コルトー, アルフレッド(1877-1962)
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何とも胸躍る4枚組。この中に古今東西の名弦楽器奏者たちの演奏がたっぷりと詰まっています。総勢69名の時代を超えた演奏家たち。演奏スタイルや解釈は時代によって異なりますが根底に流れている音楽への情熱は普遍です。咽び泣く音色、輝かしい音色、これぞ「琴線に触れる音楽」です。じっくりとお楽しみください。650ページを越える解説書(英語のみ)ではアッカルドからズッカーマンまで300人を越える演奏家たちのバイオグラフィが掲載されており価値ある資料として役立つものです。(2014/10/22 発売)
レーベル名 | :Naxos Educational |
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カタログ番号 | :8.558081-84 |
20世紀前半から半ばに欠けてはピアノの演奏スタイルが変動した時期でした。リストなどの流れを直接くむロマンティックな派(フリードマンやレヴィーンなど)やその衣鉢を継ぐ者(ホロヴィッツ)に加え、新思考(プロコフィエフ)や原典主義(シュナーベル)も台頭し、やがては現代につながるスタイルが現れてきました。スタイルは様々あれど、いずれも個性的かつ巨匠の風格をもった演奏家達でありました。このCDに収められているのは、そうした各様式・時代の象徴ともいうべき名ピアニスト達の演奏の数々です。(2003/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110783-84 |
稀代のショパン弾きとして知られるコルトーですが、彼のレパートリーは実に多彩です。このアルバムには、メンデルスゾーンとフランクが中心に収録されており、その才能の一端を遺憾なく知ることができるでしょう。例えば、コルトーは「フランクの第1人者」として知られていたことをご存知ですか?フランクのピアノ曲は作品自体が地味で、あまり演奏される機会も多くないのですが、コルトーほどの名手の手にかかると、複雑な対位法や、きっちり構築された和声の素晴らしさと、味のあるメロディを心から楽しむことができるでしょう。(2010/12/15 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111381 |
フランスのピアニスト、アルフレッド・コルトー(1877~1962)が、自国フランスの協奏作品を演奏した録音を集めたCDです。1930年代、コルトーが60歳前後の円熟期の録音ですが、なかでもサン=サーンスとフランクの録音は、当時はその規範となるべきものと見なされたものです。コルトーのピアノの師は、フランクの交響的変奏曲の初演者ディエメでした。かれは師の遺風を継いでこの作品を愛奏、2回録音しており、このCDはその2回目の録音です。サン=サーンスとラヴェルでは名指揮者、ミュンシュとの共演を聴けます。(山崎浩太郎)(2001/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110613 |
このコレクションは、コルトーがビクタートーキングマシン社に行った録音の全てが収録されています。トラック5のショパンのバラード第1番の後半部分ですが、1925年3月、彼が初めて電気録音のセッションを行った際に12インチ盤の両面に記録したのですが、それはリリースされることがありませんした。しかし実のところ後半だけは第2番の即興曲とカップリングされてイギリスDB853という番号でリリースされたのです。(多くのコレクターはこのバラードの断片を1926年12月に録音されたものの一部だと信じてきたのでした)そのおかげで、この録音はEMIフランスとBiddulphよりリリースされていた「完全版」には含まれていなかったため(日本以外では)初めてのリリースとなります。(2007/11/14 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111261 |
熱烈なワグネリアンであり、詳細な分析を施した校訂の楽譜を出版させたコルトーは、実は非フランス的なピアニストでもありました。いわゆるフランス流派のピアニストが、粒のそろった音質で、ややドライなタッチで精妙に弾き、あまり感情の起伏を投入しないという流儀であったの対し、コルトーは大胆なルバート、アゴーギク、デュナーミクを持って独自の解釈を披露したのでした。その源泉がワーグナー信奉から発しているとも言えますが、あくまでもそれらの要素が過多にならず、一定の抑制が利いているところは、やはりフランス人の明晰性ならではとも言えるでしょう。この盤のショパンは、まだ技巧的に破綻をきたしていない、脂ののりきった頃の演奏です。(2006/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111023 |
「常に思索するピアニスト」としてコルトーは、手がける曲一つ一つの音楽的意味を掘り下げて演奏に反映していました。ショパンの曲の中でも最もメカニズムに重きが置かれているエチュードですが、コルトーは彼自身が校訂した楽譜に見られるように、エチュードに内包されているメカニズムを細かく解析しています。しかしコルトーにとっては、そのメカニズムは音楽性を作り上げるための手段であって、実際このCDにおける演奏を聞くと、彼は決して指の技術と力技で弾き飛ばすことをせず、常に曲の音楽的要素を中心にスポットを当てています。「舟歌」では、リズムのセンスと旋律線をたゆませることなく歌わせることは無論、ストーリー・テリングの才が光る演奏です。(2006/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111052 |
コルトーのバラード集といえば、1933年に録音されたものがよく知られていますが、このCDにはそれより4年早い29年に録音されたものが収められています。ショパンが愛奏したことで知られるプレイエルを使い演奏されたこの4曲は、コルトーの残したショパンの録音のうち、最上位の部類に入るといっても過言ではないでしょう。(オバート=ソーンの手によるリマスタリングによって、プレイエルの響きが豊かに再現されています。)彼の特質である情緒の抑制と発露のバランスの良さ、ピアノの歌わせ方、内声部まで入念に読み込み、それをときおり効果的に浮き上がらせる手法、それらがすべて融合され、壮大で貴族的な「音による叙事詩」を展開していくさまは圧巻です。(2007/04/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111245 |