モスクワ・カペラ
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「ユダヤの王」は帝政ロシアのコンスタンティン皇子が書いた宗教劇で、1914年にエルミタージュ劇場で皇子自らがヨゼフ役を演じて初演されました。グラズノフは1912年にこの劇のための音楽を依頼され、翌年完成しています。作品はきわめて美しく荘厳であり、ほどよいオリエンタリズムが全曲を支配しています。とりわけ広大な大地の清涼な夜明けを思わせる第2幕間奏曲、透明な哀しみを奏でる第4幕間奏曲、抜群の寂寥感が胸を締めつけるミュゼット、合唱を伴って感動的に歌い上げる賛歌は聴き応えがあります。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553575 |
「雪娘」はオストロフスキーの劇のための付随音楽です(後に同じ題材をリムスキー・コルサコフがオペラ化)。スタンダードなレパートリーから消えてしまった作品が、ロシアの演奏家たちによる新録音、ナクソス価格で登場です。バレエ「眠れる森の美女」やオペラ「エウゲニ・オネーギン」に共通する魅力を見出していただけることでしょう。1曲選ぶなら11、このチャイコならではの息が詰まるような抒情は最高です。14もチャイコのバレエ音楽ファンに強くアピールする激しいリズムの逸品。全曲にわたって混声合唱が活躍するのも特徴です。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553856 |