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ポワザ, フランソワ・クサヴィエ(1989-)

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    シャルヴェンカ:ピアノ協奏曲第4番/ポーランド舞曲/歌劇「マタスヴィンタ」 - 序曲/宗教的アンダンテ(ポワザ/ポズナ二・フィル/ボロヴィッツ)

    ポーランドのピアニスト、作曲家フランツ・クサヴァー・シャルヴェンカ(1850-1924)のピアノ協奏曲です。15歳の時に家族とともにベルリンへ移り住み、兄ルートヴィヒとともに音楽教育を受け、才能を開花させました。1869年にピアニストとしてデビュー、併せて作曲家としても人気を獲得。室内楽などいくつかの曲が出版され、このアルバムにも収録されている「ポーランド舞曲第1番」は発行部数100万部を記録するほどの大人気となったと言います。このピアノ協奏曲第4番は1908年に作曲され、1910年にはニューヨークで、当時訪米中であったマーラーの指揮により初演されています。またストコフスキーの指揮でも演奏するなど、当時大変人気があった曲ですが、一時期すっかり忘れ去られてしまいました。アール・ワイルドなどヴィルトゥオーゾ系のピアニストによって、細々と人気を保っていましたが、最近になって彼の人気が復興。華麗なピアニズムとむせ返るようなロマン性は、確かに一度聴くと病みつきになるはずです。(2011/08/17 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572637

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    ショパン/ドビュッシー/ドゥシェク:ピアノ作品集(ブラウス/コッホ/リュビモフ/ポブウォツカ/ポワザ/ルトコフスキ)

    2018年、ハンブルクで開催された「第1回ショパン・フェスティヴァル」はモダン・ピアノとヒストリカル・ピアノを用いてショパンを演奏するというヨーロッパ初の試み。ショパンの時代の楽器と2015年に作られたスタインウェイの音色を聴き比べながら、ショパン時代の作品を堪能するというユニークな音楽祭です。このアルバムはシューベルトとショパンの音楽で幕を開け、フォルテピアノの繊細な音色と作品の密接な関係を示唆します。19世紀になるとピアノの製造元はウィーンからイギリスに移り、奏でる音色も大きく豊かな響きが得られるようになります。そしてショパンの晩年、1848年から1849年の作品に彼の弟子グートマンとリストの作品を並べ、楽器の発展と、次世代へとつながるピアノ曲の可能性を見せています。ポブウォッカやリュビモフをはじめとした「ショパンの名手」が腕を競っているところも魅力的です。(2019/06/28 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574058