アームストロング, ルイ(1901-1971)
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アール・ハインズって、テディ・ウィルソンほどのバランス感覚は無いけど、ピアノという、ことジャズにおいてはダイナミック・レンジの狭くなりがちな楽器をダイナミックに鳴らすということにかけては第一人者ですな。テディ・ウィルソンの美学がハンク・ジョーンズに引き継がれたとすれば、アール・ハインズの美学はエロール・ガーナーに受け継がれたと言ってもいいな。ここでの聴き物は、ピアノ・ソロで彼の美学がフルに味わえる(3)(4)(7)(10)(12)(16) といったところでしょうな。調律のあまり良くないピアノで弾いたのが気の毒だが、結構ハマりそう!(2002/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120581 |
(2002/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120585 |
ジャズを最初に録音した人は、最初に演奏した人よりもエライのではないか・・・僕は長いことそう思っていた。ここにあるのは、紛れもないジャズの草創期の姿。音楽的には、ベースというものが無く、代わりをバンジョーが務めている点が耳を惹く。また、ここではあくまで集団即興が中心となっており(キング・オリヴァーあるいはサッチモが中心ソロイストではあるものの・・・)、この路線を発展させていったらどうなっていたのか、という思いにも駆られる。歴史に if を持ち込んで聴いてみるのもいいものでは?(2003/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120666 |
スウィンギーでノリのよいコーラスを繰り広げるミルス・ブラザースの第2集は、1934年から1938年の録音を収録。ハーモニー的には、シンプルなコーラスワークでありながら、ちっとも古びた感じがしないのには、まったくもってまいりました!〈ライムハウス・ブルース〉、〈ルルが町にやって来る〉、〈キャラヴァン〉といった後にモダン・ジャズのプレイヤーが愛奏することになるナンバーも、イタリア産の〈フニクニ・フニクラ〉も、彼らが歌うとなんと楽しげに響くことでしょう!サーヴィス精神旺盛なルイ・アームストロングと共演した4曲では、洗練されたセンスと泥臭いノリが互いに混ざり合い、独特のエンターテインメント感覚が醸し出されています。(2005/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Nostalgia |
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カタログ番号 | :8.120680 |
私、ビリー・ホリデイ苦手です。何度も書いたが、カーメン・マクレエとかメレディス・アンブロシオあたりを聴いているのが気持ちイイ私にとって、ビリー・ホリデイの「暗さ」がタマランのです。が、この音盤、まず気持ちイイ。結構優雅で、バックもいい。貧乏臭くない。少し、ユルいですが、これがビリー・ホリデイの「本来の魅力」だと言われると反論できない。特に「恋とは何でしょう」とか「ノー・グレイター・ラヴ」あたりをこんなに歌詞をハッキリと、ユッタリとしたテンポで歌われると「ああ、これはこれでいいのだ」という気分になってくるから不思議。ついでに、「アイ・ラヴス・ユー・ポーギー」はと、聴いてみると、これも絶品。説得力はニーナ・シモンに劣りますが、いやいい気分。(2005/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120750 |
第一次世界対戦後の混乱の中、独自の「退廃音楽」を作ったワイルは、『三文オペラ』など、社会主義者の劇作家ブレヒトとコラボレーションした作品で脚光を浴びました。その後ユダヤ人としてナチスから非難を浴び、アメリカに亡命してからは、ブロードウェイの世界で活躍します。そして『セプテンバー・ソング』や『スピーク・ロウ』など、スタンダード・ナンバーになった歌も生まれました。このアルバムには、最初の妻である歌手ロッテ・レーニャをはじめ、ブレヒトやワイル自身の貴重な録音を収録。ハイフェッツやサッチモのひねりのきいたアレンジも聴きものです。ワイルの全貌を同時代の音源からたどる好企画盤といえましょう。(2007/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Nostalgia |
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カタログ番号 | :8.120831 |
(2002/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120609 |
(2004/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120735 |
サッチモは、ジャズ史上最初の完成された「芸人」だ。個性に彩られた「芸」という「商品」を、この人ほど上手く自己演出しながら繰り出した人は居ない。アブドーラ・ザ・ブッチャーに近いと言える。ところで、トランペット吹き(サッチモはコルネットを吹く場合が多いが・・・)というのは、マイルスが出現するまで「明るいバンドマン」の典型であった。そういうイメージを作ったのはサッチモだ。スキャットも、あのハスキーなヴォイスも彼が始めた。結構、凄いスよ。ついでといってはナンだが、アール・ハインズのピアノもいいです。(2001/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120541 |