Naxos Monthlyメールマガジン★9/5第２号★

Monthly Naxos

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★第2号★
2013年9月5日配信

ナクソス・ジャパンです、いつもありがとうございます。
9月に入ってからも真夏日だったり、大雨だったりと不安定な天気が続きますね。せめて音楽だけでもと、アルゼンチンの作曲家/ギター演奏者キケ・シネシ(Quique Sinesi)の爽やかで風のような楽曲(「アルゼンチンのギター音楽集第2集」[8.557658]収録)を聴いて、気分転換しているメルマガ担当のMです。そんな9月のメールマガジンをお届けします。

【トピックス】	『ラスト・ナイト・オブ・ザ・プロムス』／『ポーランド祭2013』
【新譜紹介】	トゥリーナ:ピアノ作品集第9集
【CDレコメン】	リスト：ピアノ作品全集第32集旅人のアルバム他
【コンサート】	福間洸太朗/ユン・サン・ナ & ウルフ・ワケニウス
【セール】	ヤンソンスベートーヴェン交響曲全集30％OFF 他、BR KLASSIK 旧譜20％OFFセール！
【プレゼント】	福間洸太朗サイン入りCD、サイン色紙プレゼント


『ラスト・ナイト・オブ・ザ・プロムス』

9月初旬といえば、おなじみBBCのLast Night of the Proms。ロイヤル・アルバート・ホールに様々な国の旗が舞う光景はもはや初秋の風物詩となっています。今年は現地9月7日（土曜日）19時半開始。BBCの公式サイトから全世界へのライブ配信が予定されています。

118年の歴史を誇るプロムスですが、今年はプロムス史上初めて、このラストナイトに女性指揮者が登壇します。ナクソスから数多くの録音をリリースしていることでお馴染み、マリン・オールソップ、実は数週間前にアクシデントで右手を負傷し、登壇が危ぶまれましたが、現在は無事快復し着々と準備を進めているとのこと。お得意のアメリカン・レパートリーを引っさげて、どのような「ラスト・ナイト」を聴かせてくれるのでしょうか。

10月新譜マリン・オールソップ指揮「ブラームス:ドイツレクイエム」のプロモーション動画はこちら
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『ポーランド祭2013』

東京・六本木ヒルズで9月27日から開催されるポーランド大使館主催のイベント『ポーランド祭』に、今回はナクソス・ジャパンも出店します！

ポーランドでクラシック音楽と言えば、真っ先に思いつくのがフレデリック・ショパンですが、キラール、グレツキ、パヌフニク、シマノフスキ、ペンデレツキなど数多くの作曲家、アントニ・ヴィト、スクロヴァチェフスキなどの指揮者、イグナーツ・フリードマンなどの演奏家を輩出している音楽家大国です。

今回ナクソス・ブースでは9月25日新譜のルトスワフスキー10枚組BOXや、ポーランドの新鋭レーベル“CD ACCORD”をご紹介します。

ポーランドの料理やビールに舌鼓を打ちながら、秋の六本木を楽しむのはいかがでしょうか。ナクソス・スタッフが知恵を絞って考えたクイズも出題される予定です。ぜひご参加ください。

日時：9月27日(金)～29日(日)11：00～19：00[土曜のみ～20：00]
場所：六本木ヒルズ　大屋根プラザ
入場料：無料

その他の出店者など、詳しくはポーランド祭 2013
(駐日ポーランド共和国大使館)

ナクソス新譜紹介

トゥリーナ:
ピアノ作品集第9集

■商品番号：8.572915　■価格：オープンプライス

※試聴ボタンをクリックすると、YouTubeにてハイライトをお聴きいただけます。

	再評価が進むスペイン国民楽派の重要人物！トゥリーナ(1882-1949)のピアノ作品集も第9集。ステキなこれらの曲が何故あまり知られていないのか？と疑問に思うばかりですが、恐らく曲の持つ力を存分に引き出せるピアニストがマソ以外にいなかったのかも知れません。今作も何とも刺激的で魅力的な曲ばかりが集められています。アルバムに収録されている作品は作曲年の順を追って並べられており、はじめから聞いていくと彼の作風の熟成が見て取れるという趣向です。初期の作品である「セビリャの街角」は、民族的な素材をフランス風に料理した軽妙な作品。当時、印象派に影響を受けていた彼らしい音楽と言えるでしょう。それから30年ほど経過して、トゥリーナが同じセビリャの風景を音楽にした時に生じる作風の変遷は、とても見事なものであり、彼がどれほどまでに「自らの音楽」を創り上げたかが瞬時に理解できるのではないでしょうか？その他、トゥリーナの商品はこちらで販売しています。演奏ホルディ・マソ(ピアノ) 録音 2012年7月27-28日スペインヤフレ,アウディトリウム

