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イタリアン・クラシックス

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    カステルヌオーヴォ=テデスコ:ピアノ協奏曲第1番, 第2番/「恋の骨折り損」のための4つの舞曲(マランゴーニ/マルメ響/モグレリア)

    現代では、ギター音楽の作曲家として認知されることの多い、イタリアの作曲家カステルヌオーヴォ=テデスコですが、もともとはピアノを学び、9歳にして最初のピアノ曲を作曲、フィレンツェ音楽院ではもちろんピアノ科に入学するほどの腕前でした。このアルバムに収録された2つのピアノ協奏曲は対照的な音楽性を有し、彼を知るためにはとても興味深い作品でもあります。1927年に書かれたピアノ協奏曲第1番は、機知に富んだメロディとロマンティックな雰囲気を湛えた軽やかさが際立つもの。対して第2番は劇的で、より暗く、名人芸を要する情熱的な曲。第2楽章の夢見るような美しさも特筆すべき点でしょう。こちらは1936年から1937年に書かれましたが、ピアニストのマランゴーニによると、オリジナルの総譜は1966年のアルノ川の大洪水で流出し、失われてしまったといいます。しかし、幸いにもワシントンD.C.の図書館に原稿が保管されていたため、演奏が可能になったそうです。
    「4つの舞曲」はこの演奏が世界初演であり、初録音となります。多くの要素を含んだ興味深い作品、これは面白いです。(2012/06/20 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572823

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    ピラーティ:ピアノ五重奏曲/ロンゴ:ピアノ五重奏曲(チッコリーニ/チルコーロ・アルティスティコ・アンサンブル)

    このアルバムは、ほとんど無名な2人のナポリの音楽家を取り上げます。もちろん全て世界初録音となる貴重な物です。ピラーティは音楽学者ガヴァッツェーニが「歌のように気まぐれで、活動的。南のバロックのようだ」と評した作曲家。たしかにこのピアノ五重奏曲は、なぜ、この曲がニ長調なの?と思うほど、最初はびっくりするほど暴力的に始まるります。もちろん3分ほど過ぎると、泣きたくなるほど甘美な曲想へと変わるのですが。全く聴き手を翻弄される興味深い作品です。もう一人のロンゴは、ピアニスト、アルド・チッコリーニの師の一人であり、この録音にもチッコリーニ自身が参加、音によるリスペクトを成し遂げています。彼の作品は緊密な音で構成されながらも、どこかしら暖かく、喜ばしさを湛えています。チコルーロ・アルティスティコ・アンサンブルは、このような知られざる作品の復興を積極的に行っているアンサンブルです。(2012/01/18 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572628

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    マデルナ:ピアノ協奏曲(1942)/2台のピアノのための協奏曲/クワドリヴィウム(オルヴィエート/ボンジェッリ/グルッポ 40.6/アレーナ・ディ・ヴェローナ管/ミオット)

    イタリアの現代作曲家&指揮者であるマデルナ。彼はテープ音楽を好み、また古楽への造詣も深く、自らの作品に不確定性を取り入れたた人として知られています。そんな彼、1959年に作曲した「ピアノ協奏曲」はグランド・ピアノの蓋を乱暴に閉めるなどという“恐ろしい指示”がされていることで評判となっていますが(これも不確定性ですね)こちらの1942年に書かれたピアノ協奏曲は、バルトークの世界に没頭している学生が書いたもので、長らく失われていた若書きの作品です。もちろん天才の萌芽は至るところに見えていて、今後どのような世界へと進んでいくのだろう?と興味が尽きないものです。その4年後に2台ピアノ版へと発展させたトラック2,そしてその思考を熟成させたトラック3は、まるで兄弟のように同じ香りを有しています。その20年後に書かれた晩年の「クワドリヴィウム」(天文学、算術、幾何学、音楽)は、彼が求めた世界の一つの答えであり、「4つ」というキーワードの上に音を重ねていくという試みから生まれる刺激的な音楽…ストーリーです。(2012/01/18 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572642

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    ボンナルド/カッペッティ/ガブッチ/スターディオ/ロレンツォ/ドナート:クラリネット作品集(ボシ)

