ニュー・ロンドン・チェンバー・アンサンブルのメンバー
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オックスフォード出身の作曲家、レノックス・バークリー(息子のマイケルも作曲家)は、生涯に100以上のほとんど全てのジャンルに渡る作品を書き、イギリス近現代音楽の発展に寄与しました。少々地味な作風のせいか、あまり聴かれる機会は多くありませんが、ここに収録されたホルン三重奏曲は、彼の代表作として時折演奏されています。名ホルン奏者、デニス・プレインのために書かれたこの作品は、聴いてみるとわかるとおりなかなかの充実した音楽で、友好的なテーマで始まる第1楽章、哀切な第2楽章、そしてモーツァルト風の主題が様々に変奏されていく第3楽章、と一切ムダのない凝縮された書法で書かれています。晩年に書かれたピアノ五重奏曲は、この頃の彼が十二音技法を採用していたこともあり、極めて難解な音に終始していますが、絡み合う各楽器のメロディにはどことなく解放感もあり、なかなか侮れない音楽となっています。(2010/06/16 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572288 |