ギリシャ・クラシックス
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ギリシャ生まれのマルガリティスのピアノ作品集です。彼は演奏家、教師、そして作曲家として高名で、ドイツのロマン主義とフランスの印象主義の良いところを取り込んだバランスの良い作品を数多く発表しました。「音楽普遍性」の精神を高く掲げ、シューマンやドビュッシーが追求した夢幻の世界を構築しています。冒頭の練習曲だけは、比較的、奇抜な音の動きをしていますが、他は聴きやすく愛らしいものばかりです。同時に収録されている「6つのギリシャ風狂詩曲」の作曲家、ペティレクはブルノ生まれのウィーンの作曲家。29歳の時にマルガルティスと出会い、その後友情を深めた人です。その縁もあってか、アテネでピアノと作曲を教えるなど、ギリシャの音楽の発展に寄与した人としても知られます。(2010/08/18 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572210 |
壮大なカンタータ「オルフェウスの典礼(8.572235)」で、その溢れるばかりのリリシズムとネオ・ロマンティシズムで聴き手を驚かせたマルコプーロスの作品集です。彼の愛するリラとオーケストラの美しき共鳴、まるで神話の神が吹くかのようなフルートの調べなど、どの作品にも古代の息吹が生き生きと感じられます。ピアノ協奏曲の形式をとる「図形の動きに」では、どことなく感傷的なメロディを彩るモダンな響きが包み、夢幻的な空間が造り出されています。聴いているうちに何となく敬虔な気持ちになってしまいます。(2009/10/21 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572237 |
ギリシャ国民楽派の父とも言われるカロミリスの音楽が、世界初録音で登場です。基本的には濃厚な後期ロマン派の作風で、細部まで緻密に書き込まれ、金管や打楽器のパワーを存分に解放した豪奢なオーケストレーションは聴きものです。「管弦楽のための三連画」は、首相を長く務めたギリシャの大物政治家ヴェニゼロスの追悼のために書かれた音楽です。第2楽章は感動的な葬送行進曲となっていますが、彼の妻の語るところによれば、ヴェニゼロス死去の報せを受けたカロミリスは、涙を流しながらピアノに向かい、この楽章を作曲していたということです。ともかくどの曲も驚くべきほどのパワフルさで、聴くものは圧倒されるばかりです。(2007/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557970 |
ギリシャにサックス。クラシック音楽保守本流のイメージからすると、相当に変わった感を受ける組み合わせかもしれません。確かに、ギリシャは西欧文明の源流ではありますが、普段耳慣れた音楽とは違う、強烈な印象を残す音楽ばかりとなっています。政治家でもあり、クラシック、ポピュラーの両分野で活躍したギリシャ最大の作曲テオドラキス、やはり映画音楽でも活躍したハジダキス、前衛的な手法で知られるスカルコッタスなど、様々なスタイルの作曲家が登場し、ギリシャ音楽入門編に最適の一枚となっています。独奏者、指揮者、オーケストラもすべてギリシャ陣で固めた、ギリシャ尽くしでお楽しみ下さい。(2007/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557992 |