楠千里(1979-)
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アゼルバイジャンの作曲家、カズラエフ(1931-)の珍しいピアノ曲を集めた1枚。彼は地元バクーの音楽院で学び、その後レニングラードでボリス・ザイドマンから作曲の指導を受けます。レニングラードではマキシミリアン・シテインベルグからも教えを受け、学生時代からダゲスタンのオーケストラで芸術監督を務めるなど目覚しい活躍をします。そして、マハチカラでチャイコフスキーの名を冠した音楽院の教師を務めながら作曲活動に勤しみました。とは言え、彼の作品はこれまで「山からの乙女」など勇壮な管弦楽曲とジャズばかりが知られており、何曲かのピアノ曲は、まず耳にする機会がありませんでした。彼は同世代のカプースチンと同じように、ジャズに強い愛着を示しており、ここで聞ける作品のいくつかもノリのよいジャズ・テイストとなっています。演奏しているのは日本のピアニスト楠千里。メトネルとカズラエフ作品の研究家であり、カズラエフから直接マハチカラでの演奏会に招待されるなど、作曲家から全幅の信頼を寄せられている人です。(2016/10/21 発売)
レーベル名 | :Grand Piano |
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カタログ番号 | :GP688 |