ボイル, ダイアナ
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ロンドン出身のピアニスト、ダイアナ・ボイル。ニューヨークで名手アルトゥール・バルサムに師事し、薫陶を受けました。1979年にロンドンでデビューを飾り、1989年にはベートーヴェンの「ディアベリ変奏曲」をリリース、そのユニークな解釈が高く評価されました。以降は「ゴルトベルク変奏曲」や「フーガの技法」などバッハ作品を主としてリリース。一つの録音を完成するまでの準備期間に長い時間をかけるため、CDの数は多くないものの、その独特な感性に裏打ちされた演奏は多くの人の注目を集めています。今回のアルバムは、フランス風序曲と、フランス組曲第1番、シンフォニア集という熟考の末の選曲によるもので、機械的に音を鳴らすのではなく、全ての音に命を込めることを目指したという渾身の演奏を楽しむことができます。(2019/07/19 発売)
レーベル名 | :Divine Art |
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カタログ番号 | :DDA25190 |
イギリス生まれの女性ピアニスト、ダイアナ・ボイルのモーツァルト(1756-1791)。彼女は長年一人でポルトガルの丘の上に住み、独自の音楽世界を形成していることで知られている人です。これまでにバッハの《平均律第2巻》《フーガの技法》をリリースしていて、どちらもかなり個性の強い演奏でしたが、今回のモーツァルトもまた第1番のソナタから、確固とした主張が感じられる演奏となっています。テンポ設定、ペダリング、そしてタッチなどどれもがモーツァルトに抱くイメージである「流麗さ」とはかけ離れたもので、例えばヘ長調ソナタの最終楽章での「つぶやきのようなパッセージ」に最初は違和感を覚える人もいるかもしれませんが、どれも聴き込めば聴き込むほどに魅了される種類の演奏です。(2016/10/21 発売)
レーベル名 | :Divine Art |
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カタログ番号 | :DDA21227 |