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マニア, ポール

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  • ブリタニック号のオルガン 3 - 外海で(1912-1926)

    つい最近起きた、イタリアの海難事故の例を挙げるまでもなく、あの「タイタニック号の悲劇」は永遠に人々の記憶からなくなることはありません。このシリーズで使われているオルガンが搭載されていた「ブリタニック号」はもともと、タイタニック号の姉妹船「ジャイガンティック号」として造船されたもので、本来は同じ形としてこの世に生を受けるはずでしたが、1912年のタイタニックの事故を受け、設計を大幅に変更し、船名までを変更し、ようやく1914年に就航したものの、結局は残念ながら海底に沈んでしまったという顛末を持った船でした。 ( 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC841

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    1 ( 発売)

    レーベル名:さて、この第3巻も貴重な音で埋め尽くされていますが、注目は、あの讃美歌「主よ御許に近づかん」の3つのヴァージョンの音楽でしょうか。これは「タイタニック」が沈没した時に甲板で音楽家たちが最後まで演奏していた音楽とされていますが、本当のところは、どの曲だったのかは記録が残っていないようです(1904年、カナダ沖でバレンシアの船が難破した時に逃げてきた女性が、その船で賛美歌が演奏されたと語っていて、この話が混同されている可能性もあるようです)。映画では、アメリカ人が一番好むメロディが使われたため、トラック2の「ベサニー」が最期を飾る曲として広く知られるようになったというわけです。
    カタログ番号:2012.03.07

  • 詳細

    ブリタニック号のオルガン 11 - ヴェルテのイギリス人オルガニストとドイツ人オルガニスト-即興演奏集

    「ブリタニックのオルガン」第11集は、イギリスとドイツのオルガニストたちによる即興演奏を収録したものです。オルガンの即興演奏は、バッハ以前の時代から聴衆たちを魅了してきたもので、まさにオルガニストたちの腕のみせどころであり、技術と音楽性を問うものでした。しかし演奏家と作曲家が分業になり始めた20世紀頃になると、即興演奏の意義が少しずつ変化しているのかもしれません。この2枚組に収録されているオルガニストたちの妙技を聞いてみてください。一つの主題から数多くの楽想が溢れ出し、融け合い雄大な世界が創られていくのがわかるはずです。このヴェルテの自動オルガンのロールには、現在では名前すら残っていない作曲家たちの作品が多く残されており、当時、いかに多くの作曲家やオルガニストたちが活躍していたのかを再確認することができるものでもあるのです。1909年から1912年、まだ現代のように録音技術が発展しておらず、オルガンの音を記録するためには、このヴェルテのシステムがうってつけでした。年を追うごとに多くのオルガニストがロールに演奏を記録し、1920年代には一大ムーヴメントになったのです。100年の時を経た今でも、彼らの演奏は全く色褪せることなく、数多くのロールは再生される時を待っているのです。(2016/01/27 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC850