ドルフマン, アニア(1899-1982)
Search results:2 件 見つかりました。
リストの高弟タウジヒ以降、多くのピアニストがシュトラウス・ワルツの編曲を手がけました。その多くは、単にオケ版を鍵盤に移行したものではなく、ピアニスティックな効果を盛り込んだ創意・工夫のあふれるものでした。複数主題のコンビネーション、きらめくフィギュレーションといった書法を盛り込み、時には原曲を上回る幻想的な作品ともなりました。これら編曲の頂点に立つのは紛れもなくゴドフスキーで、彼の作品はリバイバルの波に乗りつつありますが、彼に準ずる魅力ある編曲が数多く埋もれています。このCDには19世紀ロマンティシズムの流れを色濃く残すピアニスト達が演奏した、リバイバルに値するそれら編曲の演奏を収録。絢爛たる鍵盤の妙技を堪能することが出来ることでしょう。(2007/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
---|---|
カタログ番号 | :8.111226 |
ロマン派以降、ピアノを弾くことはブルジョアジーの子女に教養としてもてはやされ、ショパンやリスト、アンリ=エルツなどは無数のそういった子女たちを弟子として教えました。才能を見込まれた一部の者は、コンサート・ピアニストとして、あるいはサロンで演奏を行ったり、教鞭をとったりしました。とはいうものの大部分は泡沫ピアニストで、ピアニストとして確たるキャリアを築き、それを維持していった者はほんの少数でしかありませんでした。しかしながら限定された範囲内において魅力的であった女流ピアニストも少なからずおり、このCDに残された録音を聞くと、彼女たちが自分に適した小品を生き生きと弾いていることがわかります。(2006/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
---|---|
カタログ番号 | :8.111121 |