ジェンキンソン, リチャード
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バロック時代、オランダの作曲家ヴァッセナールの代表作「コンチェルト・アルモニコ」。優れた筆致による華麗なイタリア様式の合奏協奏曲ですが、ヴァッセナールは貴族であったため自身の名で作品を出版することをせず、この曲集は長い間ペルゴレージの作品とされていました。1979年にヴァッセナール自身が所有していたトヴィッケル城の公文書館から署名入りの譜面が発見され、ようやくヴァッセナールの作品であることが証明されたという経緯があり、アマチュアながら優れた作曲家として歴史に名が残ることとなりました。演奏しているイノベーション室内アンサンブルはバーミンガム市交響楽団のメンバーで構成されています。(2019/06/28 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD0141 |
ダンテ四重奏団による弦楽四重奏曲集が好評を博したスタンフォードの室内楽作品集。今作はダンテ四重奏団のメンバーに、同じく実力派エンデリオン四重奏団のメンバーを加えて弦楽五重奏曲を収録した1枚。1904年に初演されたブラームスを思わせる重厚な雰囲気を持つ2曲の五重奏曲は、ライプツィヒ、ベルリンで学んだスタンフォードが師と仰いでいたヨーゼフ・ヨアヒムを念頭に置いて作曲した作品。第2楽章ではアイルランド民謡が用いられるなどスタンフォードらしさも際立ちます。世界初録音となる第2番も、60年前のヨアヒム初の英国訪問を記念したという曲。どちらも偉大なる師への尊敬の念が込められています。1880年に書かれた間奏曲は、もともとクラリネットとピアノのための作品ですが、ここでは作曲家自身がチェロとピアノ用に編曲した版が使われています。ピアノを担当するのは名手ベンジャミン・フリスです。(2020/12/25 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD0623 |