アンスリー, ヴァージル
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フランスの作曲家、マイヤーの作品集です。彼は1955年にローマ賞を受賞、フランスの先進的な作曲家として輝かしいキャリアを歩み始めたのですが、1960年、29歳の時に突如作曲活動を止めてしまいます。しかし、21世紀になって活動を再開した頃に、偶然出会った被爆二世の女性を通して母親である「ハマ・キョウコ(濱恭子)」の壮絶な被爆体験を知ることになります。彼女は大阪の戦禍を避け、広島に避難していた時に原爆被害を受けてしまいます。その体験に深く心を揺り動かされた彼は、カンタータ「ヒロシマを生きぬいて」を作曲しました。そして、指揮者のデルヴィス=ブルニアス氏、など多くの人の力を得て、この録音が実現したのです。曲の最初では悲惨な情景が目の前に浮かぶでしょう。しかし、副題が示す通り、これは「希望、命への讃歌」であり、戦争の悲惨さを通して平和への強い願いがこめられているのです。作品が生まれるきっかけとなったエピソードもお届けいたします。(2011/08/17 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572623 |
【ヴェルサイユで再現される、17世紀の華麗な音絵巻】17世紀フランス宮廷で宮廷楽長として絶大な地位を誇ったリュリによる、モリエールとキノーという17世紀屈指の劇作家たちの演劇2作に添えられた音楽を中心としたアルバム。いずれも演劇として物語が進行する合間にリュリの音楽が挟まれていくという趣向で、そのための音楽部分のみを収録しています。演奏機会もそれほど多いとは言えない貴重な作品を、初演時の王室とゆかりの深いヴェルサイユ宮殿で制作されたフランス古楽器勢による新録音で聴けるのは貴重です。《ヴェルサイユの洞窟》は、宮殿内にある人工洞窟にまつわるお話で、台本はリュリと組んで多くの傑作を生んだ詩人フィリップ・キノー、《ジョルジュ・ダンダン》は成り上がりものの主人公が、頭は切れるが浮気者の若妻にさんざん振り回されるという喜劇で、台本は人気作家のモリエール。彼は初演時に自ら主人公ダンダン氏役で舞台にあがり、劇中に挿入された牧歌劇を歌う歌手たちと共演しました。《プシュケ》からの景気の良い音楽も取り混ぜて、ガエタン・ジャリ率いるマルグリット・ルイーズによる華麗極まりない演奏でお楽しみいただけます。録音も、豪華絢爛な装飾で知られるヴェルサイユ宮殿内の「十字軍の間」で行われたものです。(2020/10/09 発売)
レーベル名 | :Château de Versailles Spectacles |
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カタログ番号 | :CVS027 |