    イタリアのクラリネット組曲集(8.572399)で知られざる作品を楽しく聴かせてくれた、クラリネットのボシとピアノのバルトリのコンビによる、またまた知られざる作品の宝石箱です。このアルバムに収録されている曲のほとんどが世界初録音ですが、「なぜ、こんなに優れた曲が知られていないのだろう?」と不思議に思えるものばかり。イタリア風のサルタレッロやタランテッラ、ブルレスカ、セレナータなど曲名を見ているだけでも楽しい1枚ですが、実際の聴いてみると、まるでオペラ・アリアを聴いているかのように華麗で瀟洒な曲が後から後から出てきます。例えば冒頭の、ボンナルドの「協奏的ワルツ」では、まさに花開くようなクラリネットのパッセージが印象的。楽しげな曲、郷愁を呼び起こす曲、燃える曲・・・クラリネットの表現の多様性にも気づかされる極上の1枚です。(2012/01/18 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572690

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    ブゾーニ:ピアノ協奏曲(カッペッロ/ルカ・マレンツィオ合唱団/ローマ響/ラ・ヴァッキア)

    イタリアの作曲家、フェルッチョ・ブゾーニが書いた唯一のピアノ協奏曲は、史上稀に見る破天荒なものでした。全5楽章、演奏時間は約80分、そして終楽章には男声合唱が入るというこの曲、もちろんピアノ・パートは演奏困難を極め、その上、曲もイマイチまとまりがなく、初演時ドイツの批評家からは「イタリア的な要素が入ってる」と言われ、イタリアの批評家からは、「ワーグナー風であり、終楽章もドイツ語だ」と批判される始末。歌詞はなんとアラーの神を讃えていたりしますし・・・。日本では、その存在は知られていたものの、なかなか演奏される機会がなく、ようやく2001年になって、あの超絶技巧で知られるアムランがようやく全曲初演を行ったというまさに珍曲中の珍曲ですが、この多種多様なものが流布する現在では、とりわけ奇異な存在と位置づける必要もありませんね。1976年、ブゾーニ国際ピアノコンクールで優勝した真のブゾーニ弾き、カッペッロの納得の演奏でどうぞ。(2011/12/14 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572523

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    マリピエロ:自然の印象/間隙と静寂(ローマ響/ラ・ヴェッキア)

    最近人気急上昇中のイタリアの近代作曲家マリピエロ。このアルバムは、いくつかの世界初録音を含む彼のカタログの隙間を埋める貴重なものとなっています。自然の印象三部作の第1番は、まだ印象派の影響が見て取れる色彩的な曲。ドビュッシーを思わせる柔らかい和声も聞こえてくる美しい作品です。1914年から15年作曲の第2番は荒々しさが加わり、何とも生命力溢れる曲となっています。そして第3番は1921年から22年に作曲されたもので、中でも「カプリのタランテラ」はストラヴィンスキーとまでは言わないものの、命の根源に迫るかのような激しさも見せてくれます(とはいえ、レスピーギにも近いかも)。象徴的なタイトルを持つ「間隔と静寂」も幽玄な作風が見られ、とりわけ第1番の静けさと力強さの対比は見事であり、マリピエロの管弦楽法の素晴らしさを体感することができるでしょう。(2011/11/16 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572409

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    アルファーノ:ヴァイオリン・ソナタ/ピアノ五重奏曲/ネニアとスケルツィーノ(ダルヴァロヴァ/ダン/マム/マギル)

    以前はプッチーニのトゥーランドットの補筆完成者としか認知されていなかったアルファーノ(1875-1954)ですが、以前リリースされたチェロ・ソナタ(8.570928)の暗く蠢く情熱的な音楽で、若干人気も高まったかのようです。このアルバムでも、そんなアルファーノの個性的な音楽を聴くことができます。最初のヴァイオリン・ソナタはフランスの印象主義の影響も受けていて、流麗でありながら、不確定な和声が続く色彩豊かな曲です。ピアノ五重奏曲は、彼の最後の室内楽作品でありながらも、深い抒情性に満ち、決して無調にはならず、聴き手に安心感すら与えてくれる美しさがたまりません。魅力的な「ネニアとスケルツォ」は、彼が訪れた様々な国の思い出や、スラブ民謡などが入り混じって聴こえてきます。優しくくつろいだ雰囲気を持つ小品です。(2011/10/19 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572753

