統を重んじつつも、新古典派の作風やジャズまでをも採り入れたブリスの野心的な作風を忠実に反映しています。ブラック・ダイク・バンドは、1855年からの長い歴史を持ち、350以上の録音を制作して数多くのコンクールで優勝した、世界で最も成功したブラスバンドの一つです。2023年にはシンフォニア・オヴ・ロンドンで名録音を連発している指揮者ジョン・ウィルソンを名誉総裁に迎えました。ブラック・ダイク・バンドの持ち味である高度なアンサンブルと華麗さの中に深みを感じさせるブリティッシュ・ブラスのサウンド、シンフォニー・オーケストラでの経験で練り上げられたジョン・ウィルソンの格調高い音楽づくり、シンフォニア・オヴ・ロンドンの名録音で名高いブライアン・ピジョンとラルフ・カズンズの収録とあって、新次元のブラス・サウンドが期待できます。高度なアンサンブルを生かした華麗な音色を高音質録音で捉えたSACDハイブリッド盤での発売です。(2024/09/27 発売)
| レーベル名 | :Chandos |
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| カタログ番号 | :CHSA5344 |
アーノルドやオルウィンの「映画音楽集」をはじめ、ダンディ、ローザ、ウィリアムソンら知られざる管弦楽作品の紹介で高く評価されるラモン・ガンバ。このアルバムは彼のライフワークの一つ「ブリテン諸島からの序曲集」第3集として、演奏機会の少ない英国の序曲11曲を収録。ブライアンの重厚な序曲から、ロッシーニ様式を洒脱に戯画化したフェンビーの作品まで、多彩な顔ぶれが並びます。うち3曲は世界初録音で、1942年、戦時下のブレッチリー・パークで書かれたダニエル・ジョーンズ「喜劇序曲」は、民謡風主題とモールス信号を思わせる反復が印象的です。ロビン・オールの「プロスペクト・オヴ・ウィットビー」は、イースト・エンド、テムズ河岸の古いパブに由来する題材から、活気と抒情、幽玄さを併せ持つ音楽を描き出します。さらに、社会主義的思想を持っていたアラン・ブッシュの「レゾリューション」は、団結する人々を力強く表現しています。1938~49年という激動の時代に生まれたこれらの作品を、ガンバとオーケストラが情熱的に蘇らせ、英国音楽の知られざる魅力に新たな光を当てています。(2026/02/06 発売)
| レーベル名 | :Chandos |
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| カタログ番号 | :CHAN20351 |