クラスニコフ, ヤロスラフ
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ロシア生まれ、ニューヨーク在住の女流作曲家、パヴロワですが、21世紀の音楽家としては異例なほど、センチメンタルな美しさを正面から追及しており、その音楽は、「泣ける」「大時代的ロマンティック」といった形容がぴったりです。先行の2枚(8.557157、8.557566)でも見られた、ゆったりとしたテンポの中に、甘美な旋律と和声展開をたっぷり盛り込んだ筆捌きは、ここでも健在です。すでに交響曲第1番で悶絶! といった方には、絶対のオススメの1枚と申せましょう。「オールド・ニューヨーク・ノスタルジア」における、懐古ムード満点のジャズやムード音楽調の楽想の出現も、たまりません!(2006/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557674 |
モスクワで作曲を学び、ブルガリアでオペラ中心に活躍、そしてロシアに戻った後、ニューヨークを拠点に作曲活動を進めているパヴロワ。彼女は自身の「交響曲第2番」第3楽章の改訂作業中、一年前の同時多発テロを思い出し、音楽は改訂によって、より悲劇的な味わいを帯びたものになりました。この交響曲は、全編が柔らかく、ほのかな哀しみに満ちています。第3、4楽章のわかりやすい映像音楽的テイストには、癒しのシンフォニーとでも形容できそうな静かな感動があります。「交響曲第4番」は下書き無しに3週間で仕上げられた、オルガンソロと素直な高揚が印象的な小交響曲。日本でもお馴染みの指揮者フェドセーエフが登場、演奏家も万全です。(2005/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557566 |