マッケイブ, ジョン(1939-2015)
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イギリスの作曲家でピアニストとしても知られたジョン・マッケイブ(1939-2015)。ハイドン演奏のスペシャリストであるとともに、イギリス近現代作品を積極的に紹介した功績が讃えられています。あまり知られていませんが、実はマッケイブはグリーグ作品を大変愛しており、生涯に渡ってグリーグを崇拝していました。とりわけ各地の民謡を集めた「スレッター」はマッケイブの愛奏曲であり、この刺激的な作品から多くノインスピレーションを得たと語っています。アルバムの録音は1978年に行われましたが、オリジナル・テープの損傷が激しかったため、SOMM RECORDINGSのエンジニア、マーティン・ニコラスとポール・アーデン・テイラーがテープを丁寧に修復、アナログの温かい響きはそのままに、明快なサウンドとして蘇ったというものです。(2019/07/26 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD0154 |
ケープタウンに生まれ、1940年代から1950年代にかけてロンドン王立音楽アカデミーで学んだ作曲家ジョン・ジューベル(1927-)。彼の作品は独特のメロディと刺激的な感性に彩られたもので、このアルバムに収録された4つの歌曲集のどれもが印象的な風合いを持っています。リコーダーとソプラノという不思議な組み合わせによる2つの歌曲集「時の針」と「ばらは風に揺れる」を聴いただけで、この作品に取りつかれることは間違いありません。2つの旋律が絡みあい風の中に溶けていく様は、まさに小さな宇宙であり無限の可能性さえ感じさせるものです。また「シュロップシャーの丘」と「エミリー・ブロンテの6つの詩」でピアノを担当しているジョン・マッケイブもイギリスを代表する大作曲家であり、この芸術的コラボも見逃せないものとなっています。(2014/02/19 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0045 |
ジョン・マッケイブ(1939-)はイギリス、リバプール生まれの作曲家です。彼はピアニストとしても知られ、自作を含む現代音楽から、ハイドンのピアノ・ソナタまで幅広いレパートリーを持ち、素晴らしい活躍ぶりを見せています。そんな彼ですが、2010年8月29日に「最後の公開ピアノ・リサイタル」を行い、半世紀にわたるピアニストとしての活動に終止符を打ちました。このアルバムはその記録となります。シューベルトのソナタ、ラヴェルの「」など、郷愁がにじみ出る一連の作品を始め、彼の友人の曲、及び自作の「テネブレ」で洒落た“別れ”を告げるマッケイブ。まだまだ活躍を期待しても良いのでしょうか??? ( 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0139 |
1 ( 発売)
レーベル名 | : |
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カタログ番号 | :2011.12.21 |
ハイドンのスペシャリストとして知られると同時に、バロック作品の解釈でも定評があった英国出身の名ピアニスト、ジョン・マッケイブ(1939-2015)の演奏を集めたアルバム。バッハやヘンデルと同時代に多数の鍵盤楽器のためのソナタを残したドメニコ・スカルラッティと、その100年後に活躍した「ソナチネ」でお馴染みのムツィオ・クレメンティによるソナタ集です。1981年にロンドンで録音され、ハイペリオン・レーベルより発売された2枚のLPをアナログ・ソースよりリマスターし、CD化したもの。収録されている作品はいずれも、モダン・コンサート・グランド・ピアノの機能を生かした素晴らしい演奏です。(2019/11/08 発売)
レーベル名 | :Divine Art |
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カタログ番号 | :DDA21231 |
イギリスのピアニスト兼作曲家、ジョン・マッケイヴ(1939-2015)。ピアニストとしてはハイドン演奏のスペシャリストであるとともに、同時代の作品にも精通しており、数多くの作品を紹介、録音してきました。このアルバムは1985年に録音されたオーストラリアとアメリカの現代音楽を集めた1枚で、これを録音するためにマッケイヴはわざわざシドニーのEMIスタジオに出向いたのですが、出来上がったものは何故かリリースされることがありませんでした。このマスターは、スタジオが閉鎖された際に紛失したと思われていましたが、2018年に奇跡的にカセットコピーが発見され、これをリマスタリング。今回CDとして蘇りました。マッケイヴ自身が選んだ様々なスタイルによる作品は、どれもユニークで聴きごたえのあるものばかりです。(2019/07/19 発売)
レーベル名 | :Metier |
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カタログ番号 | :MSV28585 |
ジョン・マッケイブ(1939-)はリヴァプール生まれの作曲家、ピアニスト、そして指揮者です。日本では比較的ピアニストとしての知名度が高く、1970年代に録音されたハイドンのピアノ・ソナタ全集(DECCA)は、類い稀なる完璧さを誇るコレクションとして人気を獲得したのでした。しかし、彼は7曲の交響曲をはじめ、15曲の協奏曲、その他たくさんのピアノ曲や、舞台音楽など多岐に渡る作品を書いた作曲家でもあります。ピアニストとしては2010年に「最後の公開ピアノ・リサイタル」を行い、事実上の引退宣言をした彼ですが、ファンはまだまだその活躍を期待しています。このアルバムでは、彼の60年代の作品を中心に収録、なかでも「チューニング」は彼の唯一の「指揮者」としての演奏です。その音楽は素晴らしく有機的で、常に感情豊かであり、時として爆発的なエネルギーを放射するもの。かなり入り組んだ音楽ですが、魅力的な響きを有しています。(2015/01/28 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.571370 |
先頃、惜しまれつつこの世を去った、作曲家、ピアニスト、ジョン・マッケイブ(1939-2015)。彼は2010年に「最後の公開ピアノ・リサイタル」を開催して、ピアニストの活動から事実上の引退宣言をしていました。そんなマッケイブのこのアルバムは、1998年に録音された「自作自演集」です。もともとBMS=British Music Society(マッケイブが会長を務める、イギリスの知られざる作曲家を紹介するために設立されたレーベル)に録音されたアルバムであり、まさにマッケイブを知るための1枚なのです。各々の作品については、聞いていただくのが一番なのですが、かの名ピアニスト、ジョン・オグドンがマッケイブの作品に心酔したことからもわかる通り、超絶技巧を駆使し、また極めて学究的で、細部も考え抜かれた精巧かつ複雑な音楽が展開されているものばかりです。まるで巨大な建造物を思わせるマッケイブの作品、ぜひ体験してみてください。とりわけ演奏時間に30分近くを要する「ハイドン変奏曲」の圧倒的な音の羅列は一度味わったらやめられません。ただし、そのハイドンの主題はかなり変形されているので、探し出すまでに曲が終わってしまうかも知れませんが。(2015/09/23 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.571367 |
音楽は抽象的でなくっちゃというシブ好みの貴方、20世紀英国にもこんな作曲家がいます。映画音楽で生計をたてながら、実は先進的な作曲家だったロースソーン。9のように無調なのにかっこいい音楽は、そうそうあるものではありませんが、このヴィオラソナタは絶品です。冒頭の暗闇が聴き手を覆うチェロソナタも渋さの極み。日本人演奏家や作曲者と関係のあるマッケイブがピアニストとして加わる事にもご注目ください。独自路線を歩んだロースソーンの音楽を廉価でまとめて聴けるのはナクソスだけ、その中でも特に注目盤です。(2000/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554352 |