CDレコメン

リスト:
ピアノ作品全集第32集旅人のアルバム他

■商品番号：8.570768　■価格：オープンプライス

※試聴ボタンをクリックすると、YouTubeにてハイライトをお聴きいただけます。


	今年前半は「巡礼の年」でしたこんにちは。NAXOSの”帯職人”です。季節はそろそろ秋。すでにクリスマス準備に精を出しております。そんな中、今年前半を思い起こしてみますと、クラシック音楽的には「某小説がきっかけでフランツ・リストの「巡礼の年」がブームになったこと」がありますでしょうか。作品中で一番多く語られたのは、巡礼の年第1年の第8番「ル・マル・デュ・ペイ」でした。この曲は、派手なリストには若干似つかわしくない暗めの曲で、なんだか「もやもや感」が最後までつきまとう、まさに若者の心の逡巡のような音楽でした。この「巡礼の年」というのは、リストの心の吐露のような作品集で、1年から3年までの3つに分かれていますが、実際は彼が20代から60代という長い時間をかけて作曲されているというもので、なかなか一筋縄ではいかない曲集なのです。この第1年の第4曲目に「泉のほとりで」という美しい作品がありますが、これがまた興味深い曲で、実はNAXOSのリスト作品集の中にも”3種類”の版が存在するという厄介なもの。作品番号の付け方も混乱しており、NAXOS MUSIC LIBRARY上でも、あきらかに間違った番号（及びタイトル）が付されているというものです。リストもブルックナーと同じように、自作を何度も改編を行った人で、例えば有名な「愛の夢」も最初は歌曲だったものを…こちらもいくつかの稿がある…ピアノ曲に編曲したのですが、この「巡礼の年」も最初は「旅人のアルバム」として構想されたもの(※1)を、いくつかの曲だけ残し改編。その時に「泉のほとりで」は改編を施されて「巡礼の年」に残りました(※2)。その後、1863年に弟子のためにこの曲をプレゼントしようと思い立ったリストが、曲の最後にちょっとしたおまけをつけた版というもの(※3)が存在するのですが、これもNAXOSで聴けるというから楽しいではありませんか。この曲の成立について語リ始めたら、それこそ悠久の時を必要としそうですのでここらへんでやめておきますが、とにかくリストの作品番号は混乱していることが多く、以前も他の曲で表記の間違いを発見したので、本国に連絡したところ「Japanese Liszt’s Crazy」という有りがたい異名をいただいた帯職人でした。この時はパガニーニ練習曲でしたっけ。 3つの「泉のほとりで」をNMLで聞き比べ (※1)…8.570768/(※2)…8.550548/(※3)…8.557364

コンサート情報

福間洸太朗(ピアノ)

2003年クリーヴランド国際コンクール優勝から10年、
現在はベルリンを拠点に欧州、アメリカ、南米と世界的な活躍を見せる福間洸太朗さん。
この秋は「五輪書を読みて」と題したリサイタルをはじめ、国内の演奏会に多数出演します。

◆福間洸太朗リサイタル「五輪書を読みて」
9/21(土) 19:00開演碧南市芸術文化ホール[愛知] ※整理券配布終了
10/6(日) 13:00開演神戸新聞松方ホール[神戸]
12/1(日) 14:00開演相模湖交流センター[神奈川]
12/4(水) 19:00開演東京文化会館小ホール[東京]

◆福間洸太朗リサイタル「芸術家が憧れた街、パリにて」
10/5(土) 13:00開演いずみホール[大阪]

その他、群馬交響楽団、日本センチュリー交響楽団との共演など詳細はこちら

シューマン作品集(HQCD、日本語解説付)他、福間洸太朗さんのCDはこちら

ユン・サン・ナ(ボーカル) & ウルフ・ワケニウス(ギター)

ヨーロッパで人気の韓国の歌姫ユン・サン・ナと、オスカー・ピーターソン・カルテットやニールス・ペデルセン・トリオで活躍したスウェーデンのジャズ・ギタリスト、ウルフ・ワケニウスによるデュオ・ライヴ。

◆金沢 JAZZ STREET 2013 スペシャル・コンサート
9/15(日) 13:30開演北國新聞赤羽ホール[石川]
その他の出演者:MASARA[太田惠資(Vn)/高木潤一(G)/吉見征樹(tabla)]

◆YOKOHAMA本牧ジャズ祭特別企画『EXOTIC VOCALS SPECIAL CONCERT』
9/17(火) 18:30開演横浜開港記念会館[神奈川]
その他の出演者:ダイアン・リーヴス(ボーカル)

ユン・サン・ナ、ヨアヒム・キューン、ニルス・ラングレンなど
現代ヨーロッパ・ジャズ・シーンを伝える最重要レーベル”ACT JAZZ”のCDはこちら

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メルマガ読者限定！福間洸太朗さんのデビュー盤が高音質なHQCD＆国内盤仕様(解説付)になった『シューマン：ピアノ作品集(HQCD)』のサイン入りCD、または福間洸太朗氏直筆のサイン色紙を合計5名様にプレゼント！ご応募は・お名前(ニックネーム可) ・メールアドレス・性別をお書きの上、mm@naxos.jpまでご応募ください。 [※応募〆切 9/19迄　当選者の方にはメールにてお知らせいたします。また、プレゼントの発送は日本国内のみと限らせて頂きます。]

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