ティボー, ジャック
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何とも胸躍る4枚組。この中に古今東西の名弦楽器奏者たちの演奏がたっぷりと詰まっています。総勢69名の時代を超えた演奏家たち。演奏スタイルや解釈は時代によって異なりますが根底に流れている音楽への情熱は普遍です。咽び泣く音色、輝かしい音色、これぞ「琴線に触れる音楽」です。じっくりとお楽しみください。650ページを越える解説書(英語のみ)ではアッカルドからズッカーマンまで300人を越える演奏家たちのバイオグラフィが掲載されており価値ある資料として役立つものです。(2014/10/22 発売)
レーベル名 | :Naxos Educational |
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カタログ番号 | :8.558081-84 |
スペインのパヴロ・カザルス(1876~1973)の活動は、一チェロ奏者にとどまることなく、室内楽奏者、オーケストラ指揮者、音楽祭の主宰者など多岐にわたりました。ピアノのアルフレッド・コルトー(1877~1962)とヴァイオリンのジャック・ティボー(1880~1953)と組んだトリオは、20世紀前半のもっとも高名なピアノ三重奏団として名を残しています。このブラームスの二重協奏曲は、カザルスのオーケストラをコルトーが指揮して他の二人が独奏者となったもの。ドヴォルザークはスペイン内戦を逃れて出国したカザルスが、作曲家の故郷を訪れたさいに録音したもの。いずれも名盤の誉れ高い録音です。(山崎浩太郎)(2001/04/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110930 |
ティボー、カザルス、コルトーらはそれぞれフランコ=ベルギー、スペイン、フランスの流れを汲む演奏家たちでありながら、ドイツ系の古典の演奏も高く評価されています。このCDに収められた3曲は、彼らがトリオを結成して2~3年ほどしてからの期間に録音されたもので、いずれも彼らが得意とし、頻繁に取り上げていたものです。ハイドンでは端正な輪郭を浮き彫りにしつつ、有名な第3楽章では野趣に富んだ解釈を披露。ベートーヴェンの変奏曲では各変奏に繊細な色付けがなされています。またシューベルトにおける美しいメロディーラインを際立たせ方は、彼らの特長である調和と温かみが最もよく現れているといってよいでしょう。(2002/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110188 |
ベートーヴェンの室内楽曲や弦楽器のソナタを演奏する場合、ともすればドイツの重厚なイメージが先行してしまい、構えた演奏が散見されるところです。しかし実際のところ、緩徐楽章の牧歌的メロディーや、スケルツォ楽章・最終楽章における田園の軽やかな舞踏的ロンドなど、音楽的な「軽み」を帯びた要素が多く含まれています。ティボー、カザルス、コルトーらは、ドイツ楽派が陥りがちなペダンティックな罠から解き放たれ、そうした「軽み」を見事に表現しています。浮きたたんばかりの躍動感あふれる「クロイツェル」の最終楽章こそ、その真骨頂とも言えるでしょう。(2002/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110195 |
トリオとして名をはせた3人組は多く存在すれども、各々が才人であっても独奏者の競演的集まりであったり、メンバー一人では独奏者足りえないが、三人集まれば文殊の知恵的グループであったり、その性格はまちまちでした。このCDの3人組は各人独奏者としても一流であり、同時に「調和」を最大の理念として掲げたという点で、近代のトリオ史上きわめてユニークかつ偉大な存在でした。知的なコルトー、情緒のティボー、そして使徒カザルス。フランコ=スペイン流派の最上の音楽性を具現化したといって過言ではないトリオの金字塔たる一枚です。(2002/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110185 |