Home > CD & DVD > Artists

 CD & DVD/BD



パイダッシ, ソレンヌ

Search results:2 件 見つかりました。

  • 詳細

    ティリオン:ピアノ三重奏曲 Op. 11/弦楽四重奏曲 Op. 10 (ワグシャル/パイダッシ/カイック/スタニスラス四重奏団)

    ナンシーに生まれ、オルガニストの父から音楽の手ほどきを受けたルイ・ティリオン(1879-1966)。地元の音楽院でまずはピアノとオルガン、ヴァイオリン、やがて作曲を学びます。20歳の時にオルガン科の助教授に任命されますが、戦争で中断、その後はストラスブール音楽院を経て、また1944年からナンシー音楽院で指導にあたるなど教育者として知られた人です。ある時までは作曲家としても知名度を誇っていましたが、1914年、火災で作品のほとんどが焼失、その後、1920年に愛妻を亡くし失意の淵に沈んでしまい、その後は教育に専念すると決意し、作曲活動は止めてしまいました。それでも残された幾つかの作品は素晴らしいものであり、このピアノ三重奏曲と弦楽四重奏曲もドビュッシーやシャブリエの影響と、フランクの影響がブレンドされた充実の音楽です。(2016/09/28 発売)

    レーベル名:Timpani
    カタログ番号:1C1237

  • 詳細

    マニャール:室内楽作品全集(ヴァグシャル/パイダッシ/トマ/エリゼ四重奏団/アンサンブル・イニシウム)

    2014年はマニャール(1865-1914)の没後100年にあたります。彼の父はベストセラー作家で、フィガロ紙編集主幹のフランシス・マニャールでしたが、アルベリクは親の七光りを嫌い、経済的援助は受けずに自立しようと決意します。法律を学び、パリ音楽院ではデュポアとマスネに師事しますが、ヴァンサン・ダンディに心酔し、個人的に彼から4年間作曲法を学びました。第1番の交響曲はダンディに献呈されています。第1次世界大戦注にドイツ兵の襲撃から自宅を守ろうとしたマニャールは、激しい銃撃戦の末、ドイツ兵の放った火が原因で自宅は焼失、その際いくつかのスコアとともに、彼自身も焼死するという痛ましい最期を迎えたことでも知られています。彼の作品はフランス風というより、ダンディの師であったフランク、ひいてはドイツ・ロマン派の影響を受けており、堅固な形式の中に時折見られる循環形式や、叙情的なメロディなど、なかなか興味深い面を持っています。CD4は、彼の作品についてのレクチャー(フランス語)が収録されています。(2014/11/26 発売)

    レーベル名:Timpani
    カタログ番号:4C4228