カザジャン, ハイク(1982-)
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20世紀の近現代ロシア音楽界を代表するボリス・チャイコフスキー。モスクワ音楽院でオボーリンにピアノ、シェバリーンとショスタコーヴィチに作曲を学び、「ショスタコーヴィチの次世代」を担う作曲家の一人として知られています。しかし戦後のアメリカでは、彼の音楽が全く評価されず、見かねた親友でチェリストのロストロポーヴィチが積極的に作品を紹介しましたが、それでもなかなか評価が変わることはありませんでした。チャイコフスキーはロストロポーヴィチに深く感謝し、このアルバムに収録された「独奏チェロのための組曲」と幻想的な美しさを持つ「チェロ・ソナタ」を献呈しました。チャイコフスキーの評価が高まってきたのは21世紀になってからですが、それにはロストロポーヴィチの理解と貢献が大きく関与しています。「ピアノ三重奏曲」は1956年、作曲家自身のピアノと、ピカイゼンのヴァイオリン、アルトマンのチェロによって初演され、若い作曲家が大きな称賛を得たバロック的な様式を持つ明快な作品です。(2018/07/27 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573783 |