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New Releases - 2019年03月 発売タイトル

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    ハチャトゥリアン:チェロ協奏曲/チェロと管弦楽のためのコンチェルト・ラプソディ(テデーン/ライン州立フィル/ライスキン)

    グルジアで生まれモスクワで音楽を学んだハチャトゥリアン。1948年にショスタコーヴィチら同時代のソ連の作曲家たちと同じく「ジダーノフ批判(当時の前衛音楽を批判)」の対象になったものの、1959年に名誉回復、その後は“名声が確立された音楽家”としてソ連内外で広く活躍しました。このアルバムに収録されている2曲のうち、1946年に書かれた「チェロ協奏曲」は第二次世界大戦終戦直後の作品。ハチャトゥリアン自身チェロを学んでいたこともあり、チェロの華やかな見せ場が存分に盛り込まれた重厚な曲調が魅力です。17年後に書かれた「チェロと管弦楽のためのコンチェルト・ラプソディー」はロストロポーヴィチに献呈された“名誉回復”後の作品。彼の持ち味であるエスニックな旋律が至るところに用いられており、映画音楽のような壮麗な響きのオーケストラをバックにチェロが朗々と歌うという聴き応えたっぷりの作品です。スウェーデン出身の個性派チェリスト、テデーンのソロでお楽しみください。(2019/03/15 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555007-2

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    タイレ/ツーバー/フロール:バロックの声楽と器楽作品集(ミールズ/ハンブルク・ラーツムジーク/エッケルト)

    バロック期、ドイツで活躍したヨハン・タイレ。ブクステフーデの友人であり、音楽理論家としても知られた作曲家です。生前、彼自身が出版した作品目録には23曲のミサ曲、8曲のマニフィカトなど多くの宗教作品の存在が記されていますが、現在ではほとんどの作品が消失してしまったため、今も研究が進んでいます。このアルバムでは彼の現存する「ソプラノのためのカンタータ」の全てを収録、瞑想的で美しい作品にドロテー・ミールズのバランスの取れた歌唱が深みを与えています。アルバムにはタイレと同時代に活躍した2人の作曲家、ツーバーとフロールの作品を合わせて収録。ツーバーは、タイレがゴットルフの宮廷楽長を務めていた時にヴァイオリンを弾いていた人、フロールは優れたオルガン奏者として知られた人です。(2019/03/15 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555132-2

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    カールマン:喜歌劇「謝肉祭の精」(シュノール/プロハスカ/ツァイントル/ミュンヘン・ゲルトナープラッツ劇場合唱団&管弦楽団/ブラントシュテッター)

    1915年ブダペストで初演された《Zsuzsi kisasszony=ミス・スージー》はカールマンのハンガリー語による3幕オペレッタ。作品は大成功を収め、その翌年にはブロードウェイで《Miss Springtime》として英語版に改訂上演。またもや大成功を収めました。これを受けて、もともとの原作である《Zsuzsi kisasszony》にドイツの台本作家ヴィルナーとエスターライヒャーがドイツ語の台本を作成しウィーンとベルリンで上演。1931年にはハンス・シュタインホフの監督で映画も制作されるなど、広く人気を獲得した作品です。物語の中心となるのは画家ヴィクトル・ロナイ。謝肉祭の日に彼が開催した祝賀会で出会った美しい女性。ヴィクトルは素性のわからない女性を「謝肉祭の精」と呼び、その姿を絵に描きとめましたが、実は彼女は高貴な身分で、すでに婚約者もいて・・・。よくある話ですが、カールマンは美しくほろ苦い音楽をつけ、物語に花を添えています。注目のテノール、ダニエル・プロハスカの美しい声が聴きどころです。(2019/03/15 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555147-2

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    ヴォルフェンビュッテル城のための音楽 3 (ブレーメン・ヴェーザー=ルネサンス/コルデス)

    ドイツ、初期バロックの作曲家ダニエル・ゼリヒウス。彼は1616年からザクセン地方を治めていたビュナウ公に仕えた後、1621年からミヒャエル・プレトリウスの後任としてヴォルフェンビュッテルの宮廷楽長に任命され、1626年までこの地位にありました。このアルバムにはコルデスとブレーメン・ヴェーザー=ルネサンスの演奏による、宮廷の祝賀行事のために書かれた一連の宗教的コンチェルトが収録されています。(2019/03/15 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555223-2

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    リース:フルート四重奏曲集 2 - WoO 35, No. 2, WoO 70, No. 2, Op. 145, No. 2 (アルディンゲロ・アンサンブル)

    近年、演奏機会とアルバム・リリースが増えてきた作曲家フェルディナント・リース。かつては「ベートーヴェンの弟子、伝記作家」の側面ばかりが強調されていましたが、最近では「古典派からロマン派への橋渡しとして数多くのユニークな作品を書いた作曲家」として存在価値を高めています。cpoではリースの作品を総括的にリリースするプロジェクトを始めており、このアルバムは室内楽作品全集の中の「フルートを用いた」作品の第2集となります。演奏は第1集(555051)と同じくアルディンゲロ・アンサンブルが担当。フルート四重奏曲と弦楽三重奏曲全3曲が収録されています。ピアニストとして知られたリースですが、どの曲も弦楽器の扱いが革新的で、とりわけヴァイオリンには技巧的なパッセージが与えられており、これらの楽器の扱いにも堪能であったことがわかります。(2019/03/15 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555231-2

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    マルクス:秋の交響曲(グラーツ・フィル/ヴィルトナー)

    後期ロマン派の様式による重厚な響きのオーケストラ曲で知られるヨーゼフ・マルクス。十二音や無調の音楽が台頭した20世紀初頭に活躍した作曲家ですが、半音階進行を存分に用いた色彩的な響きを愛したため、少し時代に取り残された感もあり一時期はすっかり忘れられてしまった存在でした。しかし、近年盛んになっている“退廃音楽の復興”に伴い、マルクスの作品も演奏機会が増えてきました。この「秋の交響曲」は大指揮者クレメンス・クラウスのお気に入りの作品で、1922年9月28日にグラーツで初演し大成功を収めたことに気を良くしたクラウスは、翌年5月、ウィーンでのコンサートでもこの曲を演奏、ここでも大評判となったことで知られています。各々の楽章には標題が付けられており、このアルバムではウィンナ・ワルツの名演でおなじみ指揮者ヴィルトナーがタクトを執り、リヒャルト・シュトラウス風の華麗な響きをふんだんに散りばめた美しい音楽が展開されます。(2019/03/15 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555262-2