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New Releases - 2024年06月 発売タイトル
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1726年にハンブルクで出版されたテレマンのカンタータ集「音楽による礼拝」。収録されている72曲のカンタータはどれも、独唱とオブリガート楽器(リコーダー、ヴァイオリン、トラヴェルソ、オーボエ)と通奏低音による小ぶりの編成で、通常、レチタティーヴォと2つのダ・カーポ・アリア(A-B-Aの三部形式。繰り返しのAの部分では華やかな装飾が施される)で構成されています。貴族たちの私的な目的のための曲と、公的な曲が混在していますが、巧みな対位法と技巧的な声楽パート、楽器の妙技が楽しめる調和のとれたカンタータです。この第8集にはメゾ・ソプラノを独唱とした6つのカンタータが収録されています。演奏するベルゲン・バロックは1994年にローデ・トールセンとハンス・クヌート・スヴェーエンによって設立されたノルウェーの古楽アンサンブル。数多くのレーベルへの録音とヨーロッパでのコンサートで知られています。(2024/06/07 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0266 |
ドイツの作曲家ライシガー。生前の彼は指揮者としての評価が高く、とりわけウェーバーの後任としてドレスデン歌劇場管弦楽団の指揮者に就任してからは数多くの作品を上演、なかでも1842年の《リエンツィ》初演時の成功は、彼の功績の一つに数えられています。作曲家としては9作の歌劇の他、10曲以上のミサ曲を含む多数の声楽曲をはじめ、弦楽四重奏曲やピアノ三重奏曲など多数を遺しましたが、現在ではこれらを耳にする機会はほとんどありません。このシリーズは、彼の27曲あるピアノ三重奏曲の全曲録音に挑むもので、第1集にはメンデルスゾーン風の軽やかさと、ベートーヴェンを思わせる深みのある旋律を併せ持つ初期の2作を収録。シューマンが「ライシガーの三重奏曲を考えると“愛らしい、宝石のような”という言葉が思い浮かぶ」と絶賛したという作品をお楽しみください。オーストラリアを中心に長らく作曲家・教師としても活躍するピアニスト、藤村健史が創設したトリオ・アニマ・ムンディの演奏で。(2024/06/07 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0267 |
英国の作曲家マシュー・テイラー。彼の音楽は「現代に語りかける言葉と伝統的な形式を組み合わせた」もので、ベートーヴェンやハイドンから連なる古典派の伝統を踏まえ、そこにシベリウスやニールセンの影響を感じさせる現代的な装いの響きを描き出します。このアルバムには2021年に生誕100年を迎えたマルコム・アーノルドの追悼として作曲された交響曲第6番の他、3つの協奏的作品を収録。オーボエ協奏曲は、2つのコールアングレと弦楽器が伴奏を務めるというユニークな編成で書かれ、クラリネット協奏曲の冒頭では、ブラームスの五重奏と似た旋律が聴こえてきます。ジャズのリズムが用いられたヴァイオリン小協奏曲は、短いながらもまとまりのある曲。全ての作品はテイラー自身が指揮を行い、彼が信頼する奏者たちが独奏を務めています。(2024/06/07 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0708 |
1935年イギリス生まれの作曲家・鍵盤奏者ジェラルド・ヘンドリーのオルガン作品集。6歳からピアノを学び、オルガニスト、音楽学者となった彼は1996年からフランスに活躍の場を移し作曲活動を続けています。彼のオルガン作品からは、フランク、デュプレ、メシアンの影響や、ジャズから中世の旋律など幅広い要素が見て取れます。この第2集には、さまざまな技巧を凝らした「6つの演奏会用練習曲」など抒情的な作品から活気に満ちた作品を収録。なかでもソナタ「和解を讃えて」は第二次世界大戦で爆撃された「コヴェントリー」と「ドレスデン」を象徴する旋律を用いて、平和への祈りが描かれた大作です。演奏はNAXOSレーベルでの一連の録音が評価されているトム・ウィンペニー。由緒ある聖オルバンズ修道院大聖堂のオルガンの壮麗な音色が楽しめます。(2024/06/07 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0731 |