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    ピツェッティ:弦楽四重奏曲第1番, 第2番(ライタ四重奏団)

    まるでドヴォルザーク?と聴きながらジャケットを見直してしまいそうな、第1番の弦楽四重奏曲。これを書いたのは、マリピエーロ、カセッラ、レスピーギと同世代のイタリアの作曲家ピツェッティ(1880-1968)です。彼はどちらかというと先進的な和声には嫌悪感を抱いていたようで、初期バロックやルネサンス音楽への回帰を目指していましたが、とはいうものの、抒情的な旋律を用い、和声も半音階的だったりと、かなり時代の風潮には忠実だったようです。さわやか香りを持つ前述の第1番に比べ、その約26年後に書かれた第2番は、明らかに後期ロマン派風の成熟した濃厚な音楽であり、ゆったりとした第1楽章では、おなじみのBACHの名前も音として引用されています。神秘的な音の流れは、そのまま第2楽章へと続き、見事な構造を持つスケルツォを経て、激しい終楽章へとなだれ込むのです。まさに「音のドラマ」です。(2011/10/19 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570876

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    フェラーラ:前奏曲/幻想曲/嵐の夜/ブルレスカ(ローマ響/ラ・ヴェッキア)

    イタリアの指揮者、作曲家、音楽教育家であるフランコ・フェラーラ(1911-1985)の作品集です。イタリア、パレルモに生まれ、幼い頃から音楽を学び、5 歳の時には、ピアノ・ソナタ(のようなもの)を作り上げ、家族を驚かせたと言います。家族と共にボローニャへ移住、コンソリーニにヴァイオリンを学び、ノルディオにピアノと作曲を学びます。彼は良きピアニストであり、また素晴らしいヴァイオリニストでした。イタリア各地で演奏活動を行ううちに、何人かの指揮者・・・グアルニエリ、トスカニーニ、マリヌッツィ・・・と出会い衝撃を受けたのです。そしてグアルニエリの奨めで指揮者に転向、1938 年にフィレンツェ歌劇場でデビューし、1944年には聖チェチーリア音楽院管弦楽団の常任指揮者になります。しかし、その後体調を崩し、後進の指導や映画音楽の作曲などに専念しました。多くの才能ある指揮者を育て、また多くの映画音楽を指揮するなど、イタリアの音楽界にとって、なくてはならない人なのです。ここに収録された4 つの作品は、そんな彼の活動を音にしたかのような劇的で華麗、そして表現力豊かな力作揃い。そのまま映画が何本も撮れそうな雰囲気に満ちた佳曲です。(2011/09/14 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572410

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    レスピーギ:ヴァイオリン協奏曲 イ長調/弦楽のための組曲/ロッシーニアーナ(レスピーギ・ディスカヴァリーズ)(マルツァドーリ/ニューヨーク室内管/ディ・ヴィットリオ)

    ローマ三部作の強烈な色彩感で知られるイタリアの作曲家レスピーギ(1879-1936)。もともとヴァイオリン奏者として活躍しただけあって、その生涯に何曲かのヴァイオリンの協奏的作品を書いてはいますが、この1903年に着手された最初のイ長調の協奏曲は、2楽章までは完成させたものの、第3楽章はピアノ伴奏のまま、結局完成されることなく忘れられてしまったものです。24歳の血気溢れる新進作曲家は、この作品でヴィヴァルディとメンデルスゾーンに立ち返ろうと意気込んだだけあって、なかなか良い作品であることは間違いありません。2010年の蘇演にあたり、指揮者のヴィットーリオは、スコアを丹念に洗い出し、若干未熟な第1楽章と第2楽章のオーケストレーションにも手を加え、レスピーギたる作品へと昇華させました。この録音にあたり、他の2曲にも編曲を加え、レスピーギ自身の改編である「ロッシーニアーナ」も演奏することで大作曲家への敬意を表しています。(2011/08/17 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572332